ベストセラー作家佐藤愛子 怪現象を美輪明宏に相談していた
鶴田「美輪明宏さんに相談されましたよね」
佐藤「美輪さんの霊視力は本当にすごかったです。知り合いに勧められてお電話したら、『あなた、とんでもないところに家を建てたわね』と、言われて……」
心霊現象は、その後ますますエスカレートしていき、佐藤さんが東京に帰ってきても、発生するようになった。一連の現象が解決へと向かうきっかけになったのが、鶴田医師との出会いだった。
鶴田「佐藤先生の『こんなふうに死にたい』(新潮文庫)を読んで、先生が心霊現象に苦しめられていることを知りました。私自身も17歳のころに父を亡くしてから一時期、人や自分のオーラが見えたりなどの霊的体験があり、心霊現象には強い興味がありました。それで自著『飛騨の超人』にファンレターを添えてお送りしたところ、すぐにお返事があったので驚きました」
佐藤「鶴田先生に心霊現象を相談するようになって、急速に親しくなったのです。実はそれには理由があったんですよね」
鶴田「美輪明宏さんの霊視によれば、私たちには前世からの因縁があるそうで、こんなビジョンが見えたそうです。