稲田朋美「先生に媚を…」同級生語った“嫌われる女の原点”
同級生と交流があまりなかった稲田氏は、いつしかクラスでも“特別な存在”になっていったようだ。前出・女性の同級生は続けて語る。
「“つばき”が大声で笑うのを見たことがありません。大人びた雰囲気で、近寄りがたい存在でもありました。私らとは、ちょっと違うと(笑)。放課後にみんなで遊びに行こうとなったときも遊ぶときも、誰かが『つばきは勉強せんとあかんから、そっとしといたげよ』と言って、最後は『誘わんとこなー』で、つばき抜きで遊んでいた記憶があります」
地味な存在なのに、先生には取り入ってお気に入りに。そうしてクラスでも一目置かれるようになっていった稲田氏。重鎮の政治家に気に入られることによって出世した今につながるエピソードだが、彼女を支えてきたのは父親だったようだ。
別の同級生男性は語る。
「彼女とは本の話もしましたが、考え方はお父さんの影響をかなり受けていたようですね。難しそうな小説をよく読んでいたから、『なんでそんなん、読んでるの?』って聞くと『お父さんに読めって言われた』とうれしそうに話していました。