三田佳子 有名になっても「あのころは毎日泣いていたんです」
1年間ほとんど休みはありません。でも、どうしてもと懇願されて、やらざるをえなかった。やるからにはと、必死でやりました。そうしたら、大河主演の2年後、’96年には子宮がんに……」
中山「災難が降りかかりますね……」
三田「『50代になったら、ちゃんと検診を受けたほうがいい』と知人の医師に説得されて、渋々検査に行ったら、見つかったんです。すぐに治療に入りました。『入院するなら、おいしい物も食べられないから』と、友人たちがおすしを取ってくれたのですが、みんなは胸がいっぱいなのか、全然箸が進まない。それなのに私ったら全部食べたんですよ(笑)」
中山「精神力がハンパないですね(笑)」
三田「私は神がかってポジティブなのね(笑)。『私の人生も捨てたもんじゃない。
がんという病気にも出合い、経験できるんだと思った。私の人生はドラマチックに盛り上がった』と病室で書いて。マネージャーの口から伝えるより、自分できちんと伝えたくて手紙を託しました。これっぽっちも死ぬなんて思ってなかったんですけど、本当は危険な状態だったのにね〜」
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