ベストセラー作家佐藤愛子 怪現象を美輪明宏に相談していた
佐藤「私が北海道の何もない不便な山に、わざわざ苦労して別荘を建てたのも、実はアイヌたちの霊を鎮めるという使命があったからなんですね。当時は、自分がおっちょこちょいだからだと思っていたのですが(笑)」
鶴田「実はこの対談の依頼を受けたとき、編集部から『佐藤先生が元気な理由を、医師として解説してください』と、言われたのですが、非常に困っています(笑)。佐藤先生は、健康法には全然関心がありませんから……」
佐藤「何を食べたほうがいいとか、食べてはいけないとか、まったく無視しています。一昨日は、朝に牛乳を1本飲みました。パンを食べようと思ったのですが、午後に歯科医の予約を入れていたんです。パンを食べると、また歯を磨かなくてはならないのが面倒くさくて、そのまま出かけました。受診後に、万年筆を買うために銀座三越に行って、とりあえず夕飯のお総菜とかを選んでいたら、空腹でフラフラになって……」
鶴田「佐藤先生、それは脱水と低血糖の症状ですよ!」
佐藤「どこの喫茶店もいっぱいで、ついに倒れそうになったので、トイレで水を飲んだんです(笑)」