三田佳子75歳の“逃げない”人生哲学「何事にも真正面から」
■人生とは、自分の肉体という絵筆で描くもの!
「私が女優として生きてきたのは『人生というものを自分の肉体という絵筆で描きたい』から。それが私の人生の哲学。下手、上手はキャリアにもよるけれど、命がけで一生懸命演じるのは当たり前。私は一度も演技に手を抜いたことはありません。だから、ものすごくパワーを使うんですよ」
■逃げない、ブレない、引きずらない!
「私はいろいろな役を演じてきていますが、自分の根幹は全然ブレないんです。何事にもいつも真正面から対峙して、逃げない。家族の件でかなりバッシングされましたし、『女性自身』にもひどく書かれましたが、あのときはあのとき(笑)。今はもう大丈夫ですよ。
私、引きずらないんです」
■死ぬときは死ぬ。それまでは精いっぱい!
「寿命というのは決められていて、生まれたら必ず死ぬもの。私も死ぬときがきたら、ポンッと逝くんだろう、今は生かされているんだとつくづく思うんです。だから、それまでは精いっぱい生きればいい。すべては自分の人生。苦もあり楽もある。やっぱり生きるってすばらしい」
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