全部当てはまれば“スマホ廃人”!依存度チェックリスト
「スマホで1日500円か600円くらい稼げたらいいな。最初はそんな軽い気持ちだったのですが、熱中しすぎて家事も手につかなくなり、子どもたちのこともほったらかしに……。夫からは叱られるやら、軽蔑されるやらで、夫婦関係も危機的な状態です」
そう語るのは、東海地方に住む秋葉紀子さん(40代・仮名)。秋葉さんは小学生の子ども2人を持つ専業主婦。いったい何があったのか?
「異常な行動なのに、自分ではわからないんです」と肩を落とす秋葉さんは、なんと2年半もの間、起床から就寝直前までほぼスマホ漬け。家事も育児もすべて放棄してしまう状態に陥ってしまったという。
「いま、彼女のような状態の主婦は増えています」と、語るのはジャーナリストの石川結貴さん。石川さんはこの春に『スマホ廃人』(文春新書)という著書を出版している。
「スマホへの依存度がどんどん高まっていくと、スマホを片時も手放せなくなります。現実的にやるべきことのほぼすべてを放置してしまう状態になり、社会生活・家族関係に支障をきたすようになりますので、“スマホ廃人”と表現しました。