山下しげのり記者が「M-1優勝圏内」と推す「霜降り明星」
普通『内申点あんのかい!』とツッコむところ、粗品君は『内申点!』とひと言だけしか言わない。言葉は短いが、言い方や表情で伝えます。それを僕は『時短ツッコミ』と呼んでいます」
編集部「それが彼らのスピード感につながってるんですね。ボケのせいやさんのおふざけボケも動きが豊富で、見てて楽しいです。しかも24歳と25歳。若い!」
山下「この2人はまれに見るお笑いエリート。粗品君はピン芸人時代に『オールザッツ漫才』で最年少優勝を果たしてるし、結成2年目でいきなりM-1の準決勝まで進んでますからね」
編集部「フジテレビの若手芸人発掘番組『新しい波24』でも目立ってましたよね」
山下「『新しい波』シリーズは伝統ある番組で、このシリーズから『めちゃイケ』『はねるのトびら』といった人気番組につながっています。今回の『新しい波24』から生まれたのは、『AI-TV』。
ここでリーダー的役割を担う霜降り明星は、いわばナインティナインの立ち位置なんです」
編集部「粗品さんがツッコミながら回してく姿は、矢部さんと重なりますね」
山下「せいや君の動き回るボケも、岡村さんに似てますね」