、つまり赤い衣装だ。
ホンヤオ族の中には「5、6歳は泥で遊び、13、4歳から刺繍を学ぶ。17、18で嫁ぎ、19、20で子供を抱く」という言葉がある。
自分で身に着けるものは自分たちで縫う、というのが基本らしい。
お姉さんは、看板料理の「竹筒飯」を出してくれた。
竹の中に入れた炊き込みご飯を火にぶっこみ丸コゲにすることで、竹の香りが堪能できるごはんが出来上がるという。
確かに香りがよく、炊き込みご飯なだけあって日本人にも馴染みがある味。
豚肉の燻製とタケノコの炒めも豚肉の風味がぶわっと香り食欲をそそる味わい。
ついご飯をたくさん食べてしまった。
■秋の恵みに感謝したくなる棚田
翌朝は山頂へ。
圧巻の棚田が広がる。
10月16日に刈り入れが行われ残念ながら現在は既に禿げてしまっているらしいが、この時は刈り取られる寸前の稲穂が何とも鮮やかに茂っていた。
ここで農耕をし、観光客をもてなして、お土産品を売ってここのホンヤオ族は暮らしている。
民族衣装も堪能させてもらった。