“ついで仕込み”が有効!台所仕事があとでラクになる習慣
基本の作業を“横割り”で進めれば意外なほど短縮できますよ」(高木さん・以下同)
すべての作業を「(1)洗う・むく・切る、(2)下味をつける、(3)加熱する、(4)味つけをする、(5)保存する」の5つに分解する。これらを一気にやるのではなく、一日の空いた時間に少しずつ進めればいい。
「たとえば、朝家族が起きてくる前の空き時間に(1)を、家族が出かけた後に(2)を終わらせておく。あとは夕飯前に(3)と(4)をして完成させ、食事の前後の空いた時間に密閉容器などに詰めて(5)が終了。作業がスムーズに進むので、ストレスもありません」
【2】“ついで”仕込み
下ごしらえは、ふだんの調理のついでに済ませたい。
「カレーのにんじんを乱切りにするついでに、翌朝の味噌汁用に一部をいちょう切りに、サラダ用に一部を千切りに。カレーを煮込みながら、翌日の料理に使うひき肉に下味をつけて炒めたり、翌日に使う野菜をゆでたり。次の食事の下ごしらえを一緒にしておくだけで、全体の調理時間に大きな差が出ます」