自然災害にも負けない!バヌアツ「女子ビーチバレー」来日奮闘記
「バヌアツの手作りで、水道もガスもない家に比べたら、日本のホテルは狭くても奇麗で快適よ!」(ティニーさん)
食費もできるだけきりつめたという。またまた恐縮したようすの相川さんだが。
「コンビニのすし、おいしいです。どこでも大好きなすしが食べられる日本は最高。好きなネタはサーモンとツナマヨ。すしばかり食べてたから、お箸の使い方、上達した。でもイクラはお箸ではムリ。1個ずつつまようじで刺して食べました」(ロティさん)
肝心の大会成績はというと、予選リーグ全敗で早々に敗退。
相川さんも肩を落とした。
「緊張してたんだと思います。まだ2人とも20歳。でも、潜在能力というか身体能力は抜群です。アジアの大会だと彼女たちは他国選手より、頭1つ分は確実に高くジャンプする。経験を積めば、大化けする可能性もあるってコーチも言ってます」(相川さん)
敗退直後だというのに、本人たちも、堂々と宣言した。
「試合をたくさんして、自信さえ深められたら、もっと上を目指せると思う。東京オリンピックは、出場はもちろん、金メダルを取りたい。