これなら疲れない! 片づけの達人に教わる「ゆる捨て」の極意
シンプルな生活に憧れている人も増えていると思います。でも四季のある日本で、服を10着しか持たないというのは、やっぱり無理がありますよね。整理整頓は、ゆるく考えると疲れないのです」
そんな、“ゆる捨て”の極意をすはらさんが教えてくれた。
「まず、ごみ袋でも紙袋でもかまいません。3つの袋を用意しましょう。それぞれ捨てるモノ、取っておくモノ、迷ったモノを入れていく袋です。処分候補をひとところに集めたら、どんどん分けていきます。捨てるか取っておくかは、3秒の直感で決める気持ちで。
自分にとって大事だなと感じるモノは、迷わず取っておきましょう。3秒以上悩んだら、迷ったモノの袋に入れてしまいましょう」
なんと片づけタイムは1日15分ほどでよいという。
「最初は集中力を切らさないために、そのぐらいがちょうどいいと思います。もちろん慣れてきたら、少しずつ延長していってもOKです。捨てると決めたモノは、すぐに処分し、取っておくと決めたモノは、どんどん収納してください。迷ったモノについては、一時保管用の袋かボックスに入れて、1カ月後、3カ月後、1年後に再点検してみてください。