GACKT 15回目の「卒業式ライブ」現場撮!「ボクがやり続ける本当の理由」を初自白
『これから夢に向かって歩き出す学生たちの背中を押すことが少しでもできるなら』という想いで、毎年3月、中学校や高校の卒業式にサプライズで登場し彼らの門出を祝うものだ。
卒業式イベントの数年後に、その学校の卒業生と何回か偶然出会ったことがある。新しく立ち上げた会社の集まりに出席した時に、「自分の高校の卒業式でGACKTさんが来てくれて、とにかく頑張ろうと思ってここまで頑張りました!」と言われればやはり嬉しいものだ。ラジオ局で会ったこともあった。ラジオ番組のゲストに来ていた会社の社長で、「実はあの時、生徒でいました。あの時に勇気をいただきました!」と言葉を届けてくれた。ボクが背中を押したきっかけは小さいことかもしれないが、その彼らが前に進んで一つの結果を出している。意味があったことを再認識できる。
それは本当に嬉しいことだ。彼らは頑張ったんだなと。
[卒業式ライブ]は、ボクがやりたいからやっている。2011年の東日本大震災を受けて一つの考え方が変わった。ボランティアをやったことで一部のゴシップ誌から酷く叩かれた。挙句の果てには、[集めた金を盗んだ]とまで言われる始末だ。翌年には当時所属していた事務所にマルサが入った。