くらし情報『MEGUMI、小池栄子を発掘した野田義治氏。“最後の女優”に「可愛いくない子」を選んだ理由』

MEGUMI、小池栄子を発掘した野田義治氏。“最後の女優”に「可愛いくない子」を選んだ理由

1年前からは別の演技レッスンに通って、合わせて最近は歌のボイス・トレーニングに行っています。あとは日本舞踊の所作の勉強もしているんです」(矢崎)

意外だが、野田氏にとってタレントの外見にこだわりはそれほどないという。

「今ではキレイとか可愛いなんて子は履いて捨てるほどいる、あとは演技の腕しかないんです。一番肝心なことは常に言っているんだけど、それは『パクり』。要するにまず猿真似でもいいんです。

特に往年の女優たちから学んでもらいたいね。大竹しのぶさんが出演している初期の作品『青春の門』なんかね。ほかにも昔の女優でいえば大原麗子さんと加賀まりこさんとか。
コケティッシュだけどどこか明るさを持ち合わせているような、彼女たちみたいなお芝居が理想的ですね。『不適切にもほどがある!』の河合優実も、少しタイプが違うけれど独特な存在感がありますよ。じつは彼女のマネージャーは昔俺のところにいた人なんだけどね」

演技の基本を学ぶ一方、「バラエティの楽しさも最近知った」という矢崎。阿波踊りやクラシックバレエ、バスケットボールで鍛えた運動神経も持ち味だ。

「アクションとかもやってみたい。バック転とかできたらいいですね(笑)」

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