【2023年いちばんイラッとした岸田政権の政策ランキング】トップは「紙の健康保険証の廃止」
を選んでその理由を記してもらうアンケートを、全国の20代以上の男女を対象に緊急実施した。
【1】低所得者世帯への7万円給付
岸田首相は、物価高騰などへの対策として、住民税非課税世帯への7万円給付を年内に行うとしていた。しかし年末年始に支給が間に合う自治体は全国の2割弱という状況だ。
住民税非課税世帯とは、生活保護法による生活扶助を受けている人や、障害者、未成年者、ひとり親などで、前年の世帯全員の合計所得金額が135万円以下の人などが該当する。
この給付に対して、アンケートでは「イラッとした」政策の第2位となる81票を集めた。
コメントは以下のとおり。
《納税者を無視しているように思う》(46歳男性)
《低所得者ばかり支援されている。私はギリギリ低所得ではないのでいつも対象外》(44歳女性)
《不公平》(35歳男性)
一部の人のみを7万円給付の対象としていることが、給付を受けられない人からすれば、不公平に感じられるのかもしれない。
【2】防衛費増額
2位とは1票差で「イラッとした」政策の第3位となった防衛費増額。
政府は、2023年度から5年間の防衛力整備の水準を、現行の計画の1.6倍にあたる43兆円程度として進めている。