要潤 『カンナさーん!』“ゲス夫役”快諾した経緯を語る
と意気込んだ。
「いつもは、いただいた役を自分なりに掘り下げて役作りをします。でも今回は、僕自身の感情が入ると、どこか礼をまともなほうに修正しようとしてしまう……。礼は、何も考えていないというか、自分本位な性格で、演じている自分でも理解できないことが多いんです。今回は、あえてキャラクターに一本、筋を通さないように、流れに任せて演じていますね」
礼をもっとも“ゲスだな”と感じた場面を聞いてみた。
「第3話で、カンナさんと子どもの麗音を連れて海に出かけるんですが、不倫相手も一緒に連れていってしまうんです。それは、男として最悪ですよね(苦笑)。それだけでなく、離婚しているのに、よりを戻そうとして“家族みんなで一緒に住もう”と言い出したり……。
直美さんも『本当にそのセリフ、しんどい。それはないない!』と言っていました。元妻の立場からしたら、絶対そうだと思います」
その半面、決して奥さんを威圧的に罵倒したりせず、わが子を思う礼の一面には共感できるそう。