記者も太鼓判!東京五輪で開花する陸上、体操の新世代選手
「初マラソンの日本記録を塗り替えたばかりの安藤選手は怖いもの知らずの勢いが特徴。両手を振らない“忍者走法”で、今夏の世界選手権で活躍できたら、東京五輪まで突っ走る能力を秘めています」(不破さん)
そして、体操王国・ニッポン。東京五輪で、もっとも高い位置に日の丸を掲げるのは、もはや至上命題かもしれない。
「ロンドン五輪、リオ五輪と個人総合で2連覇している絶対王者、内村航平選手(28)は、3年後の大舞台にしっかり照準を合わせてくるでしょう。年齢的にはピークが過ぎているとはいえ、リオ五輪後には体操界初となるプロに転向。意識を変えて、練習に取り組んでいます」
そう話すのは、『日刊スポーツ』で毎週水曜日掲載の「東京五輪特集面」(一部地区を除く)を担当している田口潤記者。内村の背中を追う白井健三(20)も金メダルは射程圏内。
「2度の世界王者になった床、リオ五輪では銅メダルをとった跳馬の2種目のスペシャリストだった白井選手は、東京五輪を見据え、苦手なつり輪に積極的に取り組むなど、個人総合の強化に励んできました。