衆院選投票に行く前に…各党「公約」ちゃんと把握してる?
立憲は、ツイッターのフォロワー数が全政党の中でトップ。リベラル層や無党派層の期待の大きさを表しているともいえます」
次に各党公約の主要4項目の違いを見ていこう。
■憲法改正
「自民党はそもそも、『憲法改正』が悲願。しかし、9条をどう改正したいのかというのは、党の中でもまとまっていません。そこで、『自衛隊明記』という表現までにとどめた印象があります。災害派遣などでの自衛隊の活躍もあり『いまなら現実的に反対する人は少ないのではないか』とみているのでしょう」
これに対し、連立政権を組む公明党はかなり違う。
「公明党は“平和の党”を自任しています。9条の内容は堅持し、『環境権』など日本国憲法制定時には想定できなかった部分を『加憲(=加える)』だけならば認めるというスタンスで、これは自公で意見が一致していません」
自公と比較して、希望の党はどうだろうか。
「希望は『9条を含めて議論する』としており、『改正したいのか否か』は、現段階ではどちらとも取ることができる。