aikoを脅し、スタッフも一掃…24年支配された“育ての親”プロデューサーの「洗脳手口」
とたとえるなど、千葉被告のことを極めて強い言葉で非難した。
総額5億円超の金銭トラブルの当事者である千葉被告はaikoにとって、デビュー当初から支える“育ての親”といわれた人物だ。
「aikoさんは、短大在学中に出場したコンテストで優勝し、レコード会社・ポニーキャニオンの目に留まりました。ほどなくして担当についたのが千葉被告です。 3rdシングル『花火』がスマッシュヒットし、その翌年には『NHK紅白歌合戦』に初出場を果たすなど、人気歌手の仲間入りを果たしました」(音楽関係者)
当時、千葉被告は公私にわたってaikoのサポートにあたった。
「千葉被告は人たらしな一面があるやり手のプロデューサーで、基本的にアーティストから信頼を得るのがうまい人でした。aikoさんに対しても、上京の際に入居する物件の相談に始まり、日常生活の相談によく乗っていました。売れ始めたころ、周囲のスタッフから『関西弁ではなく標準語で話したほうがいいのでは?』という声が上がった際も、aikoさんに『そのままで大丈夫』と説いたのが千葉被告だったそうです」(前出・音楽関係者)
結果的に、音楽番組で見せる親しみやすいキャラクターにつながったともいえるだろう。