くらし情報『映画を作るワケ『べっぴんさん』1週間まとめ読み【第24週】』

映画を作るワケ『べっぴんさん』1週間まとめ読み【第24週】

と告げる古門。健太郎にエイスへの出資をやめたのも同じ理由なのかと聞かれ、健太郎ほどの人材がキアリスで働くのはもったいないと言い、立ち去った。

その夜、風呂上がりに一人、ベランダで考えに耽る健太郎。発表会での栄輔を見て、人を惹きつける魅力があり、「それがこれまでの成功を導いたんやろな」とすみれに語る健太郎。すると、すみれは、「成功って、何を言うんやろうね?」と訊ね、お金持ちになることや自分の業績を世間に見せつけることが成功なら、自分は成功なんてしなくてもいいと語る。そして「それなら何を目指します?

という健太郎の問いに、「私は誰かの笑顔を想像しながら日々、過ごすことかな」と答えるのだった。

すみれたちは、映画制作のメンバーや家族をキアリス本店に招き、キアリスガイド映画版「ようこそ赤ちゃん」の上映会を開くことに。子育てに必要な知識がわかりやすく紹介された映像は大好評を得る。
挨拶に立ったすみれたちは、この映画は赤ちゃんを迎えられる明日のお母さんのために、頑張っているお母さんのために、そして明日のキアリスのみんなに向けて作ったと話す。そして50年後、60年後、会うことのできない人たちにキアリスが受け継がれても「私たちの原点にある思いは決して変わることはありません。

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