くらし情報『桂歌丸 妻語る復帰への執念「病室でも落語本」と引退宣言否定』

桂歌丸 妻語る復帰への執念「病室でも落語本」と引退宣言否定

この言葉は“「引退」宣言”として報じられた。

だが、冨士子さんはきっぱりと否定する。

「それは言っていません、引退はね」

突然声が大きくなり、力がこもる。「師匠としては、やはり“生涯現役”を貫くおつもりですか?」と聞くと、こう答えた。

「そうでしょうね。自分でもいつもそう言っていますから。退院してもそのまま復帰とはいかないでしょうが、気持ちの上では『すぐにでも』と思っているのではないでしょうか」

高座で逝けたら本望――。病床にあっても落語家として生涯をまっとうしたいと、歌丸師匠は“執念”をみせているという。


「病室で稽古はさすがにしませんけど、落語の本を持っていっています。それを読んでいますね。だから、これからも一応まだやるつもりなんだと思います。私も好きなことをやってもらうのがいちばんいいと思います。引退して夫婦でゆっくり余生を楽しむなんて考えたこともありませんから」

これからも歌丸師匠は、夫婦二人三脚で“生涯落語家”としての道を歩み続けていく――。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
漫画家・脚本家募集LPバナー 上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.