と批判の連続。2人きりの時にはとってもいい子なんです。素直で、言うことをよく聞く優しい子。
でも、気の置けない人が現れると突然親への批判が始まります。思春期とか反抗期のせいでしょうか?みんなの前で父親の批判をすることがある種のガス抜きになっているのかもしれません。友達の輪の中にいる息子には本当に近づくことさえできないのです。後ろから肩を叩いても、無視。思春期の少年の気持ちはわかりますが寂しいものです。
もっとも彼はたくさんストレスを抱えて生きてきました。日本人なのにパリで生まれ、苦難を乗り越え育ってきた。頼れる親戚もいません。
私を使ってガス抜きができるなら別に構わないんですけど、でもねー、落ち込みますよ。何も若い編集者さんの前で親を罵倒することもないのになって思うと泣けてきます。それでも、反抗期や思春期というのは、子供が順調に育っている証拠でもあります。子供に反抗されることを喜べる親でいたいものですね(笑)。そのためには愛情のこもった美味しいもので心をつかむのがいちばんかもしれません。
さて、じゃあ、反抗盛りの息子でも、食べだしたら素直になる一品をご紹介しましょう。