沢口靖子は素顔もマジメ、“共演最多”内藤剛志明かす
いつもハードな現場でも、彼女とは互いに照れなく、協力し合い芝居ができる女優さん。どこか“きょうだい”に近いのかもしれません」
■内藤も音をあげた「お弁当事件」
「現場で出たロケ弁について、やっちゃんから『◯◯弁当おいしいですよね』と言われて。僕は“そうかなあ”と思いながらも『おいしいね』と返事したら、スタッフさんが気を使ってずっと毎昼夜その弁当になってしまったんです。さすがに打ち上げの挨拶で『勘弁してください』と告白しました(笑)」
妹役として出会い、ずっと彼女を見てきた内藤。2人の関係は「あうんの呼吸」だと話す。
「科学捜査は、白か黒かはっきりさせるもの。でもマリコは、被害者に寄り添い泣いたりもするんです。『科学+心の機微』がテーマですが、その2つはどこか矛盾してもいますよね。
でも、見ている人にその矛盾を感じさせないのは、やっちゃん自身がマリコを演じながら、日常を丁寧に生きる大人の女性に成熟したからこそ。そして僕は、“兄貴分”として、愛しい妹のやっちゃんをこれからもアシストしていきたいですね」