座間9遺体事件「私も狙われた」22歳女性語る戦慄の1時間
ある近所住民は、こう感じている。
「逮捕後は、一緒に実家に暮らしていた時期もあったみたいですが、8月に事件が発覚したアパートに引っ越しています。でも実家から3キロほどの距離。父親はまだ目が届くと考えていたのではないでしょうか」
白石容疑者は反省するどころか、幼い頃から父から教わっていたパソコンの知識と、スカウトの経験を駆使して、路上からツイッターへ、悪行の舞台を移した。
「ツイッター上で《首吊り士》と名乗り《首つり自殺予定でしょうか?》《失敗して大怪我するくらいなら、同じ関東に住んでいるので力になりますよ》と、自殺志願の女性にアプローチしました。被害者の1人、八王子に住んでいた23歳のAさんも、ツイッターをきっかけに、白石容疑者の標的になったのです」(前出・全国紙記者)
Aさんは《死にたいけど一人だと怖い。だれか一緒に死んでくれる方いましたらDM(ダイレクトメッセージ)ください》と投稿。何通もの返信があったが、そのひとつが白石容疑者からだった。
白石容疑者が自殺者志願者の心理を巧みに利用していると見るのは、精神科医の香山リカさんだ。