キャベツは1.5倍、レタスは1.45倍と野菜高騰!“平年よりも安い”意外な食材は?
だ。
■比較的お手ごろなじゃがいもを上手に活用しよう
農林水産省の発表によると、生産地の北海道と鹿児島での収穫が順調だったことから、全体的に出荷数量が平年を上回っており、比較的安く市場に出ている。
その価格が下がっているじゃがいもを賢く利用すべく、管理栄養士の岩﨑啓子さんにじゃがいも料理を教えてもらった。
「じゃがいもはビタミンC、整腸作用のある食物繊維、利尿作用のあるカリウムなどが含まれた食品で、加熱してもビタミンCが壊れにくいという優れた特徴があります」
食物繊維は100g中8.9g含まれていて、これは日本人女性が1日に目標とする食物繊維18gの約半分にもなるという。
高騰している葉物野菜の代わりにじゃがいもを千切りにしてゆでておひたしにしたり、にんじんの代わりに千切りしたじゃがいもでラペを作ることもできるのだそう。
「今の季節だと新じゃがをみずみずしくいただくことができます」(岩﨑さん、以下同)
じゃがいもを使ったレシピは、じゃがいものよさを引き出す調理法。
「じゃがいもだけミネストローネ」は、トマトジュースを使うのがポイント。
「トマトジュースには抗酸化作用のあるβカロテンが含まれています。