MEGUMI、小池栄子を発掘した野田義治氏。“最後の女優”に「可愛いくない子」を選んだ理由
『花の命は短くて~』っていう言葉は全くその通りで。胸の大きい子はのちのち胸が邪魔になる。スタイルをセールスポイントにすれば、スタイルでしか売れなくなる。ルックスだけでは女優の魅力は頭打ちとなり、結局は短命に終わってしまう。だから最近も“どうして水着やらないの?”と言われることがあるけど、現在でそれをやって売れるとは思わないんです」
「そんなに可愛くない」や「見た目はそこそこ」と、矢崎にたいして辛口な評価を下す厳しさも。あえて厳しい態度は、矢崎を慢心させまいという愛情のため。野田氏が「根性強さ」をもっていると言う矢崎は、その要求に応えるメンタルを持ち合わせていると言えるのかもしれない。矢崎は、いまでは野田氏の辛口発言に「免疫」ができたという。
「最初に会ったときに言われた『お前はそんなに可愛いくない』って発言は真に受けっちゃって、少しグサッときていたんです。でもこういう事を誰にでも言うし、みんなの前でも言うから慣れてきて免疫ができちゃいました(笑)」(矢崎)
■女優に必要なのは“パクリ”
野田氏が手塩にかける矢崎は、現在CMやドラマを中心に活躍の場を広げている。近年では「ミスタードーナツ」