MEGUMI、小池栄子を発掘した野田義治氏。“最後の女優”に「可愛いくない子」を選んだ理由
や「かんぽ生命」のテレビCMなど着実にメディア露出が増加。そんな矢崎の目標は、現在放送中のNHK連続テレビ小説『虎に翼』のヒロイン・伊藤沙莉。伊藤と矢崎には特徴的なハスキー・ボイスという共通点もある。
「伊藤さんのような朝ドラのヒロインを目標にしています。ですが、最終的にはいろんな作品にコンスタントに出ている女優さんになりたい。癖のある役もやっているのにずっと使われ続けているような、自分の色を持っている役者さんに」(矢崎)
コンプレックスだった声も、徐々に自分の個性であると前向きに捉えられるようになったという。
「声がいいとほめてもらえることが増えました。前はコンプレックスだったんですけど、この仕事を始めてからほめてくれる方々が本当に多くて、自分の個性なんだなって」(矢崎)
現在は野田氏の指導の下、女優としての基本的な所作を重視してレッスンに励んでいるという。
「できることは一通りやらないと。お芝居も発声も踊りも。いつなんどき役に立つか分からない。自分の引き出しを広げること。まだその重要性を本人が分かっていないかもしれないけれど」(野田氏)
「最初は演技のレッスンに5年くらい通わせてもらいました。