「お返しはしたいので、待っていてください」長瀬智也 バイクレースに出場!明かした“バイク愛”と“役者業復活”への思い
と口を大きく開けて談笑する姿は以前と全く変わらなかった。
ストレッチや精神統一をしながら、他の選手たちとコミュニケーションを楽しんでいた長瀬だが、スタートが間近になると一転、ヘルメットをつけて真剣な顔つきになり、サーキットに向かった。
スタートとともに爆音が鳴り響き、猛スピードで走り出すバイクたち。車体を倒してレーンすれすれに走る姿はかっこよかったが、危険と隣り合わせのスポーツであることが改めて感じられた。
■「見てくれる人がいないと表現者になれない」
レース終了後、長瀬の囲み取材が始まった。
「今日はお集まりいただき、ありがとうございます。まさかこんなに来てもらえると思いませんでした。僕のSNSを見て来てくれたのかな、と勝手に思っていますが。
バイクのシーンを盛り上げたいという一心で、微力ながらにお手伝いできることがあればと思い、発信させていただいています。
僕らにとってバイクレースはすごく刺激的な場所だし、自分はオートバイやレースに救われた身なので、きっと自分たちと同じような人間がまだ日本にはいるんじゃないかなと思っています。いろんな表現をしてきた人間としては、見てくれる人がいないと表現者になれない。