沢口靖子’99年から続く長寿ドラマ『科捜研の女』(テレビ朝日系)が、終わってしまう!?「4月7日にシーズン21の最終回を迎えたんですが、シリーズ完結をにおわせる演出があったんです。“集大成”というテロップが流されたり、主人公の榊マリコがカメラ目線で“今まで本当にありがとう”と語ったりしていました。視聴率が低落傾向で、以前から打ち切りの噂がありましたからね。ただ、公式に終了するという発表はされていません」(テレビ誌ライター)23年間続いた人気作品で、京都府警科学捜査研究所の研究員を沢口靖子が演じている。「撮影は京都にある東映の撮影所で行っています。困るのが大物ゲストを呼ぶとき。交通費はもちろん滞在費も負担しなくてはならず、制作費がかさむんです。テレビ朝日としては東京で撮影して経費を抑えたいのでしょうが、長年一緒にやってきた“チーム京都”を解体することも難しい」(制作会社関係者)昨秋から、週刊誌などでは終了報道が相次いでいた。「予算のこともそうですが、視聴者の若返りのために放送枠ごと消滅すると報じる記事があったり、昨今の低視聴率を指摘する記事もありました。そうした報道に対しても局側は何も反応しないので、終了は既定路線だと思われていたんです」(スポーツ紙記者)1クール限定でカムバックが決定、そのワケは実際に、シリーズを終了させるという話は出ていたのだろうか。「立て続けに終了報道が出たとき、テレビ朝日と沢口さんの所属事務所との間では、最終的な合意には至っていなかったそう。制作を請け負う東映が終了の方向で交渉していた中で、報道が相次いで出てしまった。このまま既成事実化させたくないという沢口さん側のプライドもあったでしょうし、テレ朝としても情報が漏れてしまったことへの負い目がありますからね。すぐに終了という方向へは傾きませんでした」(前出・制作会社関係者)沢口は’85年のNHK朝ドラ『澪つくし』のヒロインで人気を集め、今も年配層を中心に支持されている。「彼女の所属事務所と東映との協議の結果、今年の10月から1クール限定で『科捜研』のカムバックが決まったんですよ。8月から京都での撮影スケジュールが組まれているそうです」(同・制作会社関係者)どうやら水面下では着々と『科捜研』復活へ向けて動いていたようだ。やはり沢口は長年の功労者であり、制作側としてもできれば終わらせたくないという思いはあったのだろう。「視聴率が振るわなくなっていたとはいえ、安定して10%以上の数字をたたき出す優良ドラマです。スタッフの中には、彼女に助けられたという人も多いですからね」(テレビ朝日関係者)これまでは木曜午後8時に放送されていたが、次のシリーズは時間帯が変わるという。「『科捜研』の枠は、9月で終了することが決まっています。ですが、10月からは火曜午後9時スタートのドラマ枠が新設。その枠の第1弾として『科捜研』が予定されています。通例なら2クール(半年間)放送されるのですが、1月からはすでに別の作品が決まっているので、今年10月~12月までの放送で、今度こそ見納めということになりそうですね」(同・テレビ朝日関係者)事実関係をテレビ朝日に問い合わせたところ、「今後の編成に関しては決まっておりません」との回答だった。秋には「鑑定してみましょう!」と研究室に向かう、白衣姿のマリコをしっかりと目に焼きつけたい。
2022年05月09日グラビアアイドルの沢口愛華(19)が、『ヤンマガWeb』での連載「週刊 沢口愛華」に登場。“令和の最強グラビア女王”が、銭湯で麗しい美肌を披露した。同連載は、高校を卒業し、昨年6月から上京した沢口がまだまだ知らない東京のことを知ろうと名所、新名所、面白スポットを巡る「さわ散歩」と、「A」~「Z」ではじまる言葉をテーマにグラビアに挑戦する「グラビアA to Z」を隔週ごとに公開していく。今回は「さわ散歩」で錦糸町にある銭湯&サウナ「黄金湯」へ訪れた後編。DJブースもあるおしゃれなフロントや、新たにオープンしたお宿にも探訪した。
2022年04月24日大森靖子が、昨年9月から12月にかけて全国13カ所を巡ったライブツアー『自由字架ツアー2021』のスペシャルトークオンラインイベントを2月8日に生配信することが決定した。『プレイバックラストイヤーライブ大森靖子自由字架ツアー2021』と題し、ライブ配信アプリ「ミクチャ」で生配信される本イベントは、大森に加えツアーに参加したrikoとsugarbeansが登場し、2021年11月28日に開催された同ツアーの東京夜公演の映像を見ながらツアーの裏話や思い出シーンなどについてのトークを繰り広げる。生配信では、視聴者から大森へのコメントの送信や彼女からの返答が可能となっており、まるで大森と会話をしているようなライブ配信ならではの双方向のコミュニケーションをライブの感動とともに楽しむことができる。さらにチケット購入者を対象とした大森からのスペシャルプレゼント企画など、距離をより近くに感じられるイベントも予定している。また本イベントは2部構成となっており、有料配信の前に30分間の無料配信を実施。有料配信と同じく大森、riko、sugarbeansの3名が登場し、チケット購入特典のひとつである東京公演の模様を収めたデジタルフォトブックについて、150枚以上の厳選されたライブ写真やオフショットの中から彼女たちのお気に入りショットの紹介などを交えながら魅力を届ける。チケットは本日1月28日より発売中で、東京夜公演のアーカイブ視聴付きや、デジタルフォトブック単体チケットも用意されている。<配信情報>『プレイバックラストイヤーライブ大森靖子自由字架ツアー2021』【配信日時】第1部(無料):2月8日(火) 19:00~スタート第2部(有料):2月8日(火) 19:45~スタート【出演者】大森靖子 / riko / sugarbeans【アーカイブ期間】2月8日(火) 公演3時間後〜2022年2月22日(火) 23:59【チケット販売期間】1月28日(金) 12:00〜2月22日(火) 20:00【チケット種別】●チケットA:700円(税込)【特典】・第2部の配信 / アーカイブ視聴●チケットB:3,500円(税込)【特典】・第2部の配信 / アーカイブ視聴・『大森靖子 自由字架ツアー2021』東京公演デジタルフォトブック・『大森靖子 自由字架ツアー2021』東京夜公演アーカイブ視聴●チケットC:3,000円(税込)【特典】・『大森靖子 自由字架ツアー2021』東京公演デジタルフォトブック・『大森靖子 自由字架ツアー2021』東京夜公演アーカイブ視聴●チケットD:2,000円(税込)【特典】・『大森靖子 自由字架ツアー2021』東京公演デジタルフォトブック『大森靖子 自由字架ツアー2021』東京公演デジタルフォトブック 表紙『大森靖子 自由字架ツアー2021』東京公演デジタルフォトブック 掲載写真【配信の流れ】無料にてご覧いただける第1部を30分間実施した後、15分間の転換時間を挟み、第2部の有料配信をスタートします。第1部と第2部では視聴ページが異なりますので、予めご準備の上、ご覧ください。詳細は特設サイトをご確認ください。特設サイト:関連リンク公式サイト:::
2022年01月28日テレビ朝日の看板ドラマ『科捜研の女』と『相棒』 2021年の年間世帯視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)において、テレビ朝日がゴールデンタイム(19~22時)で10.2%と首位を獲得。日本テレビも同率首位ではあるものの、テレ朝の首位は8年ぶり。“振り返ればテレ東”と言われていたのは、もはや過去のことだ。同志社女子大学学芸学部メディア創造学科の影山貴彦教授によると、テレ朝の躍進にはドラマの好調が寄与しているという。「テレ朝のゴールデンのドラマといえば、何といっても『相棒』(主演・水谷豊)に代表される水曜21時枠、そして『科捜研の女』(主演・沢口靖子)に代表される木曜20時枠が2大看板。ともに、放送されるすべての作品が東映との合作です」(影山教授、以下同)2021年、テレ朝の水曜21時枠で放送されたのは『相棒(season19、20)』、『特捜9(season4)』(主演・井ノ原快彦)、『刑事7人(season7)』(主演・東山紀之)。一方、木曜20時枠で放送されたのは『遺留捜査(season6)』(主演・上川隆也)、『警視庁・捜査一課長(season5)』(主演・内藤剛志)、『IP~サイバー捜査班』(主演・佐々木蔵之介)、『科捜研の女(season21)』というラインナップ。完全なる新作は『IP~サイバー捜査班』のみ。そのほかはすべてシリーズ化されて長寿ドラマとなっている。そもそも東映は、テレビ朝日ホールディングスの大株主。同時にテレビ朝日ホールディングスは、東映の筆頭株主。株式持ち合いの関係にあるが、「2021年12月、テレビ朝日ホールディングスは、東映の株式をさらに追加取得し、19.68%の保有となりました。古くからテレ朝と東映は、『仮面ライダー』などのヒーローものやアニメーションなど深いつながりがありますが、ここに来て株式面から見ても、さらにその関係性を深めていることがわかります」絆を深める理由は、もちろんお互いにメリットがあってこそ。■手堅い“スルメドラマ”の量産「テレ朝にとってのメリットは、ドラマが1作ヒットすればそれをシリーズ化できる。何度も、何年にも渡って支持され続ける、そんな“おいしい”作品群を放送し続けられます。言うなれば“スルメドラマ”。噛めば噛むほど味が出るというのかな。派手派手しさはないけど、食べるとおいしい。そして、止められなくなってまた手が伸びる。中には“パターンが決まっている”という人もいるかもしれませんが、いわゆる“待ってました”的な流れをきっちりと提供してくれながら、必ずひとさじ、ふたさじのスパイスを入れてくれている。その絶妙な味付けがすばらしいなと思います」東映との合作ドラマの特徴として、主演を張るのは今をときめく俳優ではなく、説得力のある名優。「これもシリーズ化を視野に入れた人選でしょう」若い俳優の場合、その役のイメージが付きすぎることへの懸念も。せっかく続編が作れる良作であっても、その制作が滞る可能性があるという。「僕はテレビには新陳代謝が必要で、世代交代は当然と唱えていますが、シニアの視聴者も絶対大事にしなきゃいけないと思うんですね。ドラマにおいても中高年層が“ああ、やっぱり見ていて食い足りるドラマだな”“見ごたえがあるな”という作品を、テレ朝は東映とタッグを組むことによって多く生み出していると思います」また『報道ステーション』の存在も大きい、と影山教授。「22時には必ずニュースをやっているという安心感がありますよね。“あれ?先週はこの時間にあの番組をやっていたのに、今週はやっていない”というのは、テレビとしてはダメなんです。そして、『報道ステーション』の前には熟練のドラマを楽しむというスタイルを定着させたわけです。逆を言えば、22時スタートのドラマをテレ朝は作れないわけですが、それを逆手に取って、見事なドラマ枠を作り上げてきたわけですよね」■ヤクザ映画ばかりだった東映では東映にとって、テレ朝とタッグを組むメリットは?そもそも東映は、東宝、松竹とともに日本3大映画会社のひとつ。「年間売り上げでいうと、東宝は1919億円。東映は1076億円とダブルスコアです。所有スクリーン数も、東宝系の『TOHOシネマズ』が約660スクリーン(共同経営含む)に対し、東映は218スクリーン(会社概要より)。また『TOHOシネマズ』は交通の便の良い場所にあることが多いですよね。阪急阪神東宝グループに属する東宝は、優良な不動産を持つことでも知られています。そのあたりも売り上げの差に反映されていると思います」若い男女の恋愛モノなど派手な作品の多い東宝、『男はつらいよ』などに代表される人情味あふれる作品に強い松竹に対し、東映はヤクザ作品に定評が。「昨年は『孤狼の血 LEVEL2』(主演・松坂桃李)がヒットしましたが、まさしく東映の真骨頂。しかしながら、時代と社会性の面からヤクザ映画ばかりを作っているわけにはいかない。そして、映画ビジネスはどうしてもギャンブル性が高く、リスクの多くを映画会社が抱えている側面があります。そんな東映にとってテレビというメディアの安定性が何よりも魅力なんです。毎週、必ず流すことができる。そしてテレ朝との長い歴史において水曜21時、木曜20時というしっかりとした枠があり、そこにスポンサーがつくわけですから。会社として日銭がちゃんと稼げるわけです」その中でヒットドラマが生まれれば、劇場版の配給も当然できる。「『相棒』はこれまでに劇場版が4作公開されていますよね。そして昨年は『科捜研の女』も初の劇場版がヒットしました。もちろん配給はすべて東映です」■各局はシニア層へと舵きりまさにWIN-WIN。そして盤石とも言えるテレ朝と東映の関係性。「株式上でも大きな繋がりのあるため、“一度限りのお付き合い”ではなく、じっくりと腰を据えて番組制作に臨むことができている。たとえ華々しいスタートでなかったとしても、時間をかけて作品とファンをじっくりと育てていく。その結果、多くのヒット作を生み出しているように見えます」また他局にとっては、東映のような歴史と伝統、制作能力に長けたパートナーを持つテレ朝は、羨ましい環境に見えるだろう、と影山教授。「そして“続編、また続編でいい商売をしてますよね”では決してないんです。好調の裏できっちりと種をまき、芽を育て続けている。攻めの姿勢を崩していません」1月6日には『管理官キング』(主演・沢村一樹)が放送されたばかり。昨秋には『欠点だらけの刑事』(主演・小日向文世)の第2弾も放送されている。あの『相棒』も、もともとは2時間のスペシャルドラマからスタートしているのは有名な話。一方で、片岡鶴太郎主演の終着駅シリーズ(1990年~)はすでに37作。伊東四朗主演の『おかしな刑事』(2003年~)はシリーズ通算25作目を数えるなど、長寿スペシャルドラマも多数抱えている。「今、若者という同じ魚ばかりを追い求めるテレビ局が複数ある中で、テレ朝はテレビ東京同様に独自の道をしっかりと突き進んでいると思います。今後、テレ朝がゴールデンだけではなく“3冠獲得”なんてことになれば、他局の目の色も変わるんじゃないですか?“F1(20歳~34歳の女性)やF2(35歳~49歳の女性)ばかりを追いかけていてはいけない”と考えるテレビ局が出てきても不思議ではないと思います。そして他局がシニア層に見てもらう番組作りへと舵を切ったとしても、テレ朝を追いかける後発。アドバンテージがないわけですから、その差を埋めるのは容易ではないでしょう」影山貴彦同志社女子大学学芸学部メディア創造学科教授、コラムニスト。’86年4月に毎日放送(MBS)に入社し、テレビやラジオ番組の制作、編成業務をへて現職。代表プロデュース番組に『MBSヤングタウン』。近著に『テレビドラマでわかる平成社会風俗史』(実業之日本社)
2022年01月27日左から米倉涼子、沢口靖子、江口のりこ木曜放送のドラマ『科捜研の女』『ドクターX』『SUPER RICH』。強気で、地位や権力に揺らぐこともなく、我が道を行く…似てるようで微妙に被らないヒロイン3人を、コラムニスト・吉田潮さんが深掘り。木曜日の夜がなんだか心地いい。なんだかんだいっても男性ファーストが根深い日本において、3人の女傑が活躍しているからだ。20時の『科捜研の女』(テレビ朝日系)で沢口靖子演じる榊マリコ、21時の『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)で米倉涼子演じる大門未知子、そして22時の『SUPER RICH』(フジテレビ系)で江口のりこ演じる氷河衛である。三者三様の心地よさを味わっているのだが、もう少し掘り下げてみよう。マリコ・未知子・衛は、社会人として、友人として、女としてどうよ?■共通項は「地位や権力、〇〇に興味なし」まずは共通点。とにかく権力や出世、多数派に興味がなく、一切なびかない。京都府警科捜研勤務のマリコは20年以上も勤務しながら役職につくこともなく、一研究員として年齢不詳のまま在籍。京都府警本部長(西田健)や刑事部長(金田明夫)にたてつくこともあれば、科捜研所長(斉藤暁)を顎で使うこともしばしば。権力や地位になびかず、信じるのは科学と自分と土門薫刑事(内藤剛志)のみ。未知子はフリーランスの外科医で、医療以外の行為は一切しないと断言。病院内の不毛な権力闘争や無意味な教授回診には参加せず、上意下達の組織をガン無視。傍若無人に見えるが、患者ファーストは徹底している。もちろん男にも1ミリたりともなびかない。このふたりはもはや国民的キャラだが、新キャラの衛はどうか。自ら立ち上げた電子書籍出版社のCEOで、筋金入りのセレブ。生まれながらの富裕層だが、会社と仲間を守るためには莫大な資産をなげうつ豪胆さもある。アイデアが枯渇した大御所漫画家に対しても「おもんないです。おもんないとこ一晩語れます」と正直に言える。新規事業のプレゼンに勝つために、権力者にすりよる柔軟性はあるものの、魂は決して売らず。人に上下優劣をつけず、フラットな女たち。ついでに言えば、この3人、料理もしない。マリコは捜査のために料理教室へ行っても、腕を振るうどころか成分の蘊蓄(うんちく)をとうとうと語る。未知子は完全に外食派で肉食系。手術後はガムシロップをごきゅごきゅ飲み干すくらいの糖質過多も気にしない。体力使ったら甘いもの、料理なんぞする暇があったら手術をしたいタイプ。衛も幼少期からお手伝いさんが作ってくれたため、そうめんすらゆでたことがない。高級なデパ地下総菜orデリバリーで済ませてきた。3人とも潔く料理と無縁なのだ。女に料理上手を求めるような時代は終わったしね。料理上手は西島秀俊や高杉真宙に任せておけばいいと思うのよ。■同じ職場にいてほしいのは…ダントツでお断りしたいのはマリコだ。あまりのワーカホリックぶりに、科捜研はブラックな職場と化している。いや、人としては尊敬できるし、信頼できる。でも、膨大な押収品や証拠品の中から指紋や血痕、もっと微細な証拠を見つけるまで容赦なく残業や徹夜作業を強いるし、現場直行も強制される。所長の斉藤暁なんて、一度は過労でぶっ倒れたしね。でも、あのアルカイックスマイル&目力でじっと見つめられたら、誰が断れようか。刑事の蒲原君(石井一彰)までもが手足のようにこき使われとるし。では未知子はどうか。自分が医療従事者だったら、的確な診断力と絶対に失敗しない腕前の医師がいてくれたらどんだけ助かることか。ただし、協調性はゼロ、雑用も残業も飲み会も一切しない。握手すらしない。口は悪いし、人の顔と名前を覚えず、無礼なふるまいも多々。それでも弱い立場の人を守る「仁」はある。医師(要潤)の失敗をなすり付けられ、首を切られそうになった看護師(今田美桜)を守ってあげたし。もっとも共に働きたいと思うのは、衛だ。誰が見てもクズで才覚のない共同経営者(戸次重幸)に長いことほだされていたのは汚点だが、基本的に社員の意見を聞くし、「ありがとう」や「ごめんなさい」を素直に口にできる社長だから。社員の危機(メンタル)を救いに来る頼もしさもあり、富裕層のわりにくだけていて偉ぶらないからね。■友達として一緒に飲みたいのは…外食をともにするなら「よく食べてよく飲む女」がいい。そういう意味では、未知子が一番気持ちいい。鯛焼きも嬉しそうに食べるし、肉ももりもり食べそうだし。派手で高そうな服を着てピンヒールでカツカツ歩き、クラブでがんがん踊りまくる未知子と同じ空気を楽しめるとは思えないが、銭湯で大開脚したり、卓球のお供ならばできそうだ。衛に関しては、随所に垣間見える育った環境の格差が気になる。どんなに性格がよくても、関西弁の返しが絶妙でも、ズレは大きいだろうなと思ってしまう。衛が悪意なしに発した何気ない言葉に、「住む世界が違う」と引け目を感じるかもしれず。「あんた、今のはめっちゃ感じ悪いよ!金持ちの暴言だよ!」と言える関係を築けるかどうか。で、もっとも読めないのがマリコである。何が読めないって、時間である。四六時中、事件と鑑定が最優先のマリコは、たとえ約束していてもドタキャンどころか連絡すらよこさない感じがする。LINEもやってなさそうだし、やっていたとしても既読がつかないまま数日間もざらではないかと。ドラマや映画、ゴシップネタも一切通じなさそうなので、話が弾むとは思えず。でも、酒や漬物の酵母やら花粉やらグルタミン酸やらについて、熱く語るマリコを傍らで眺めていたい気もする。そういえば、案外コスプレ好きな一面もあるので、イベントやパーティーにはくじけずに誘ってみようと思う。逆に、我が家で家飲みに呼ぶなら誰がいいか。衛は高級なお土産を持ってきてくれそうだな。未知子は宴会そっちのけで猫と遊んでそうだし、マリコは「これは……鮮明、拡大化!」とかいって、部屋の埃や毛や汚れを凝視しそう。ルヴァンを用意しておこう。■女としてうらやましいのは……未知子にはほぼ男の影がなく、性欲も結婚願望もストレスもなさそうだ。手術欲が異様に強いので、何か違う形で欲望を満たしているのだと思われる。家も男も家族もペットももたず、気ままに海外と日本を行ったり来たりで、かなりの自由人。神原名医紹介所(の岸部一徳)にどれくらいピンハネされているのかは気になるが、年収数千万円は稼いでいるに違いない。束縛されない生活、好きなことで大金を稼げるスキルに、世界中どこででも生きていけるたくましさ。実はこれが一番うらやましい。別の意味でうらやましいのは、なんつっても年下の男性部下から好意を寄せられるという、モテモテの衛だろう。絶世の美丈夫・町田啓太に可愛げ炸裂超ド級の赤楚衛二だよ!? もう盆暮れ正月にクリスマスとハロウィーンも同時到来みたいな、浮かれっぱなしの精神状況にならんのか?社員たちからも信頼されているし、親友の中村ゆりからもうっすら恋愛感情に近い好意を寄せられている。人という宝に恵まれている衛は、経営難に陥ってはいるものの、女としても人としてもかなりうらやましい。最後はマリコ。土門との関係は「プラトニックな恋愛」であり、全国に多数いるどもマリファンは屋上や川っぺりのラストシーンが大好物。かつては熱血剛腕刑事だった土門と、おきゃん(死語)な研究員だったマリコも、十数年の時を経て、成熟し達観した大人の付き合いになっている。お互いに慕い合いながらも、決して触れ合うことはない。婉曲表現の言葉だけで愛を育んでいるのだ。もうここまでプラトニックだとうらやましくもなくて、歯がゆい。いけず。さすがは京都。今シーズンでは、第一話でマリコの元夫(渡辺いっけい)が警察庁からやってきて、マリコに異動話をもちかけてきた。東京で刑事相手に講義する指導官に推薦したいという。マリコは科捜研、京都、そして土門に別れを告げるのか!?土門はうっすら嫉妬と不安を覚え……なんつって盛り上がったわけよ。結果的にマリコが警察の不祥事を暴いちゃったがために、異動話はなくなったけどね。マリコと土門は地方公務員同士、年金も多そうなので老後も安泰。そこはうらやましい。定年退職してからぜひ濃密な愛を交わしてください。木曜夜の3人の女たち、実は友達が少ないというのも共通項だ。全員人格者ではあるが、友達はかなり選んでいる、または不要という考えなのかもしれない。こっちが友達になりたくても友達認定してもらえないんだろうなと思いつつ、妄想をふくらませてみた。マリコ、未知子、衛――あなたは誰と仲よくなりたい?つうか誰になりたい?吉田 潮(よしだ・うしお)1972年生まれ、千葉県船橋市出身。医療、健康、下ネタ、テレビ、社会全般など幅広く執筆。『週刊フジテレビ批評』(フジテレビ)のコメンテーターもたまに務める。また、雑誌や新聞など連載を担当し、著書に『幸せな離婚』(生活文化出版)、『くさらないイケメン図鑑』(河出書房新社)、『産まないことは「逃げ」ですか?』『親の介護をしないとダメですか』(KKベストセラーズ)などがある。
2021年11月18日鈴木京香、沢口靖子、原田知世、斉藤由貴映画『科捜研の女―劇場版―』もヒット中の沢口靖子(56)、幾度の不倫報道を経ても人気の衰えない斉藤由貴(55)、朝ドラの母親役も好評だった鈴木京香(53)、俳優・椎名桔平との熱愛が報じられた原田知世(53)。皆、若いころから人気の高い女優たちだが、50代を迎えた今も若々しく、仕事も第一線で活躍し続けている。そんな4人はまさに「奇跡の50代」と言えよう。そんな夢のような「美アラフィフ&アラ還」世代の女優4人の若さの秘密とは?「整形ポリス」こと、有名人の顔やボディ、プチ整形疑惑にまで鋭く目を光らせている、ネットウォッチが趣味のOL・プラ美と美容ライター・イム子のアラフォーコンビが調査!◇◇◇プラ美:“リッツパーティー”は終わったけど、科捜研は相変わらず大人気ね。イム子:科捜研ねぇ。あら?第1話放送って1999年?もう22年前なの?沢口靖子さん変わらなすぎじゃない!?プラ美:リッツパーティーのときも科捜研第1話のときも今回の劇場版も、ずっと同じイメージよ。それこそ科捜研で調査してほしいわ!イム子:しかもいつの間にかアラ還だったのね。驚き!でも最近の50代ってみんな若々しくって、「現役の女」って感じがしない?プラ美:そうね。斉藤由貴さんは定期的に恋愛報道があるし、鈴木京香さんは相変わらずモテオーラがすごいし、原田知世さんのほっこりデート報道は心底羨ましかったわ!イム子:仕事も現役、女も現役。今の50代は無敵なのかしら?プラ美:やっぱりバブルの洗礼を受けた世代は強いのかも。それとも何か秘策が……?沢口さんは「最新美容クリニックで5時間美肌ケア」って報道もあったしね!イム子:私たちもいつか50代になるし、秘策があるならぜひ知りたい!ちょっと私たちの科捜研こと、美容整形外科で調査してくるわ!今回のターゲット:沢口靖子・原田知世・斉藤由貴・鈴木京香「『奇跡の50代美女』その若さのカラクリに迫る!」回答者:美容整形外科『高須クリニック』入谷英里医師イム子:沢口さんたち50代人気女優のみなさんは、お仕事も頑張られて、見た目も美しいまま。とは言えそれぞれに顔の美点や欠点があるとは思うのですが……。入谷先生:まず沢口さんですが、目立っていた鼻の下のホクロを取ったか、小さくされたように見えます。イム子:確かにそれは思いました。お顔がすっきり垢抜けましたよね!入谷先生:ホクロはチャームポイントにもなりますが、場所や大きさによっては欠点になることも。しかも加齢により大きくなるので、簡単なオペですむうちにCO2レーザーで切除したり、小さくするのはいいと思います。イム子:小さなホクロならシミ取り感覚で取れるというし、肌も白く見えそうですよね。入谷先生:顔や身体で気になる部分は早めに取り組んだほうが、簡単に、しかも値段も抑えて処置できることも。■鼻は年齢によって変化するイム子:なんでも早めの対策が大事なんですね。ところで、沢口さんの鼻って若いころと若干、変わった印象がありますが、鼻は年齢によって変化する場所なのでしょうか?入谷先生:土台となる鼻骨が女性ホルモンの減少や加齢によって減るので、形が変わることがあります。イム子:鼻も加齢現象があるんですね!入谷先生:そうなんです。もし何か形で気になることがあるなら、『シャープラインノーズ』など長期持続型のヒアルロン酸を注入して高くしたり、オーソドックスな『シリコンプロテーゼ』を使った方法もあります。イム子:解消法があると聞いて安心しました。ちなみに沢口さんはデビュー当時、ガミースマイル(笑うと歯茎が露出すること)ぎみでしたが、こちらも変化があるものですか?入谷先生:年を取ると口周りが痩せてきますし、悪化する方も多い箇所ですね。でも沢口さんはケアや笑い方などでカバーできているのか、そう目立ってないと思います。イム子:沢口さんはいつも美しく、欠点なしの美人に思えますが、美容外科医として見ると、何か気になる部分はありますか?入谷先生:本当におきれいですが、こめかみの凹みやシワが少し目立つかな?これは足りない部分にヒアルロン酸を注入することで、滑らかなフェイスラインが復活すると思います。あとは今後、目の下のたるみが起きそうなので、早めに引き締め効果のある『サーマクールアイ』などでパーツケアをするといいと思います。■過剰なダイエットの影響か、くぼみ目にイム子:アラ還でその程度のケアで済むならば、やはり若くお美しいですね!入谷先生:そうですね。しかし沢口さんより1歳下の斉藤さんは大幅なダイエットをされたのか、まぶたが痩せてくぼみ目になり、ちょっと険のあるお顔に見えているかも……。イム子:確かに、目元がとても変わりましたね。入谷先生:くぼみ目はまぶたにヒアルロン酸を注入する方法がありますが、やはりダイエットもやりすぎは禁物。若いころよりも2〜3キロ太っているくらいのほうが、お顔はふっくらとして、くぼんだりシワっぽくならないと思います。イム子:女性ならダイエットは気になることですが、あまり痩せるとシワや骨っぽさが目立ち、かえって老けて見えるんですね。入谷先生:そうですね。それに斉藤さんの場合は、もともとワシ鼻ぎみだったのが目立ち、若いころからある首のシワも深く見えちゃいますね。イム子:首のシワ!気にしている人も多い部分ですが、クリニックではどのような解決方法がありますか?入谷先生:首はなかなか難しい部分ですが、深いシワはヒアルロン酸、浅いシワはベビーコラーゲン、小じわや全体的なシワ感の場合は水光注射になり、これらを組み合わせて行っています。イム子:ヒアルロン酸とベビーコラーゲンはよく耳にしますが、どのように使い分ければいいのでしょうか?入谷先生:簡単に言うと、深いシワにはヒアルロン酸、浅いシワにはベビーコラーゲンがいいとされています。しかし、斉藤さんがこれ以上ダイエットをして、もっとシワ深くなってたるみが出てしまったら、『ミニリフト』とヒアルロン酸の併用治療などの方法がいいでしょうね。イム子:『ミニリフト』は耳の前辺りの皮膚を切開して引き上げる施術ですね。興味はありますが、なかなか難しそうです。入谷先生:ヒアルロン酸のように注入しておしまいではないので、技術が高く施術件数も多いような信頼できる医師に頼むといいと思います。■若見えに重要な“顔の3点セット”イム子:参考にします!では鈴木さんのお顔はいかがでしょうか?入谷先生:若いころから少し目立っていた「顎下の脂肪」がより増えたような……。ご本人が気になるのなら、脂肪溶解注射や脂肪吸引でスッキリさせて、フェイスラインを糸で引き上げる『イタリアンリフト』がいいと思います。でも和服にはこのふくよかな雰囲気が似合うので、あくまでご本人が目指す美の方向に向かうのがいいと思います。イム子:確かに鈴木さんは色も白く、うりざね顔で和装が似合いますね!入谷先生:うりざね顔は老けにくいのですが、鈴木さんは何よりも頬骨の高さがあり、口角もキュッと上がっていて、鼻下から上唇の距離も短く、若々しさとハッピーオーラがあるお顔です。イム子:頬骨、口角、鼻下の短さ……この3点は重要なんですね!入谷先生:頬骨に関しては先述の沢口さん、斉藤さん、これから解説する原田さんともに、みなさん位置が高くて美しいと思います。■エラがあることで逆にハリを保っているイム子:50代美女優の共通事項は「頬」だったんですね!頬が下がらないように私も今日からスマホを上にして見ます!入谷先生:先取りケアとして『ウルセラ(HIFU[ハイフ])』で引き上げたり、ボリューム足しにヒアルロン酸を注入するのもおすすめですよ。そういう意味では原田さんは頬も美しい高さで、絶妙なファニーフェイス!わざとらしくない若々しさでとても素敵です。イム子:デビュー当時の可愛い雰囲気が今も崩れてないのはすごいのひと言ですね。入谷先生:華やかな美女系ではないかもしれませんが、目も鼻も小ぢんまりしていることにより若々しさがキープでき、またエラがあることで逆にハリを保ってます。イム子:エラは小顔の敵として、ボトックス注射などで細くする方も多いと思いますが、そのような効果もあるんですね。入谷先生:ボトックス注射ですっきりと小顔になり、骨っぽさがなくなって若く見えるという効果もあるので、エラの良し悪しは個々によると思いますが、原田さんの場合はこのままでいいと思います。強いて欠点をあげるなら、目と目の間が少し離れているので、鼻根のあたりに少しヒアルロン酸を注入すると、目の距離が近くなって、よりおきれいに見えるかもしれません。イム子:確かにすっきり美しい瞳になりそうですね。他にケアしたほうがいいパーツはありますか?入谷先生:誰もがそうですが、加齢により顎が小さくなったり、口唇が痩せてくるので、ヒアルロン酸を少し注入したり、あとは美肌ケアなどを早めに行い、今の状態をキープしてほしいですね!イム子:優しげでナチュラルな雰囲気から、あまり「美!」という印象が強くない原田さん、まさかの高評価ですね。入谷先生:原田さんは自分を知ることで美を客観的に管理できていそう。その点では沢口さんはプロフェッショナルらしい厳しさがありそうだし、鈴木さんは自分の長所を知っている。一方、斉藤さんは恋愛に揺れそうなので気苦労に気をつけてほしい……という印象でしょうか。イム子:なるほど~。では、読者のみなさんが美しいアラフィフ・アラ還を迎えるのに大事なポイントを教えてください!入谷先生:まず無理なダイエットをしないこと。そして気になる部分は早めのケアを。あとは無理しすぎず、自分の長所を愛し、ゆったりとした気持ちで毎日を過ごすことですね!イム子:どれも今すぐできそう!ぜひ実践したいと思います!今回お話を伺ったのは…入谷英里先生:杏林大学医学部卒業。昭和大学臨床研修センター、昭和大学形成外科、美容外科クリニックを経て2013年より『高須クリニック東京院』(公式Instagram)に勤務。東京院・横浜院を担当し、女性医師の目線からアンチエイジングから女性器の悩みまで、幅広い相談に応じている
2021年11月13日大森靖子が、全国ツアー『自由字架ツアー2021』をライブ配信アプリ「ミクチャ」で生配信することを発表した。『自由字架ツアー2021』は大森靖子が踊りにriko、そしてピアノにsugarbeansを加えた3名による“自由字架編成”にて全国13カ所を回るライブツアーで、「ミクチャ」では11月28日19時より東京・草月ホールにて開催される東京公演の模様をお届けする。大森靖子は今回の生配信について「大森、sugarbeans、rikoの魅せ方に加え、カメラマンの二宮の高鳴りも感じていただけるワンカメ配信です。お楽しみください。」とコメントしている。配信チケットは本日11月12日より販売がスタートしており、購入者には1週間限定でアーカイブ視聴が付属。また、配信限定の特典付きチケットも販売され、購入者には舞台での姿はもちろんオフショットなど100枚以上の写真を掲載したデジタルフォトブックが特典として付いてくる。<配信情報>大森靖子『自由字架ツアー2021』2021年11月28日(日)開場(配信開始)18:30 / 開演(ライブ開始)19:00特設サイト【チケット料金】配信チケット:3,000円(税込)デジタルフォトブック付きチケット:5,000円(税込)【発売期間】11月12日(金) 12:00〜12月5日(日) 20:00まで【アーカイブ期間】11月28日(日) 公演終了3時間後〜12月5日(日) 23:59まで※チケット販売URLはチケット販売時間よりオープンいたします。※チケットの購入詳細は特設サイトを参照ください。【チケットリンク】ミクチャ:チケットぴあ:関連リンク大森靖子 公式サイト大森靖子 Twitter大森靖子 Instagram
2021年11月12日女優でグラビアアイドルの沢口愛華が、11月20日に自身3作目のカレンダー『沢口愛華 2022年カレンダー』(3,080円 わくわく製作所)を発売する。完全撮り下ろしとなる今作には、18歳の等身大のあどけなさを残しながら、大人な雰囲気を醸し出すカットや、夕景の海辺で撮影されたドラマチックなカットを収録。様々な表情や雰囲気の沢口を1年を通して楽しめる構成となっている。公式ファンクラブチャンネル『沢口愛華のオフタイム』では、会員特典付きのカレンダーを購入可能。また、本日発売の『FRIDAY』(講談社)には、本編で使用されなかったアザーカットが掲載されている。○■沢口愛華コメント今年も沢口のカレンダーが発売されます。嬉しいです! 本当にありがとうございます! 撮影も楽しくて、きれいに仕上げられたと思っています。来年も皆さんの日常に寄り添えますように。
2021年10月08日グラビアアイドルの沢口愛華が、24日に東京・後楽園ホールで開催される格闘技イベント「Krush.129」にスペシャルゲスト解説として出演する。Krush初観戦で初解説となる沢口は、「9月大会のゲスト解説を務めさせていただくことになりました。今回Krushを初観戦させていただきます」と報告し、「動画で試合を見ると戦っている選手の迫力に圧倒されました」と早くも興奮状態。「当日は生でその空気感を味わえるので、とても楽しみです。ゲスト解説、頑張ります!」と意気込んでいる。また、第5代K-1ライト級王者・朝久泰央選手もゲスト解説に登場。「Krushらしい激しくてスリリングな大会になると思っています。僕と同じ階級のライト級王座決定トーナメントも含めて全ての激しい戦いに立ち会えることをとても楽しみにしています。はじめての実況解説は試合と違ったドキドキがありますが頑張ります」とコメントを寄せた。なお、同大会の模様は、ABEMAで当日17時50分から全試合の生配信を予定している。
2021年09月18日沢口靖子が京都府警科学捜査研究所の法医研究員・榊マリコを演じて人気を博し、1999年のスタートから20年を越えてなお人気シリーズの映画『科捜研の女 -劇場版-』の公開がスタートした。世界各地で科学者が高所から飛び降りる連続不審死事件が発生し、マリコは京都府警・捜査一課の土門薫刑事(内藤剛志)らと史上最強の敵である天才科学者・加賀野亘(佐々木蔵之介)と対決することになる。劇場版ならではのクレーン車を使っての撮影や、沢口が挑んだワイヤーアクションの感想にはじまり、小さな子供たちからもファンレターが届くというファンへの思いなどを沢口に聞いた。また、プライベートでの無意識の言動に、友達から「さわ、マリコさんみたい」と言われたというエピソードも飛び出した。○■映画版撮影は、クレーン車を使って一発勝負の撮影からスタート——「まさか映画化される日が来るなんて」とコメントされていましたが、初の劇場版ということのほうが驚きです。映画の撮影でドラマ撮影との違いは感じましたか?ありがとうございます。そうですね。まず兼崎(涼介)監督やスタッフさんたちのワンカットにかける意気込みがすごかったです。たとえば映画での登場シーンはビルの屋上でしたが、ワンカットの長回しで、クレーン車を使って、夕日狙いのカットを撮影しました。夕日ですから、本番は一発勝負です。リハーサルを繰り返して日が暮れるのを待って、いざ本番!と。私にとっては初日の撮影だったのですが、熱量がすごかったです。——時間のかけ方、プラス緊張感が違うんですね。クレーン車といえば、クライマックスのところで、こちらはスタジオでの撮影でしたが、やはりクレーン車を使って、ワンカット長回しでの3ページほどにおよぶシーンがありました。ここは役者さんたちのお芝居と、カメラの動きとを何度も何度もあわせてから本番に挑みました。——クレーン車での撮影もすごいですが、今回、沢口さんはワイヤーアクションにも挑まれています。はい、そうなんです(笑)——台本を読まれた時点で、「ワイヤーアクションがあるわ!」と気合いを入れたのでしょうか。いえいえ、台本では3行くらいの表現だったので、まさかあそこまでとは思っていなかったんです。ワイヤーアクションがあるとは聞いていましたが、当日現場に行くまでは詳しい説明がなかったので、私もそこまで考えていなかったんですね。どちらかというとワクワクしながら行ったら、4メートルも吊られてしまって!——(笑)。見事な映像になっていました。私も予想以上の出来栄えだったので、非常に満足です。挑んでよかったです(笑)。○■マリコと土門が手を繋いだ絵が描かれたファンレターも!——さて、『科捜研の女』は、現在放送されているドラマの中で、最も長寿の人気シリーズです。当然、ファンの支持があってのことですが、これほど愛されている理由はどこだと考えますか?毎年進化していく最新の科学で事件が解明されていく面白さ、その新鮮さに惹かれているのかなと思います。それから人間ドラマですね。登場人物みんなが、弱さであったり愚かさであったり、未熟だったり、でも愛おしいという、だれもが共感できるようなところが丁寧に描かれている。そうした部分で長年愛していただいているのかなと思っています。——沢口さん演じるマリコが愛されていることも大きいと思います。マリコという人物が、みなさんの想像のなかで生きている感じがしますね。有難いことです。お声をかけていただくこともありますし。ファンレターをいただくこともあります。小さい方からのファンレターも増えていて、支持していただく方の年齢層も広がっているのかなという感触があります。——お子さんからはどんなファンレターが来るのでしょうか。まだ本当に小さなお子さんが、お母さんと一緒に絵を送ったりしてくださいます。白衣を着たマリコとかね。なかには土門さんと手を繋いでいるものも。——わー、そうなんですね! やはりマリコと土門の恋の行方が気になるんですね。沢口さん自身は、こうなってほしいという希望はありますか。あの、恋はしてないんですよ。——そ、そうですね(笑)。それでも観客側は気になってしまいます。マリコと土門さんは見ている方向が同じなんです。使命感、価値観が一致している、とても頼れるし信頼できる相手なんですね。事件が起きるたびに絆が深まっているパートナーです。マリコがとても心を許せる相手なので、きっとみなさんザワザワしてらっしゃるのかなと。うふふ。今回、最後のほうでマリコがある決意をするんです。そこで土門さんとは一切会話をしていません。でも意思を感じ取って、バックアップしてくださっている感じがありました。言葉を交わさずとも、マリコがやろうとしていることを分かってくださっているのだと思います。——クライマックスもとてもステキでした。これからもファンはやきもきしながら関係を見守ります。そうですね(笑)。ファンレターの続きでいうと、小中学生の若い子には、ドラマを見て科学に興味を持ったとか、「科捜研を目指しています」といった方も増えています。——実際にマイナビが大学生にアンケート調査をしたことがあるんです(「2015年卒 マイナビ大学生のライフスタイル調査」)。そこで「将来の選択に影響を受けたドラマや小説」を聞いたところ、『科捜研の女』が理系女性に圧倒的な人気がありました。そうですか。有難いですね。そうしたことを意識して演じていたわけではありませんが、結果的に、マリコを応援して、カッコいいと思っていただけている。マリコは本当に心の底から科学が好きで、真実を突き止めたいという情熱を持って、純粋にまっすぐ突き進んでいる人です。きっとそこが素敵に映ったのだと思いますので、みなさんも科学を好きになって、どんどん突き進んでいってもらえたら嬉しいです。頑張ってください。○■「佐々木さんがものすごい迫力で、食べられちゃいそうでした」——ちなみにこれだけひとつの役柄を長く演じられていると、沢口さん自身がマリコと同化してくることもあるのでしょうか。日常生活でマリコが出てしまうとか。お友達の家で、会ったこともない人のことを分析してしまったことがあります。新築のお友達のお家に遊びに行って、インテリアの話題になったんです。それで、友達がある家具を見ながら「これはコーディネーターさんが勧めてくださったのよ」と言うので、「きっとこれは、こういうお考えで、こうこうだから、これを勧めてくださったんじゃないかしら」と言ったら、「さわ、マリコさんみたい!」と言われてしまいました(笑)——あはは。ついつい論理だてて物事を考えてしまったんですね。マリコの影響ですかね。そうかもしれないです。マリコの思考がね。うふふ。——血や標本などを見るのも平気になったといったことはありますか?やっぱり怖いかなと思います。たとえば学校に置かれている人体模型とか。小学生の頃は怖くて逃げていましたね。でも今行ったらどうでしょうね。もしかしたら興味を持って見ちゃうかも。「ここが何番の肋骨ね」とか。——あはは、そうかもしれませんね。科学への意識が変わっていそうですね。そして今回の映画は科学者同士の対決です。加賀野教授(佐々木蔵之介)の研究室がまるで舞台のセットのようでした。マリコは何度も証拠を突き付けるのですが、まるで動じない人物で、最終的な切り札を持って立ち向かいに行ったとき、彼と至近距離で向かい合ったんです。そこで挑戦状を叩きつけられまして、それにマリコは挑むのですが。——燃えましたか?燃えましたね。でも佐々木さんがものすごい迫力で吠えてきますので。食べられちゃいそうでした。でも食べられないように、負けないように心を強く持って挑みました。佐々木さんはカットがかかると、関西弁でざっくばらんにお話しされる、とても面白い方なのですが、本番になるとガラリと変わられていました。私自身は敵対する役柄ということもあって、あまりお話はしませんでしたが、内藤さんとしょっちゅうにぎやかにおしゃべりされていましたよ。——見ごたえのある対決でした。改めて、映画公開へのメッセージをお願いします。先の見えないスリリングな展開、美しい京都の映像美、そして元レギュラーのみなさんのにぎやかなご登場に、シリーズ最強の敵役である天才科学者との対決、さらにマリコの最後の決断と盛りだくさんです。ぜひ観ていただきたいです。——特に「マリコのここに注目して!」という部分を最後にお願いします。ドラマシリーズでは、事件があって解決に向かって割とシリアスな表情で進んでいくことが多いのですが、今回はマリコと色々な関係にある懐かしい方たちが登場しますので、そういった人間的な触れ合いや、ちょっとした表情の変化も意識しました。そんなところもぜひ観ていただけたらと思います。■沢口靖子1965年6月11日生まれ、大阪府出身。第1回東宝シンデレラでグランプリに選ばれ、映画『刑事物語3 潮騒の詩』(84年)で女優デビューした。連続テレビ小説『澪つくし』(85)年でヒロインを演じ、全国に人気が浸透。テレビドラマを中心に映画や舞台、テレビCMなどで活躍し続けている。1995年には主演映画『ひめゆりの塔』で日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞した。主な出演作に、現在放送中のドラマとして最長寿のシリーズとなっている『科捜研の女』(99年~)をはじめ『鉄道捜査官』シリーズ、劇場アニメ『千と千尋の神隠し』、映画『小津の秋』『校庭に東風吹いて』などがある。(C)2021「科捜研の女 -劇場版-」製作委員会
2021年09月12日8月下旬、東京・銀座の街を歩いていたのは女優・沢口靖子(56)。珍しく眼鏡をかけていたため、通行人は気づかなかったが、彼女の知的な雰囲気はより強く醸し出されていた。沢口といえば、22年にわたって主演を務めている『科捜研の女』の劇場版が9月3日に公開されたばかり。「沢口さんのことを表現するときに“変わらぬ美貌”という言葉が使われることが多いのですが、撮影現場でご一緒している私たちも、沢口さんの若々しさには驚かされています」(ベテランのドラマ制作スタッフ)沢口は自身の健康の秘訣についてインタビューで次のように語っている。《最近は時間を見つけて20〜30分ほどウォーキングをしています。(中略)朝起きたらコップ一杯のお白湯を飲みます。お野菜やタンパク質中心の食事をとり、疲れたなと思ったら早めに休んでたっぷり眠る。睡眠で体と精神の疲れを取るようにしています》(『週刊朝日』9月10日号)『科捜研の女』の主人公・榊マリコは京都府警科学捜査研究所の法医研究員。マリコは片づけが苦手という設定だが、沢口は真逆で、たまの休日には掃除に熱中するという。本誌が目撃した日、“オフを無駄にしない女”が訪れたのは芸能界でも定評のある銀座の美容クリニックだった。多くのお客が1〜2時間ほどで帰っていたが、彼女は5時間ほども滞在していた。美容ジャーナリストによれば、「最新機器がそろっていることでも有名です。施術は多岐にわたりますが、たとえば“痩身”でいえば、脂肪細胞を冷却し、効果的に除去するというマシンを使用しています」榊マリコの信条は「科学は嘘をつかない」。沢口が利用しているのも、最新医療技術を駆使している“科痩研”ともいえるクリニックだったのだ。美容ジャーナリストが続ける。「沢口さんはかなりスリムですから、利用しているのは痩身よりも、このクリニックがメインの施術と位置づけている“美肌ケア”と思われます。5時間滞在ということであれば、2時間近くかかるボディトリートメントや1時間ほどかかるビタミン点滴などを組み合わせていた可能性も高いですね」クリニックから出て、再び銀座の街に消えていった沢口。白衣こそ着ていなかったが、その颯爽とした後ろ姿は榊マリコそのものだった。
2021年09月10日映画『科捜研の女 -劇場版-』(9月3日公開)の公開記念舞台挨拶が4日に都内で行われ、沢口靖子、内藤剛志、若村麻由美、風間トオル、斉藤暁、渡部秀、山本ひかる、石井一彰、兼﨑涼介監督が登場した。同作は1999年の放送開始から、安定的な人気を誇るテレビ朝日の人気シリーズ。京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口靖子)を中心に、所長・日野和正(斉藤暁)、化学研究員・宇佐見裕也(風間トオル)、映像データ担当・涌田亜美(山本ひかる)、物理研究員・橋口呂太(渡部秀)など、 ひと癖もふた癖もある研究員たちが、それぞれの専門技術を武器に科学的な見地から事件の真相解明に挑む姿を描く超人気科学ミステリードラマとなっている。劇場版の公開に、イベント冒頭から感極まった様子を見せていた沢口。内藤演じる刑事・土門とマリコのコンビは「どもマリ」と呼ばれ、2人のロマンスを期待する声もあるが、沢口は「マリコと土門はいつも同じ方向を見ています。使命感、価値観が一致しています。そして、事件が起きるたびにどんどん絆が深まっています。この映画では、シリーズ最強最大の敵と対決しました。2人の絆はものすごい近いです。2人にとっての集大成」と表す。この言葉に、内藤は「15年間ぐらい1回も打ち合わせしたことがないんです。1回だけちょっと厄介なストーリーだったので、 やっちゃん(沢口)に『どう思ってやってる?』と聞いた時に、『あえて言えば、お兄さんかな』と言われてるんです。兄弟以上だけど親戚未満、血のつながってないすごく近い人という感覚」と明かす。さらに内藤は「50年くらい経った頃に、そういう関係なんだなと思ってもらえれば。恋人ではないけど信頼し合っているという関係が、"ドモマリ"というジャンルになってるといいなと思って、そういう映画になったのではないかと思っております」と語った。最後に沢口は「映画のお話があったのは今からちょうど2年前でした。『科捜研の女』は4クール連続撮影中で、追われていた2019年の秋でした。長年支えてくださったファンの皆様に感謝の気持ちを込めて精一杯撮影に臨みたいと心に誓いました」と振り返る。「その時はあとでこんな大変な事態が起きるとは思わず、でも諦めずにここまで来てよかった」と瞳を潤ませ、「この場で、このメンバーで皆様の前に立つことが出来て本当に嬉しいです。全国の劇場に足を運んでくださった皆さん、本当にありがとうございます。私達をこの場に連れて来てくださったのは皆さんです。この映画を見て少しでも元気になってもらえたなら、私たちは最高に幸せです」と感謝していた。
2021年09月04日最先端技術を取り入れた斬新なストーリー展開と個性豊かな登場人物で、20年以上にわたって愛され続けている『科捜研の女』シリーズ。つねに新しい挑戦を続ける作品として、幅広い層から絶大な人気を誇っています。そんななか、ファンからの期待に応える形で映画化がついに実現。今回は、その舞台裏についてこちらの方にお話をうかがってきました。渡部秀さん【映画、ときどき私】 vol. 4102017年から本シリーズに参加し、京都府警科学捜査研究所に所属する物理研究員・橋口呂太を演じている渡部さん。誰にでもタメ口で天真爛漫な性格ながら、鑑定では天才肌なところを発揮する甘いもの好きの呂太は、シリーズでも人気キャラクターのひとりです。そこで、科捜研チームの一員である渡部さんの役へのこだわりや意外な一面について教えていただきました。―本作は、シリーズ初の劇場版となりましたが、テレビ版との違いを感じましたか?渡部さんまずは、撮り方も含めてスケール感が圧倒的に違いましたね。あとは、キャストもこれまでのオールスターが勢揃いしているので、僕自身も撮影前からすごくワクワクしていました。とにかく、見ごたえのある作品になっていると思います。―本当に、ファンにはたまらない豪華メンバーが一挙に集結していますよね。現場の雰囲気はいかがでしたか?渡部さん歴代のメンバーの方がいらっしゃるたびに、現場の空気感がどんどん変わっていったので、僕からするとすごく不思議な感覚でしたね。でも、こうやって歴史を積み重ねてきた作品なんだなと改めて感じることができました。そのなかでも印象的だったのは、科捜研の元所長を演じていた小野武彦さんが入られたとき。一気にシリーズの最初のころの雰囲気になり、僕は内心「あのときのメンバーが揃ってる!」と、完全にいちファンになってしまいました(笑)。役者人生においていい分岐点となった―お気持ちよくわかります。これだけ長年愛されているシリーズに参加するうえで、意識していることはありますか?渡部さんレギュラーメンバーとして、新しい歴史を作っていく責任や次の世代に繋いでいく使命みたいなものは感じています。あとは、同じ役をここまで長く演じることは初めての経験だったので、本当にいろいろな勉強をさせていただいているなと。僕の役者人生においても、いい分岐点になりました。―私は『科捜研の女』シリーズのファンであるがゆえに、ほかの刑事ドラマを観ているときでも、「マリコだったら…」とつい考えてしまうことがあります。渡部さんも科捜研メンバーになってから、実生活に影響を及ぼしていることもあるのではないでしょうか。渡部さんそれは僕もありますね。このシリーズに参加してから、物理や科学だけでなく、事件に関するいろいろな単語を聞いてきたので、さまざまなニュースを見ながら自分で勝手に推測してしまうことがあるんです。たとえば、死因がこれなら、この線の事件性はなさそうだなとか。それは、科捜研で得た探求癖がプライベートにまで入り込んでしまった結果だと思います(笑)。―(笑)。では、呂太を演じるうえで大切にしていることがあれば、教えてください。渡部さん呂太は天才肌というか、いい意味でぶっ飛んだキャラクターなので、演じるのはすごく新鮮なんです。そのなかで意識していることといえば、マリコたちからも視聴者のみなさんからも愛される人物であること。誰にでもタメ口で話していますが、それがただの生意気で失礼なヤツで終わってしまうのではなく、どこか可愛げがあって憎めないキャラクターでいたいので、みなさんに認めてもらえるように努力しています。素の自分は、呂太とは真逆のタイプ―実際、視聴者の方からはどのような反響がありましたか?渡部さんこのシリーズを見て僕のファンになってくださる方も多いので、すごくありがたいですね。ただ、そのあとにショックを受ける方もけっこういらっしゃるんですよ……。―というと?渡部さんどうしても呂太のイメージが強いので、「普段はそんなに大人しいの?」と、役との差に驚く方がいるんです。もちろん、素の僕が呂太と同じしゃべり方なわけがないとわかってはくださっていますが、僕としてはちょっと申し訳ない気もしてしまって(笑)。でも、それくらいインパクトのあるキャラクターなんだなと実感しました。あとは、そう感じてくださる方がいるということは、自分がしっかりと役になり切れている証拠でもあるのかなと思うので、ある意味うれしさはありますね。―つまり、ご自身とは真逆のタイプということですか?渡部さんそうですね、真逆だと思います。たとえば、呂太は甘いものが大好物ですが、実は僕は甘いものが苦手なんです……。普段まったくお菓子を食べないので、科捜研の現場で1年分の糖分を摂取しています(笑)。でも、呂太はそういう部分も含めて、自分にはないものを表現できたり、新しいことを発見できたりするので、演じていて楽しいキャラクター。あとは、あの人懐っこさや何も恐れずに進んでいくアグレッシブさは、尊敬しますね。石橋を叩かないでも行けてしまう強さがあって、うらやましいです。毎日、自分の時間は大切にしている―甘いものが苦手だったとは意外でしたが、それを感じさせないのはさすがです。ちなみに、呂太にとってのお菓子のように、渡部さんの生活に欠かせないものといえば?渡部さんまず食べ物なら、とにかく好きなのはお肉。僕は生肉があれば、生きていけます(笑)。そのほかに日常生活で欠かせないものといえば、寝る前の1~2時間で自分の好きなことをとことんする時間。余計なことを考えずに、本を読んだり、テレビや映画を観たりして、一旦仕事のことを忘れるようにしています。そうやってひとりで過ごしているときが、僕にとって大切な時間です。―ご自身をリセットする時間も必要ですよね。では、主演の沢口靖子さんについておうかがいしますが、俳優として影響を受けていることはありますか?渡部さん沢口さんは、本当にプロフェッショナルな方なので、いろいろなことを学ばせていただいています。主役を演じるプレッシャーもあると思いますが、責任感と集中力がすごいですし、沢口さんが現場でミスしている姿を僕はほとんど見たことがありません。以前、「休みの日は何しているんですか?」と聞いたことがあるんですが、そのときに「休みがあれば、次の台本の勉強をしている」とおっしゃっていたほど。やっぱり20年以上トップを務めていらっしゃる方は違うなと思いましたし、僕も沢口さんのプロ意識は見習いたいです。しかも、お忙しいのにキャストやスタッフにもつねに気を遣ってくださるところも、素晴らしいと思います。うれしいのは、沢口さんの笑顔を引き出せたとき―さすがですね。そんな仕事一直線の沢口さんですが、現場で渡部さんだけが知っている素顔があれば、教えてください。渡部さん撮影の合間はけっこうお茶目な方で、プライベートなお話をすることもありますね。時々、ニコッと笑ってくださったりすると、「この笑顔は、僕にしか見せないでほしい」と思ったりすることも(笑)。沢口さんの笑顔を引き出せたときは、うれしいです。―ちなみに、どんなお話で沢口さんの笑顔を引き出したのですか?渡部さん僕は趣味でアクアリウムを作っていて、家にペットカメラを置いているんですが、お魚の映像を「みんなには秘密ですよ」と言って見せたりすると喜んでくださいます。これからも、沢口さんのいい笑顔を引き出せるようにがんばりたいです!―では、渡部さんから見て、マリコの魅力はどんなところだとお考えでしょうか。渡部さん「事件を解明する」という確固たる意志や信念は、すごいところだなとは思います。とはいえ、マリコが“暴走”しているときは、一般社会では受け入れてもらえないかもしれませんが……(笑)。ただ、めちゃくちゃなお願いをされても、ついていきたくなるようなところがマリコの魅力なんですよね。―マリコのように好きなことに夢中な女性はどう思いますか?渡部さんすごく素敵だと思います。自分のルールをしっかり持っている女性には興味が湧きますし、「普段は一体どんな人なんだろう?」と知りたくなりますから。周りに気配りができる女性には見とれてしまう―ちなみに、渡部さんが女性を見るときに注目しているポイントといえば、どんなことですか?渡部さん周りに気配りができて、マナーがきちんとしている方には、見とれてしまいますね。あとは細部にまで気を遣って、時間をかけて努力をされている姿も素敵だなと。と言いながら、ふとした瞬間に見せる気の抜けた感じもいいですよね。―わかる気がします。また、マリコといえば“科学オタク”ですが、いま渡部さんがハマっているものがあれば、教えてください。渡部さん趣味はわりと多いほうかなと思いますが、いまは先ほどお話したアクアリウム、爬虫類、苔、植物など。一度ハマるとがっつりハマってしまうほうなんですよね。最近は家が水族館のような、動物園のような、植物園のような状態になっています(笑)。―楽しそうなお家ですね。それでは最後に、ananweb読者へのメッセージをお願いします!渡部さん僕はもうすぐ30代に入りますが、人としても男性としてもまだまだ未熟な部分が多いなと感じています。若い頃に思い描いていた30代にするために、仕事で成長していくのはもちろんですが、もっと女性のことも理解できるようになれたらいいなと。自分だけだと凝り固まった考えになってしまうので、女性の方々の目線でいろんなことを教えていただきたいですね。おこがましいですが、みなさんの力で僕を素敵な男性に育てていただけたらうれしいです(笑)。インタビューを終えてみて……。ご本人がおっしゃっていたように、どうしてもタメ口で話す呂太のイメージが強いため、丁寧で穏やかな口調の渡部さんに最初は驚きましたが、そのギャップもまたとても魅力的だと感じました。俳優として、男性としてどんな30代を迎えられるのか、ますます楽しみです。スケールもトリックもさらにパワーアップ!豪華キャストが一挙に集結し、シリーズ史上最難関の事件に挑んでいる本作。最新科学を駆使したトリックと立ちはだかる最強の敵によって、まさかの結末へと追い込まれていくことに。困難な状況にこそ力を発揮する科捜研メンバーによる“衝撃の最終実験”をぜひお見逃しなく!写真・山本嵩(渡部秀)取材、文・志村昌美ストーリーある日、京都の洛北医科大学でウイルスを研究する女性科学者が転落死する。榊マリコをはじめとする“科捜研”のメンバーや捜査一課の土門刑事、解剖医の風丘教授は、事件性を疑うも、それを裏付ける証拠を発見できずにいた。ところが、京都だけでなく、ロンドンやトロントでも連続科学者転落死事件が同時に発生。捜査を進めていくなかで、ある細菌の存在を突き止めるのだが、そこに立ちはだかるのは“史上最強の敵”だった。果たして、マリコたちは世界中に広がる死の連鎖を止められるのか……。※榊の字は木へんに神が正式表記謎が深まる予告編はこちら!作品情報『科捜研の女 -劇場版-』9月3日(金)全国ロードショー配給:東映©2021「科捜研の女 -劇場版-」製作委員会写真・山本嵩(渡部秀)
2021年09月02日1999年に放送が始まり、20年以上にわたって愛されてきた『科捜研の女』がついに映画化! 『科捜研の女 -劇場版-』がいよいよ公開を迎える。これを機に、シーズン1から主演を務めてきた榊マリコ役の沢口靖子、そしてシーズン5より現在に至るまで、マリコの頼れる“相棒”であり、今回の劇場版でも大活躍を見せる刑事・土門を演じる内藤剛志にあらためて“科捜研”の魅力、ここまでコンビを組んできたお互いの印象、そして映画の見どころについてたっぷりと話を聞いた。――ファンにとっては「ついに!」という思いも強い映画化ですが、おふたりはどのように受け止めましたか?沢口私もまさか“科捜研”が映画になると思ってもおりませんでしたので、夢のようなお話だと喜びました。(映画化が決まったのが、TVシリーズが20シーズンめを迎えた2020年で)ちょうど節目の年でしたので「集大成にする」という気持ちで取り組みました。内藤(TVシリーズと)やっていることは同じだと思っています。ただ、これだけ長くやってきたことで、みなさんがご存知のような定型になっているので、形が変わるというのがすごく嬉しいんですよ。例えば1時間じゃなく、2時間のスペシャルドラマになったり、前後編のスペシャル版だったり。そういう意味で、映画ってまた新しい形なんですね。やることは一緒なんですけど、また新しいチャレンジができるなと。決して映画が“終点”だと思ってやってきたわけではないんですが、新しいことを楽しめるというのが、話を聞いて思ったことでした。『科捜研の女 -劇場版-』――映画ならではとも言えるオールスターキャストで、ファンにとっては懐かしく、嬉しい面々が続々と登場します。撮影現場で印象的だった再会のエピソードについて教えてください。沢口それぞれのみなさんとマリコの歴史がありまして、お会いしたときは嬉しい、懐かしい気持ちになりました。それぞれの方とのいろんな思いがあるんですが……特に長田成哉さんが演じる相馬くんは、マリコのヤンチャな弟的な存在でした。今回は、カナダ在住という設定で、映画の中ではリモートでの会話だったんですけど、撮影ではマリコの声の相手をするために長田さんがスタジオに来てくれたんです。今までと同じ物理研究室の自分のデスクに座り込んで、以前と同じようにすっかり溶け込んでましたね。「科捜研はやっぱりいいなぁ」とか言ってくれてました(笑)マリコと相馬くんのアイコンタクトがあって、マリコが叱ったり、励ましたりするとき、耳を引っ張っていたんですね。今回、リモートでの共演でしたが、監督に「ぜひ再現したい」とリクエストを出させていただいてやっていますので、ファンのみなさんには楽しみにしてほしいです内藤僕は第2シーズンから出演していて(※)、1999年に放送が始まった当初は、家で寝転んで観てたんですよ。そのとき「なんで、渡辺いっけいがこんなキレイな人のダンナなんだ? ふざけんな!」と思ってたんですけど(笑)、20年経ってやっと本人に会えましたよ。「こいつかっ!」と思いましたね。※第2シーズンでの出演は、科捜研のプロファイラーの武藤要役として。武藤とは別人の土門刑事としての出演は第5シーズンから。『科捜研の女 -劇場版-』に登場する、渡辺いっけい演じるマリコの元夫・倉橋。いっけいとは、仲も良いし、その間もいっぱい一緒に仕事もしてるんですけど、(今回の劇場版で顔を合わせると)イメージが変わるんですよ。“マリコの元ダンナ”って(笑)。土門はあくまでも(マリコの元夫・倉橋拓也を)知らないという設定で「この人なのか……」という感じなんですけど、僕自身は20年ずっと「なんでいっけいなんだよ!」と思ってたので、そんな思いがやっと成就しました!お客さんにしてみたら「いよいよ3人が会うぞ!」と思うでしょうから、そこは楽しんでほしいですね。いや、本当に(元ダンナが)いっけいっておかしいよね?やっと“恨み”を晴らせました(笑)。沢口3ショットが見られるので、そこは楽しみにしていただきたいですね(笑)。“科捜研”という言葉を他のドラマで耳にして認知を実感した――今でこそ“科学捜査”を軸にしたドラマは国内外で数多くありますが、放送が始まった1999年頃はなじみのない存在だったかと思います。放送開始当初、沢口さんはこの作品にどんな印象を抱いていましたか?沢口(ドラマの話が来て)科学捜査研究所という言葉自体、初めて知って、そんなものが主体のドラマは他にないし、現場に残された微細な証拠から犯人にたどり着くという内容がとても面白い、希少なミステリーになるなと感じましたね。――その後、これほどの人気を博し、シリーズが続いていくと思っていましたか? 周りの反響の変化やご自身で“手応え”を感じた瞬間などはありましたか?沢口先のことは見ず、毎年、毎年、新たな気持ちで、いただいた台本ごとに向き合ってきたという感じですね。ただ、あるとき、“科捜研”という言葉を他のドラマで耳にして、認知されてきたなと感じましたね。一般的な言葉になったんだなと。“DNA鑑定”なんていう言葉も、放送開始当時はあまりニュースでも一般的じゃなかったと思います。『科捜研の女 -劇場版-』――内藤さんは、シーズン5から土門刑事役でマリコの相棒的存在を務めてきましたが、既にシーズンを重ねていた人気ドラマに入るというのはどういう心境でしたか?内藤既に違う役(プロファイラー・武藤役)をシーズン2からやってて、それは科捜研の側の人間だったんですけど。これはハッキリと記事に書いていただきたいんですけど、武藤は今でも生きてるんです。土門はあくまでも別人、新しい役としてやっていますし、やっちゃん(=沢口さん)とはそれ以前も仕事はしていたので、やりやすかったです。ただそこから、今までやってきた関係性というのは、みなさんからいろんな意見をいただいて、修正しながらやってきてできあがったのが、今の形だと思っています。最初は、マリコとも“VS”でしたからね。沢口でしたね(笑)。内藤土門は「科学なんてなんだ!」という態度で。マリコともケンカばかりでしたから。そこからどうやるかはふたりだけでなく、スタッフみんなでやってきてこういう形になりました。長くやってきたからこそ、そうやって微調整できたというのは幸せな形だなと思います。マリコも変わったし、僕も変わったし、それはみんなのおかげですね。『科捜研の女 -劇場版-』――現場でのマリコと土門のコンビ感であったり、科捜研の仲間とのチームワークのために意識していること、大切にしていることはありますか?沢口やはり同じ方向を見て、同じ価値観を持っていることが大事かなと思っています。そして相手を尊敬し、信頼する気持ちも大切ですね。内藤長くやってますから基本的には何もしなくてもチーム感はあると思っています。ですが、やっちゃんとの話で言うと「ここは大事だ」ってときは必ず言葉でやり取りしますね。「ここどう思ってる?」って。たまにやるよね?沢口そうですね。内藤それは大事なことで、「なんとなく……」じゃなく「あそこどうやる?」ってね。沢口ポイントポイントで。内藤20年やっているので基本的には台本を読んで現場に行けばいいんですけどね。でも大事なところでズレたらまずいので。沢口迷ったり、何かリクエストがあるときは必ず相談します。内藤今回も話の中である“仕かけ”があるんですけど、それをどこから始めているのか? そういうことは話しますね。でも基本的にはだいたい(何も言わなくても)OKですよ。逆に言うと、しゃべるときはよほどのときだね。「寂しかったら電話してこい!」って言うんだけど、1回もしてこない――役としてではなく、俳優、人間としてのお互いの印象についてもお聞かせください。沢口内藤さんは非常に知識豊富でお話もすごく楽しくて、音楽、司会の才能まである多才な方なんですが、一方で同じ大阪の出身ということで、ざっくばらんで話しやすい方ですね。もう長いですからね。内藤初めて会ったときは何才だったっけ?沢口22歳でしたね。内藤じゃあ僕は32歳くらいだね。もちろん、そのときのことは全然覚えてないと思いますけど、(『科捜研の女』以前に)一度、会ってるんです。それからもう長いけど印象は変わらない、このままですね。「寂しかったら電話してこい!」って言うんですけど、1回もしてこないんですよね(苦笑)。京都でひとりで頑張ってるからね、「俺もいるぞ」と。「寂しかったら飯でも食おうぜ」って言ってるけど、1回も電話してこない(笑)。そういう人です(笑)。画面(=劇中のふたりの関係)どおりじゃないですかね?このふたりの関係って、夫婦や恋人でもない……家族って感じですかね?それは以前、彼女が言ったんですよ、ある難しいシチュエーションの回で「やっちゃん、これどう思ってやるの?」って聞いたら、「お兄ちゃんかな?」って言ったんです。それはたぶん、血のつながった兄妹じゃなくてね。(別作品で)恋人の関係も演じたことがあるけど、俳優個人として“沢口と内藤”という関係で言うと、どこか肉親的な関係性もあるような気がしますね。いや、俺が勝手にそう思ってるだけで、全然そんなふうに思ってないかもしれないけど……(笑)。沢口いやいや、そうですね。距離の近さということで言うと……。内藤それでいいと思ってるし、たぶん、この作品は恋愛に発展はしないドラマだと思うし。『科捜研の女 -劇場版-』――キャスト陣の素晴らしさはもちろん、スタッフ陣の優秀さもこれだけ人気を博し、年数を重ねてきた要因のひとつだと思います。沢口毎シーズン、作品を進化させてくださってるし、真摯に作ってくださるのを感じますね。だからそれにお応えしたいという気持ちでいつも臨んでいます。内藤20年やってると、スタッフも世代交代するんですけど、新しくそのポジションに就く人たちは、前の世代のスタッフの助手なんですよ。『科捜研の女』で育って、監督や技師になっていく――つまり、この作品の全部を見てきているし、前の世代の残した有効な部分はそのまま使って、変えるべきところは変えていくんですね。長くやっていることが素晴らしいスタッフが育つことの一因だと思います。例えば“シリーズ助監督”という人がいて、その人は現場に毎日は出てこないんです。何をするか?やっちゃんがドラマの中でやる科学のこと、手元のことなどを調べたりしてるんです。そういう人がいつか監督になると、よそから呼ばれてきたどんな優秀な監督でも撮れないものを撮ってくれるんですね。20年がそういうスタッフを生んだんだなと思う。俳優もそうですね。若い子たちは「シリーズが始まった頃はまだ生まれてませんでした」とか「小学生のときに観てました」って言いますからね(笑)。そういう意味でも長くやってきて良かったと思うし、僕らも新しい監督に対して「どうぞ好きなようにやってくれ」と思えるんですよね。だって僕のダメなところも含めてすべてを見てきてくれているので。――『科捜研の女』という作品はなぜここまで愛されているのでしょう?作品、登場人物たちがシリーズを通じて持っている“哲学”“スピリット”はどういうものだと思いますか?沢口今回の映画でもそうですが、例えばマリコがみなさんにムチャぶりをしても、みなさん、文句を言いながら最終的に協力してくださるんですね。それはマリコの持つ「真実を突き止めたい」という純粋な情熱が心を突き動かしてるからだと思います。やはりみなさん、「何かをやりたい」と思っても、残念ながら諦めてしまうところってあると思います。でも、マリコに刺激を受けて、元々みなさんが持っている思いが触発され、結果的に彼女についていくようになっているのかなと思います。内藤それが“プロ”ってことだと思います、全員がね。これはアスリートの言葉なんですけど「努力しなきゃ」と思った時点で負けてる。「したい」じゃなきゃいけないと。たぶん、ここに出てくるみんな、そうだと思うんですよ、自分の仕事を「やらなきゃ」と思ってやってないんです。彼女は特にそう(笑)。そこだと思います。「頑張らなきゃ」と思ってないし、いい意味で、他の人より激しさを持っているんですね。そんな人、現実には中々いないと思うけど、それが自分も「そうありたい」という気持ちでみなさんに伝わっているんだと思います。中には仕事はしなきゃと思ってやってる人もいるでしょ? でもそこに「好き」という成分が入ると全然変わってくる。『科捜研』はみんなそう。イヤイヤやっているというのは“フリ”ですからね、所長(斉藤暁)が「マリコくーん……」って言ってるのも、全部フリですから(笑)!「頼みますよ~」とか言いつつ、みんな、一番熱中してやってるし、マリコと土門はその先頭を走ってる。それがみなさんの元気の素になっているんだと思います。取材・文:黒豆直樹撮影:源賀津己『科捜研の女-劇場版-』9月3日(金)より公開(C)2021「科捜研の女 -劇場版-」製作委員会
2021年09月02日auスマートパスプレミアムが1日、沢口靖子主演の映画『科捜研の女 -劇場版-』が3日から公開されることを記念して、テレビシリーズ全254話から厳選した23作品の見放題配信を開始した。『科捜研の女』は、京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口)を中心とした、ひと癖もふた癖もある研究員たちが、法医、物理、化学、文書鑑定などの専門技術を武器に事件の真相解明に挑む姿を描くテレビドラマ。“最新の科学捜査テクニック”と“豊饒な人間ドラマ”が絡みあうハイクオリティーなミステリーが、1999年の放送開始から根強い人気を誇り、現行の連続ドラマでは最も長く続いている長寿シリーズである。そして今回、auスマートパスプレミアムでは、「映画公開記念! まだ間に合う! シリーズ20年を総ざらい! 夏の短期集中講座」と題して、テレビシリーズ全254話から厳選した「劇場版公開記念! 『科捜研の女』セレクション」23作品を配信開始。記念すべき初回放送や、拡大スペシャルなどのエピソードがラインナップされており、20年以上続く『科捜研の女』シリーズを総ざらいすることができる。23作品の見放題配信は30日23時59分まで。
2021年09月01日女優の沢口靖子(さわぐち・やすこ)さんが主演する映画『科捜研の女 -劇場版-』(兼﨑涼介監督)が9月3日 (金)に公開されます。1999年に放送を開始した人気ドラマシリーズのファン待望の映画化。劇場版では、沢口さん演じる榊マリコら“科捜研”のスペシャリストたちが「世界同時多発不審死事件」に挑み、“シリーズ史上最強の敵”が立ちはだかります。22年間、榊マリコを演じてきた沢口さんにお話を伺いました。スケールが違う劇場版の撮影に「細胞が震えた」——シリーズ放送22年目にして初の映画化だそうですね。映画の撮影はいかがでしたか?沢口靖子さん(以下、沢口):いつものテレビシリーズとは違って、スケールの大きさを感じる、良い意味で緊張感のある毎日を過ごしていました。——やっぱりドラマのときとは違いましたか?沢口:違いました。まず初日から夕日を狙ったビルの屋上での撮影だったのですが、クレーン車を使って1カット長回しのぶっつけ本番で撮影しました。他にも台本で3ページほどあるシーンをクレーン車を使って1カット長回しで撮影したり、ワイヤーアクションで生まれて初めて4メートルほどつられる撮影も経験しました。まさに細胞が震えるような感覚でした。マリコの元夫も19年ぶりに登場——マリコの元夫で警察庁の倉橋拓也役の渡辺いっけいさんも約20年ぶりに出演するそうですね。渡辺さんとの久しぶりの共演はいかがでしたか?沢口:いっけいさんは照れ屋さんで、照れながら「科捜研」に帰ってこられたことを喜んでいらっしゃいました。私もほかのメンバーもそうだったと思うのですが、ある一時期、苦楽を共にした仲間と再会できたような、一気に時間が縮まって打ち解けていく感じがありました。——マリコと倉橋の離婚の真相に迫るシーンもあります。沢口:マリコと倉橋は元夫婦ですが、お互い嫌い合って離婚したわけではないんですよね。マリコは倉橋の生き方が不器用な部分も含めて大好きで、今は人間として尊敬している。そんなマリコの倉橋への愛情がにじみ出るようなシーンになればと思いながら演じました。そこに(内藤剛志さん演じる)土門さんがいるというのがまた面白いところです(笑)。——マリコと土門の関係性もすてきです。沢口:恋愛関係に発展しそうで発展しない微妙な距離感がまた良いのかもしれないですね。だからこそ、見ている方もどこか爽やかに感じてくださるのかもしれません。22年間マリコを演じるも「毎回新鮮」——シリーズ放送22年目ですが、沢口さんにとってマリコはどんな存在ですか?沢口:私の分身のような、また必ず帰る場所のような存在ですね。マリコは科学オタクで自由でフランクで猫のようにマイペース。そして時に周りの人を巻き込んでしまうのですが……。自分と似ている部分があるとすれば、考え方が理系で、正確さや規則正しさを重視するところでしょうか。——マリコの魅力はどんなところだと思いますか?沢口:やはり自分の仕事に信念を持っているところだと思います。今回もそうなのですが、ほんのわずかな違いや変化を見逃さない。普通の人だったら見過ごすところをそのままにしない。「ここに何かある」と思ったら、その奥にある真実を見つけようとする姿勢が素晴らしいところだと思います。——沢口さんがマリコを20年以上演じ続けられてきた理由があるとしたら何だと思いますか?沢口:結果的に振り返ると22年間演じてきたということなのですが、マンネリ化しないというか常に新鮮な気持ちで臨んでいます。というのも、特にこのドラマは科学がテーマなので、科学の進歩とともに作品も毎年進化しているんです。微妙に毎年テーマも変化していて、「今回のシリーズはこういう路線なのかな?」と思いながら演じています。ストーリーもより複雑に、専門用語もより難しくなってきているので、毎回課題が与えられている、ハードルが高くなっているという感じはあるのですが、だからこそ同じ役をずっと演じている気がしなくて毎回新鮮に向き合っています。——マリコを演じる上で大変なことはどんなことですか?沢口:例えば、今回の映画では佐々木蔵之介さん演じる微生物の科学者が“シリーズ史上最強の敵”として立ちはだかるのですが、専門用語を交えたセリフがすごく難しかったです。実際の科学者たちは専門用語も使い慣れているので、私も自分の中で専門用語やセリフをモノにするまで声に出してなじませる作業を繰り返すのですが、それが毎回大変です。——最後に、沢口さんの仕事ルールがあれば教えてください。沢口:例えば嫌なことがあったときは、たっぷり眠ることです。やはり疲れているときは、物事もちょっと悪い方向に考えがちになってしまう。そんなときはいったん寝てしまって、もう少し元気になって考えたほうが、物事を直感的に捉えられるし、違う視点で見られたりするのかなと思いますね。※「榊」の字は「木へんに神」が正■映画情報タイトル:「科捜研の女 -劇場版-」公開日:2021年9月3日(金)監督:兼﨑涼介脚本:櫻井武晴音楽:川井憲次出演:沢口靖子、内藤剛志、佐々木蔵之介、若村麻由美、風間トオル、金田明夫、斉藤暁、西田健、佐津川愛美、渡部秀、山本ひかる、石井一彰、渡辺いっけい、小野武彦、戸田菜穂、田中健、野村宏伸、山崎一、長田成哉、奥田恵梨華、崎本大海(聞き手:ウートピ編集部・堀池沙知子、写真:宇高尚弘)
2021年08月31日いよいよ公開が間近に迫ったシリーズ初の劇場版『科捜研の女 -劇場版-』。この度本作に、伊東四朗と福山潤が出演していることが明らかになった。沢口靖子、内藤剛志をはじめ、お馴染みのレギュラーキャストが揃い、世界同時多発不審死事件に挑む本作。今回新たに出演が明らかになった伊東さんが演じるのは、おしゃれなカフェで一人読書をしているマリコ(沢口さん)をナンパする老紳士という、ユーモアあふれるキャラクター。映画の冒頭をキャッチーに盛り上げる。伊東さんは「黄昏時のビルの屋上での2人のロケ、暮れる前にアップさせようとのスタッフの思いが伝わってきて、緊張したぁ」と撮影をふり返り、「皆さん、ご期待くださーい!」とコメント。また、「コードギアス 反逆のルルーシュ」ルルーシュ・ランペルージ役、「xxxHOLiC」四月一日君尋役、「おそ松さん」松野一松役など、様々な作品に出演する人気声優の福山さんは、本作にアナウンサーとして登場。混乱する現場の中、劇中キーとなるシーンで懸命に事件を伝えていくという重要な役どころだ。福山さんは「とても光栄ですし、事務所スタッフも『科捜研の女』が大好きなので、僕の出演が決まった時、みんな笑顔でした(笑)」と参加への喜びを語り、「撮影は恥ずかしくなるくらい緊張してしまいましたが、非常に新鮮で貴重な体験をさせて頂きました。張り切って演じましたので、僕の出演シーンにも是非注目して頂きたいです!」と呼びかけている。『科捜研の女 -劇場版-』は9月3日(金)より公開。(cinemacafe.net)■関連作品:科捜研の女 -劇場版- 2021年9月3日より公開(c)2021「科捜研の女 -劇場版-」製作委員会
2021年08月24日グラビアアイドルで女優の沢口愛華が、動画サービス「ニコニコ」にて、公式ファンクラブチャンネル『沢口愛華のオフタイム』(月額770円)を開設し、30日(20:00〜予定)に初回SP生配信を実施することが23日、発表された。同チャンネルは、沢口の“オフな一面”が楽しめることをコンセプトにした公式ファンクラブチャンネル。ニコニコ生放送ならではのコメント機能やアンケート機能も活用し、視聴者とコミュニケーションをとりながら生配信番組を作り上げていく。チャンネルでは月1回の生配信を予定し、チャンネル会員になると会員パートを含む生放送全編・アーカイブ動画が視聴可能に。さらに、会員限定でグラビア撮影のメイキング動画や誌面未公開グラビアも公開される。また、チャンネル開設を記念して、沢口が表紙・巻頭特集を飾るグラビア誌『G(グラビア)ザテレビジョン』vol.56(KADOKAWA)をドワンゴジェイピーストアで購入した人を対象に、9月4日にオンラインサイン会を開催。1冊券:くじびき権(当選者にはサイン会後に30秒生電話) 、2冊券:ニックネーム読み上げ+直筆サイン、3冊券:ニックネーム読み上げ+ニックネーム入り直筆サイン+ポスター(絵柄A)、5冊券:ニックネーム読み上げ+ニックネーム入り直筆サイン+ポスター(絵柄B)+メッセージ動画(共通)+くじびき権(当選者にはサイン会後に45秒生電話)とそれぞれ内容が異なり、3冊券・5冊券の購入には『沢口愛華のオフタイム』への会員登録が必要となる。○■沢口愛華コメントこの度ニコニコチャンネルを開設することになりました! 最近は皆さんと会える機会が減ってきてしまって、寂しいと思っていました! 直接ではないですが、こうやって沢口の元気な姿を届けられることが何よりも嬉しいです。初回配信は8月30日20時〜、皆さんと一緒に楽しめたらいいなと思っています! よろしくお願いします!
2021年08月23日「キャスト、スタッフ全員が待ち望んでいた劇場版です。スクリーンからも情熱が感じられるような作品になっています」8月11日、『科捜研の女-劇場版-』の完成報告イベントで、感慨深そうに語ったのは女優・沢口靖子(56)だった。ドラマ『科捜研の女』シリーズ(テレビ朝日系)がスタートしたのは’99年10月。現在放送中の連続ドラマでは最長寿。映画化は今回が初の試みだ。演じ続けて22年目、主人公の法医研究員・榊マリコについて、沢口自身はインタビューで次のように語っている。《科学一辺倒だったマリコもシリーズを重ねるなかで、人として女性として成長してきました。30代半ばで出会った役ですが、今では私の分身のような存在です》(『家庭画報』9月号)劇中のマリコ同様、沢口自身も女優として成長を重ねてきた。ドラマ関係者によれば、「20年続けてきたことで、沢口さんも『私の代表作になりました』と、自信を持っているようです。近年ではマリコが金髪巻き髪のお姫様風のコスプレをしたり、熟成庫で巨大な牛肉といっしょにつり下げられたりと、“衝撃シーン”がネットでも話題になっており、沢口さんも楽しみながらチャレンジしてくれています。『科学捜査研究員を子供たちの憧れの職業にしたい』とも言っていましたね」記念すべき『Season20』が放送された昨年を、沢口は私生活でも“節目の年”と考えていたようだ。「25年ほど住んでいた自宅マンションから転居したと聞いています」(沢口の仕事関係者)科捜研のマリコは京都市にある7階建て築30年以上のマンションに住んでいるという設定だというが、沢口が選んだ新居とは?■広さは140平方メートル、坪単価は700万超えの高級億ション前述の証言をもとに取材を進めると、昨年、東京都内の一等地にあるマンションを、自身が代表取締役を務めている個人事務所名義で購入していたことがわかった。高級マンションの立ち並ぶエリアの新築物件で、広さは140平方メートルほど。「最上階ですし、坪単価が700万円以上という物件ですので約3億円となります」(不動産関係者)購入を決断した当時は54歳。ようやく出会った“終の棲家”ということなのだろう。科捜研収録のために1年の多くは京都でホテル住まいの沢口だが、オフでのリフレッシュ術の一つがショッピング。「100円ショップも愛用しているそうで、プラスチック製の収納カゴを100個も買ってしまったというエピソードもあります」(前出・仕事関係者)ちなみにもう一つのリフレッシュ術は掃除。片付けが苦手なマリコとは真逆なのだという。《仕事がオフの日には、まずお掃除をします(笑)》(本誌’13年5月28日号)《お掃除や家の片付け、“断捨離”には夢中になります》(『家庭画報』9月号)リフレッシュのためのスペースを新たに確保した沢口。さらにスケールを拡大したマリコの活躍ぶりにも期待したい。
2021年08月16日9月3日公開の映画『科捜研の女-劇場版-』完成報告イベントが11日、東京・丸の内 TOEIで行われ、沢口靖子、内藤剛志、若村麻由美、風間トオル、金田明夫、斉藤暁、山本ひかる、石井一彰が登場した。1999年の放送開始から20年以上も高視聴率を記録しているテレビ朝日の人気ドラマシリーズ『科捜研の女』。科学の進歩と時代性を取り入れながら「現行の連続ドラマ 最長シリーズ」の記録を常に更新し、これまでに250を超える事件を解決している。シリーズ初となる劇場版では、主人公の榊マリコ(沢口)と京都府警の土門薫(内藤)刑事をはじめテレビシリーズのレギュラーキャスト10人が勢揃いして世界同時多発不審死事件に挑む。沢口は「テレビドラマシリーズを大きくした劇場版の新たな世界観が誕生し、手応えを感じました。もちろん結末は知っていますが、これは事件なのか事故なのか、犯人は誰なのかトリックは? と一緒に謎解きをするような感じでドキドキしながら観ました。『科捜研の女』の魅力が全て詰まっており、集大成の作品だと思います」と作品の出来には自信。マリコとバディを組む大門刑事役の内藤は「やっちゃん(沢口)、もうこれで会えないかもしれないね、とチラッと言ったかな? 言えないんですけど、やっちゃんお世話になりました」と微妙な言い回しでネタバレをすると、隣にいた若村から「そんなこと言っちゃいけないって言われたばかりなのに、大丈夫ですか?」とたしなめられて苦笑いを浮かべていた。本作のゲストには佐々木蔵之介がシリーズ史上最強の敵として科捜研の前に立ちはだかる天才科学者の加賀野亘を演じている。この日はビデオメッセージでの出演となった佐々木について沢口は「普段は京都弁でざっくばらんと面白い方なんですが、役に入るとガラッと変わって飲み込まれそうになりました」とオンとオフの差にびっくりしたという。内藤も「逸脱した科学者の役でそういうのって機械的に見えるんですが、本当に上手いんですよ。体温のないような逸脱した科学者を人間として演じていました。僕たちの映画に力を入れてくれましたね」と絶賛しつつ、「あいつ京都生まれなのに何となく東京で仕事しているでしょ。僕、京都に本籍移したんですよ。あいつは京都を捨てた男! 潰してやる! 自分の老人ホームのためになるべく蔵之介の仕事を取っていきたいと思います」と笑いを誘っていた。映画『科捜研の女-劇場版-』は、9月3日より全国公開。
2021年08月11日俳優の沢口靖子が8月11日、都内で行われた主演作『科捜研の女 -劇場版-』の完成報告イベントに出席した。20年以上にわたり、主人公・榊マリコ(榊は偏木に神)を演じる人気テレビドラマが初めての映画化。「劇場版が完成して、ご報告できるのはうれしい」と喜びを示す一方、感染症対策として無観客でのイベント実施には「長年支え、応援してくださったファンの皆様に直接、この場でお伝えすることができませんでした。正直、残念でたまりません」と無念そうな表情を浮かべた。それでも「私はつらい時こそ、諦めずに前を向いて歩いていこうと、マリコに背中を押され、ここまで来ました。科学でより良い未来を切り開く。それがこの映画のテーマです」と熱弁。「今は大変な時期ですが、1人1人の心がけ次第できっと、すてきな未来をつかめるはず。(映画が公開される)9月には、皆さんの前でご挨拶できるように、一緒にこの困難を乗り越えていきましょう。それまで、どうぞお元気にお過ごしください」と真摯なメッセージを送っていた。1999年の放送開始から20年以上にわたって親しまれてきたテレビ朝日の人気ドラマ『科捜研の女』の初となる劇場版。沢口演じるマリコをはじめ、これまで数々の難事件を解明してきた京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の面々が、京都、ロンドン、トロントなど各地で同時多発的に発生する科学者不審死事件に挑む。沢口は「早くファンの皆様に見ていただきたい自信作です!」と胸を張り、「ドラマのスケールを大きくした、劇場版としての新たな世界観が誕生したと手応えを感じています」と誇らしげ。「もちろん、内容は知っているんですが、映画を見ながら、これは事件なのか、事故なのか。犯人やトリックを考えながら、ドキドキして見ました。科捜研の魅力がすべて詰まった、集大成にふさわしい作品です」とアピールしていた。劇場版には、マリコに加えてテレビシリーズのレギュラーキャストが勢揃いしており、沢口は「とても懐かしい方もいらっしゃり、台本を開き、お名前を見ると、顔が浮かびました。苦楽をともにした友人と再会したような気持ちだった」としみじみ。「皆さんそれぞれがストーリーに絡んでおりまして、化学反応を起こしながら、クライマックスを迎える」と見どころを語った。完成報告イベントには沢口をはじめ、京都府警の土門薫刑事役・内藤剛志、若村麻由美、風間トオル、金田明夫、斉藤暁、山本ひかる、石井一彰が勢ぞろい。内藤は「科学を使って、事件を解き明かし、犯人を追い詰めるというストーリーに変わりはありませんが、劇場版ということで、20年以上の歴史において、一度もやっていない方法で犯人を追い詰めます。しかも、これが一度きりしか使えない方法。とんでもないことが起こります!」と豪語。また、劇場版のゲストでシリーズ最強の宿敵・加賀野教授を演じる佐々木蔵之介が「ぜひ、五感をフル稼働しながら、楽しんでください」とビデオメッセージを寄せた。取材・文・写真=内田涼『科捜研の女 -劇場版-』9月3日(金)公開
2021年08月11日女優でグラビアアイドルの沢口愛華が、講談社のサッカーメディア『ゲキサカ』とスポーツマネジメントが主催するeスポーツ大会「第1回全国高校eサッカー選手権大会 supported by PUMA」の応援マネージャーに就任した。PlayStation4用ソフト『eFootball ウイニングイレブン 2021 SEASON UPDATE』の高校No.1プレイヤーを決定する同大会。のべ167人がエントリーしたオンライン予選を勝ち抜いた8名が8月24日、東京・池袋の「Mixalive TOKYO(ミクサライブ東京)」で開催される決勝大会に出場し、初代チャンピオンの座を懸けて熱戦を繰り広げる。そして今回、今年の春に高校を卒業したばかりの沢口が同大会の応援マネージャーに就任。また、決勝大会の実況をeスポーツアナウンサーの柴田将平、解説をゲキサカFC所属のプロゲーマー、Mayageka氏が務める。なお、決勝大会の模様は、ゲキサカの公式YouTubeチャンネルにてライブ配信される。○■沢口愛華コメントこれからのeスポーツの歴史を創っていくみなさんを応援できること、すごく光栄に思います! 勝って嬉しいや負けて悔しいという、eスポーツで知った感情を胸に、一つひとつの試合を悔いのないものにできることを願っています。eスポーツという最先端のスポーツで、青春を駆け抜けてください!
2021年07月26日女優の沢口靖子が主演を務める、映画『科捜研の女-劇場版-』(9月3日公開)の予告編が22日、公開された。同作は1999年の放送開始から、安定的な人気を誇るテレビ朝日の人気シリーズ。京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口靖子)を中心に、所長・日野和正(斉藤暁)、化学研究員・宇佐見裕也(風間トオル)、映像データ担当・涌田亜美(山本ひかる)、物理研究員・橋口呂太(渡部秀)など、 ひと癖もふた癖もある研究員たちが、それぞれの専門技術を武器に科学的な見地から事件の真相解明に挑む姿を描く超人気科学ミステリードラマとなっている。解禁となった予告編は、舞い落ちる紅葉と不安げなマリコ(沢口靖子)の表情、そして「助けて」と言いながら高所から自ら飛び降りる京都、ロンドン、トロントの事件「世界同時多発“科学者”不審死事件」から幕を開ける。京都で起きた2つの事件は、犯罪につながる物的証拠が出ずに自殺として処理されようとしていたが、被害者たちの「助けて」という死の間際の一言に違和感を覚えたマリコたち科学捜査のスペシャリスト「京都府警科学捜査研究所」のメンバーと捜査一課の土門刑事(内藤剛志)は強引に捜査を進めていた。2人の被害者が科学者で研究テーマが類似していたこと、さらに2人の衣服から見つかった“未知の細菌”から、世界的な発見で脚光を浴びている天才科学者・加賀野亘(佐々木蔵之介)へとたどり着く。加賀野が研究しているのは、人間の遺伝子をも凌駕し、適正体重へと導く腸内細菌、通称『ダイエット菌』で、双子の一人に医学的に感染させる(=感作させる)という禁断の実験を行っていた。ダイエット菌と今回の事件の関係性に目を付けたマリコは、加賀野を追い詰めようとするも「直接的な証拠は一切ないのに、逮捕できると思っているのか」と一蹴されてしまう。絶体絶命の窮地に陥るマリコたちだが、父である榊伊知郎、元科捜研所長・宮前守、元夫・倉橋拓也、そして元科捜研物理研究員・相馬涼たち歴代レギュラーメンバーの力も借りて、事件解明に向けて動き出す。しかし、マリコにも未知の細菌の魔の手が襲い掛かる衝撃的なラストで予告編は終わる。あわせて公開された本ポスターには、劇中で鍵となる加賀野の近未来的な実験室を背に、20年以上続くシリーズの歴代レギュラーキャストと今回のゲストの合計21名が集結。主題歌は新進気鋭の女性シンガー・遥海が担当し、本作のために描き下ろされた。主人公マリコのいろいろな声に耳を傾け真実を求め続けるまっすぐな女性像にインスパイアされ「どんなに迷ったり悩んだりつらい時があっても、決して一人じゃないみんながいるよ」というメッセージを込めたバラードに仕上がっている。○遥海 コメント20年以上も続く、歴史の長い素晴らしい作品に携われてとても光栄に思います。沢山の方々に愛されてるからこそ、責任を持って、そして、心を込めて大事に「声」を歌わせて頂きました。この曲が、映画をご覧になる皆さん、聴いていただける皆さんの心に響いたら嬉しいです。○沢口靖子 コメント記念すべき集大成「科捜研の女 -劇場版-」を、力強くのびやかな遥海さんの歌声が盛り上げて下さいます。光、新しい今日、見上げた空。。。何度やっても結果が出ない。でも決してあきらめず真実に辿りつこうと試みる…そんなマリコの精神と重なり、遥海さんの言葉が胸に響きました。○兼﨑涼介監督 コメントマリコたちが様々な「声」を感じ取り、自分たちの「声」で答えを導き出す。『科捜研の女』の根幹にあるものを再認識させられる楽曲でした。私が撮影する際に意識していた「優しさを持ったエンターテイメント」を体現してもらっていると感じています。曲を聴いた後「雲の隙間から一筋の光」そんな映像を思い浮かべて勝手に幸せな気持ちになっています。○関拓也(テレビ朝日・ゼネラルプロデューサー) コメント2019年にSony Music新人コンベンションライブにご招待いただき、その中でデビュー前の遥海さんの歌声を聞きました。圧倒的かつ透明感のある歌声は、出演者の中でも群を抜いていて、その後もずっと心に残っており、いつかお仕事でご一緒させていただきたいと思っておりました。「科捜研の女」初となる映画の主題歌をどなたにオファーするか考えている際に、マリコの芯があり、何事にも真摯に向き合う姿を歌でも表現して欲しいと考えたときに遥海さんのパフォーマンスを思い出し、今回オファーさせていただきました。完成した楽曲は、悩んだり迷ったりしたときに優しく包み込んでくれる道標のようなマリコの暖かさを感じました。映画の世界をより広げてくれていて本当に感謝しております。(c)2021「科捜研の女 -劇場版-」製作委員会
2021年07月22日主人公の榊マリコを演じる沢口靖子、京都府警の土門薫刑事を演じる内藤剛志を始め、テレビシリーズのレギュラーキャスト10名が勢揃いで<世界同時多発“科学者”不審死事件>に挑む『科捜研の女 -劇場版-』。この度、本予告と本ポスター、そして主題歌が解禁された。この度解禁となった予告編は、京都・ロンドン・トロントで科学者が高所から自ら飛び降りる衝撃的な場面からスタート。京都で起きた2つの事件は、犯罪につながる物的証拠が出ずに自殺として処理されようとしていた。しかし、被害者たちの「助けて」という死の間際の一言に違和感を覚えたマリコたち科学捜査のスペシャリスト「京都府警科学捜査研究所」のメンバーと捜査一課の土門刑事が強引に捜査を進める。2人の被害者が科学者で研究テーマが類似していたこと、さらに2人の衣服から見つかった“未知の細菌”から世界的な発見で脚光を浴びている天才科学者・加賀野亘(佐々木蔵之介)へとたどり着く。今回の事件の関係性に目を付けたマリコは、加賀野を追い詰めようとするも「直接的な証拠は一切ないのに、逮捕できると思っているのか」と一蹴されてしまう。窮地に陥るマリコたちは、お馴染みのメンバーの力も借りて、事件解明に向けて動き出す。しかし、最後はマリコ自身も高所から飛び降りるというシーンで終了し、続きが気になる映像となっている。併せて解禁となったポスターは、佐々木さん演じる加賀野の実験室を背景に、20年以上続くシリーズの歴代レギュラーキャストと今回のゲストの合計21名が集結。「衝撃の“最終実験”、はじまる」のコピーと共に、沢口さん演じるマリコの強い眼差しが印象的なビジュアルに。そして本作の主題歌を担当するのは、数々の歌唱バトル番組で注目を集め、アーティストとして活動を開始した新進気鋭の女性シンガー遥海(はるみ)。2020年5月にシングル「Pride」でメジャーデビューし、TVアニメ「波よ聞いてくれ」のエンディングテーマにも起用された注目を集めているシンガーだ。主題歌の「声」は、いろいろな声に耳を傾け真実を求め続ける主人公・マリコのまっすぐな女性像にインスパイアを受け、本作のために描き下ろされた。「どんなに迷ったり悩んだりつらい時があっても、決して一人じゃない。みんながいるよ」というメッセージを込めた、聴く人それぞれに何か答えをくれるかのような柔らかく温かいバラードに仕上がっている。自身初となる映画主題歌に、遥海さんは「20年以上も続く、歴史の長い素晴らしい作品に携われてとても光栄に思います。心を込めて大事に歌わせていただきました」とコメント。沢口さんは「力強くのびやかな遥海さんの歌声が盛り上げてくださいます。決してあきらめず真実にたどりつこうと試みる、そんなマリコの精神と重なりました」と称賛のコメントを寄せている。『科捜研の女 -劇場版-』は9月3日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:科捜研の女 -劇場版- 2021年9月3日より公開(c)2021「科捜研の女 -劇場版-」製作委員会
2021年07月22日●インセント所属で「改めて背筋が伸びる思い」数々の雑誌表紙を飾り、今年3月にこれまで石原さとみ、吉岡里帆ら錚々たるメンバーが歴代のグランプリに名を連ねる「第7回カバーガール大賞」のグランプリおよび10代部門、コミック誌部門、グラビア部門の4冠を受賞した沢口愛華(18)。2018年に講談社が7年ぶりに開催した「ミスマガジン2018」でグランプリを受賞後、グラビアアイドルとして華々しい活躍を見せる彼女が、次なる目標として志したのは女優業を本格化させる事だった。6月には、フリーランスの期間を経て、山本美月や山本舞香といった人気女優を多数かかえる芸能事務所大手・インセントに所属。高校を卒業し、新たな夢に向かって一歩を踏み出した彼女の今の思い、女優という仕事に惹かれた理由を聞いた。○■『プロスピ』マネージャー就任に反響──『プロ野球スピリッツ2021』(7月8日発売)にマネージャー役で出演されますが、野球はお好きですか?はい、好きです。地元が名古屋なので、中日ドラゴンズさんを応援しています! 『プロスピ』のマネージャーはオーディションだったのですが、スケジュールの関係でオーディション会場に行くことができなくて、私は動画参加になってしまって。まさか合格できるとは思っていなかったので、うれしかったですね。反響も大きくて、ファンの皆さんも喜んでくれました。中には「愛華ちゃんが出るんだったら買わなきゃ!」と言ってくれる方もいて。──注目のゲームですからね。弟もたまたま『プロスピ』をやっていたみたいで、「えっ、お姉ちゃんが出るの!?」と驚いていました。──『プロスピ』のマネージャー役ということは、「沢口愛華のイベント攻略法」もあるかもしれないのですが、現実世界の沢口さんと仲良くなるための攻略法は何かありますか?漫画やアニメ、小説、映画が好きなので、その人が好きな作品を熱弁してくれたり、声優さんの豆知識を教えてもらえたりすると、イチコロです。すぐに友達になります(笑)。○■芸能活動継続に両親からも後押し──6月から新たにインセント所属となりました。今のお気持ちは?新鮮な気持ちですね。これまでグラビアを中心に芸能の活動を続けてきて、今回新しい事務所に所属するということで改めて背筋が伸びる思いです。──以前所属していた事務所を離れ、フリーで活動する事を発表した際にツイッターで「たくさんのお仕事を経験させていただく中で、自分の進みたい道を見つけることができました」と書かれていましたよね。今回、その道を一歩踏み出したという感覚も大きいのでは?私、そんなこと書いてたんですか!? 自分で書いた事のはずなのに(笑)。以前から、女優を志していて、本格的に取り組むなら上京すべきと思っていたので、一歩を踏み出した感覚はありますね。自分の実力はまだまだなので、一歩踏み出したところでまだそのままですが(笑)。──いやいや! 大きな一歩だと思います。以前、「ニートになりたい」なんて事も冗談で言われていましたが、高校卒業のタイミングといういろいろな選択肢がある中で芸能の仕事を続ける事を選ばれたのだなと。芸能活動が自分には一番合ってる仕事なのかなって。両親が「一度決めたら最後までやり抜きなさい」という考え方で、高校卒業後の進路の話をした時も、芸能の道を続けるつもりだと伝えると、「それしかないでしょ」と言ってもらいました。芸能活動に反対されたこともなくて、いつも応援してくれるのでありがたいです。●“弟愛”あふれる今後の目標○■女優の仕事に惹かれた理由──『劇団ミスマガジン』の活動を通して女優業に興味を持たれたと伺いました。沢口さんにとって、お芝居は特別な体験だったという事でしょうか?緊張感はピカイチでした。普段はマイナスな事を考えてしまいがちな性格なんですけど、公演が終わった時はマイナスな事が頭に浮かばないくらい、「ひと公演やり切れたんだ!」という達成感がすごくて。部活とかテスト勉強とか、これまで経験してきた中で一番達成感を味わえたのがお芝居だったし、あの達成感は忘れられないです。お芝居を続けていく上で、これからも大切にしたい気持ちです。──お芝居のどんなところに惹かれたと思いますか?漫画や小説のような物語は自分の価値観で読めるし、人それぞれの感じ方があると思うんですけど、お芝居はそんな風に自分が感じたことを伝えられる仕事だと思っていて、すごくカッコいいなって。考えることが好きだから、それを表現できるようになれば、私はけっこう出来るんじゃないかって自分に期待しているところもあります。──「こういう作品のこんなキャラクターを演じたい」というような役柄はありますか?有川ひろさんの小説の中に登場する女の子になって、有川さんが作り出す世界観に自分も入り込みたいなって思います。○■MVに出て弟にCDをプレゼントしたい──沢口さんのSNSが面白いなと思って拝見していたのですが、インスタグラムは年末に全ての投稿を消すようにしていたとか?そうなんです! でも投稿を一気に消したら、いろいろな人を心配させてしまって。深い意味はなくて、1年が終わって気持ちのリセットをしようと思って削除したんですけど、ミスマガを担当してくださっていたスタッフの方には「このまま芸能の仕事を辞めちゃうんじゃないかと思って、本当にびっくりした」と連絡をもらいました。それからは心配かけないために年末にインスタを開かないようにしています。──投稿を見させていただくと、もともとインスタグラムの更新にはなかなか苦労されているのかなと思いました。インスタは写真をアップすることが前提だと思うんですけど、インスタに載せるような写真が本当になくて。私の写真フォルダは大体弟の写真なので、弟の写真で良ければ載せるんですけど(笑)。──ツイッターでも弟さんに関するツイートが多いですよね。私の弟、変わってるんです。この前も、テスト勉強をしてるはずの弟の部屋からギターの音が聞こえてきたのでちょっと覗いてみたら、上半身裸でギターを弾いてたんです! そんなロックンローラーだったんだ! すごい! と思って、こっそりと写真を撮って、家族のグループLINEに流しました(笑)。そういう写真ならあるんですけど、いきなりそんな写真を載せたら、皆さんをびっくりさせてしまいますよね?──上半身裸でギターを弾く男の子の写真は驚いてしまうと思います(笑)。では最後に直近の目標を教えていただけますか?まずは目の前の事をコツコツと努力できる人になるのが目標なのですが、音楽が好きなので、ミュージックビデオに出れたらいいなと思ったり。弟ともそんな話をたまにするんですけど、「もし自分の好きなバンドのミュージックビデオにお姉ちゃんが出たら観れなくなるから、本当にやめてほしい」と言っていました。──好きなバンドのミュージックビデオが観られなくなるのはつらいですね……(笑)。弟の自由が阻まれています(笑)。もし弟が好きなバンドのミュージックビデオに出ることができたら、「MV観てね」って私のサインも入れてCDをプレゼントしようと思います!■プロフィール沢口愛華(さわぐち・あいか)2003年2月24日生まれ。愛知県名古屋市出身。2017年に「SAKAE GO ROUND 美少女コンテスト2017」でグランプリを受賞したのち、名古屋のアイドルユニット「dela」の5期生となり、芸能界入り。2018年には講談社が7年ぶりに開催した「ミスマガジン2018」でグランプリを受賞し、それ以降数々の雑誌で表紙を飾っている。2021年6月からはインセントに所属。
2021年07月16日沢口靖子が主演を務め、1999年の放送開始から20年以上、高視聴率を打ち出し続けている超人気シリーズが満を持して映画化される『科捜研の女 -劇場版-』。本作で沢口さん演じる榊マリコの前に立ちはだかる、シリーズ史上最強の敵となる天才科学者を演じるのは、主演ドラマ「IP~サイバー捜査班」も話題の佐々木蔵之介。今回、その撮影現場の様子が到着した。本作は、科学の進歩と時代性を取り入れながら「現行の連続ドラマ最長シリーズ」の記録を更新し、解決した事件数は250を超える、“科学捜査ミステリー”の最高峰の映画化。主人公・マリコ役の沢口さんや、マリコとバディを組む京都府警の土門薫刑事役・内藤剛志をはじめ、テレビシリーズのレギュラーキャスト10名が勢揃いで“世界同時多発不審死事件”に挑む。今回、マリコの前に史上最強の敵として立ちはだかる加賀野は、怜悧な頭脳とカリスマ性を持つ微生物学の教授。転落死事件の容疑者として、自身の研究に疑義をはさむマリコに対し「科学者なら憶測で発言せず、科学で証明しろ」と挑戦的な態度を取り、捜査の行方を阻む、という役どころ。初の科学者役を演じた佐々木さんは、全身黒の衣装を身に纏い、クランクイン初日から天才科学者の風格と“異質感”を全身から醸し出していた。連続不審死事件への関与が浮上した加賀野とマリコが初めて対峙するシーンの撮影では、科学者同士の専門用語が飛び交い、科学者としての真意を問う加賀野役の佐々木さんが、マリコ役の沢口さんに詰め寄るなど迫真の演技合戦が繰り広げられた。テレビシリーズと同じく、劇場版でもとにかくセリフ量が多く、佐々木さん自身も苦労したと語るほど。緊迫したシーンが続く一方で、撮影の合間には同じ関西出身の沢口さん、内藤さん、佐々木さんの3人で話に花を咲かせるなど、仲の良さが伺える和やかな場面も。そんな佐々木さんの存在は、科捜研チームに大きな刺激をもたらしたという。20年以上、マリコを演じ続けてきた沢口さんもその迫力に圧倒されたようで「佐々木さんはお芝居にスイッチが入るとすごい迫力で、気圧されそうになり心を強く持って臨みました」と語っている。さらに内藤さんも「彼の実験室のセットが舞台のような作りで、舞台俳優でもある彼の芝居を特等席で見ているような感じでした」とコメントしており、佐々木さんのパワフルかつスピード感のある芝居に煽られて共演シーンがヒートアップしたという。まさに加賀野役は佐々木さんでしかあり得なかったよう。佐々木さんは科捜研の撮影現場について、「20年歩んできた歴史がありながらも、決してそれに甘えることはなく、お互いの信頼関係を築いて、自信を持って現場が進行していく、そんな力強さを感じるチームに呼んで頂けてとても嬉しかったです」とふり返る。キャストとスタッフが真摯に作品と向き合い、ファンの期待に応えるべく作られた劇場版となりそうだ。『科捜研の女 -劇場版-』は9月3日(金)より全国にて公開。※榊マリコの榊の字は、正しくは木偏に神(text:cinemacafe.net)■関連作品:科捜研の女 -劇場版- 2021年9月3日より公開(c)2021「科捜研の女 -劇場版-」製作委員会
2021年07月14日お笑いコンビ・オアシズの光浦靖子が、16日に東京・大手町三井ホールで開幕する『巨大映像で迫る五大絵師 ―北斎・広重・宗達・光琳・若冲の世界―』で、美術展の解説ナレーターに初挑戦する。同展は、江戸時代の絵師たちの情熱と想像力が込められた歴史的作品の数々が超高精細デジタルアートとして蘇る、新感覚アートエキシビション。葛飾北斎の「冨嶽三十六景」と歌川広重の「東海道五拾三次」、俵屋宗達と尾形光琳が描いた2つの「風神雷神図屏風」の競演、伊藤若冲の代表作「仙人掌群鶏図」など、日本美術の傑作が巨大映像となって集結する。そして俵屋宗達の国宝「源氏物語関屋澪標図屏風」など金屏風5作品が加わることも決定。全42作品の中から上映作品が毎日入れ替わるダブルプログラムとなる。開幕翌日の7月17日(16:00~)には、BSフジで特別番組『遂に開幕!「巨大映像で迫る五大絵師」に迫る!』が放送される。光浦は「自分の手芸展示会の時にイヤホンで聴ける案内をコントみたいにやったことはありましたが、こんな公式の美術展覧会で解説ナレーションをしたのは初めてです。ナレーション収録の前に、この五大絵師展の映像を体験したのですが、とにかく面白い! こんな名画で遊べるし、あっと言う間に時間が過ぎしまいます。風神雷神と若冲が好きで、大画面で観たら超かっこいいです。私たちはほとんどのモノをいっぱい見てるから、どこかで既視感があるんです。だけど、巨大映像で初体験できたことがうれしい。もう興奮して、興奮して、一瞬泣きそうになるところもありました。あまり構えず、想像せず、体感したほうが絶対楽しいです。絵画を見るではなく、されるがままにジェットコースター乗っている感覚で“体感”する五大絵師展を楽しんでください」と話している。
2021年07月07日女優の沢口靖子が主演を務める、映画『科捜研の女-劇場版-』(9月3日公開)の「あなたの推しエピソード総選挙!」が開催されることが、1日に明らかになった。同作は1999年の放送開始から、安定的な人気を誇るテレビ朝日の人気シリーズ。京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口靖子)を中心に、所長・日野和正(斉藤暁)、化学研究員・宇佐見裕也(風間トオル)、映像データ担当・涌田亜美(山本ひかる)、物理研究員・橋口呂太(渡部秀)など、 ひと癖もふた癖もある研究員たちが、それぞれの専門技術を武器に科学的な見地から事件の真相解明に挑む姿を描く超人気科学ミステリードラマとなっている。映画公開を記念し、公式サイトにてドラマの全エピソードからイチオシ回を選んで投票する「あなたの推しエピソード総選挙!」を開催。上位にランクインした作品は、テレビ朝日(関東ローカルのみ)でリピート放送される。キャンペーン参加者には、豪華賞品が当たるプレゼントも。さらに、動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」では、これまで配信していたシーズン13から20に加え、本日よりシーズン1から12の配信もスタートした。テレビ放送全20シリーズとスペシャルドラマを全シーズン・全話一挙配信となる。
2021年07月01日16年ぶり『ドラゴン桜』が好調な阿部寛16年ぶりの続編となった『ドラゴン桜』が好調だ。東大合格を請け負う弁護士役で主演している阿部寛(56)は、いまや堂々たるトップ俳優。しかし、そんな彼にも危機はあった。■阿部寛、スキャンダルも芸の肥やしに33年前の熱愛報道である。相手は沢口靖子。ふたりは1988年夏の『24時間テレビ』(日本テレビ系)内で放送されたスペシャルドラマ『二十歳 もっと生きたい』で恋人同士を演じ、知り合った。当時の週刊誌には「夜のドライブデート」「マンションに通い愛!」といった見出しが。ちなみに、沢口は1歳下の23歳だったが、NHKの朝ドラ『澪つくし』(’85年)の大ヒットですでに国民的女優と呼ばれていた。一方、阿部は前年、映画でデビューしたばかり。それゆえ、メディアは沢口の初めての熱愛という視点で盛り上がった。彼女は取材に対し「フランクなお友達です。騒ぎになって困ってしまいました」などと答えたが、阿部は事務所の方針でノーコメント。ただ、10年後に出版された著書『アベちゃんの悲劇』のなかで「ある女優さん」に好意を抱き、アプローチした話を明かしている。《毎日、現場に行くのが楽しく、仲のいいヘア・メイクの人たちに、モデル時代のノリで、オープンに『付き合ってみたいな』なんて話をしたりしていた》ということで、ある日「スタッフやマネージャーたちのいる前で(略)“今度花火見に行かないか”と声をかけた」のだという。ここまでオープンだと、話はすぐに広まるものだ。「2~3日後」にはスポーツ紙に「大切な人気女優をナンパしようとした、札つきのプレーボーイという記事」が出てしまった。なお、沢口はふたりで花火を見たことについては認めている。ただ、そこまでの関係だったのだろう。阿部は当時の立場の違いについて「われわれ普通人の感覚でははかれない特別な存在」ということに「僕は気がつかなかった」とまで書いている。沢口は東宝シンデレラとして世に出て、映画『竹取物語』にも主演。阿部は王子様にはなれず、かぐや姫に求婚して失敗する貴公子のようになってしまったわけだ。それどころか、仕事も減少。ほかの女優と共演するたび「新しい愛」「三角関係」などと書かれたからだ。仕事を「干され」た阿部は「役者人生最初の試練」と振り返っている。■不遇の時代を乗り越えた先に……もっとも、これが役者として大成していく転機ともなった。つかこうへいの舞台などでクセの強い役に挑戦。この姿勢が演技派としての評価をもたらしていく。濃すぎる顔と189cmの長身を活かして古代ローマ人になりきった映画『テルマエ・ロマエ』は、その最大のたまものだ。また、熱愛報道のトラウマから恋に及び腰となったせいで婚期が遅れ、そこがドラマ『結婚できない男』(フジテレビ系)につながった。スキャンダルをちゃんと肥やしにできたのである。ところで、筆者は阿部と同い年。大学で同じサークルだった女子に彼の幼なじみがいて、こんな話をしてくれた。「牛乳の一気飲みが得意だったんだよね」それもそのはず、阿部は牛乳が大好きだ。4月に出演した『中居正広のキンスマSP』(TBS系)でも、背が高くなった理由を聞かれ「高校生までずっと、水を飲まないで牛乳ばっかり飲んでました」と答えていた。『ドラゴン桜』を見て東大に行けるかはさておき、牛乳を飲めば背が高くなるというのは本当なのかもしれない。PROFILE●宝泉 薫(ほうせん・かおる)●作家・芸能評論家。テレビ、映画、ダイエットなどをテーマに執筆。近著に『平成の死』(ベストセラーズ)、『平成「一発屋」見聞録』(言視舎)、『あのアイドルがなぜヌードに』(文藝春秋)などがある。
2021年06月20日女優の沢口靖子が主演を務める、映画『科捜研の女-劇場版-』(9月3日公開)のキャストが3日、明らかになった。同作は1999年の放送開始から、安定的な人気を誇るテレビ朝日の人気シリーズ。京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口靖子)を中心に、所長・日野和正(斉藤暁)、化学研究員・宇佐見裕也(風間トオル)、映像データ担当・涌田亜美(山本ひかる)、物理研究員・橋口呂太(渡部秀)など、 ひと癖もふた癖もある研究員たちが、それぞれの専門技術を武器に科学的な見地から事件の真相解明に挑む姿を描く超人気科学ミステリードラマとなっている。この度、テレビシリーズの歴代レギュラーキャストが、劇場版キャストとして出演することが決定した。マリコの離婚した夫・警察庁の倉橋拓也役の渡辺いっけいは19年振りの登場で、元妻・マリコが語る離婚の真相やマリコとの間に新たな展開も。さらにマリコの父親であり、科学鑑定監察所の監察官・榊伊知郎役の小野武彦、監察官・芝美紀江役の戸田菜穂、加賀野に接触する警察協力受難者協会の評議員・佐久間誠役の田中健、転落死事件の目撃者の1人である京都医科歯科大学の解剖医・佐沢真役の野村宏伸、世界最高性能の大型放射光施設の技官・宮前守役の山崎一、科捜研の元物理研究員で現在はカナダの科学捜査センターに所属する相馬涼役の長田成哉、科捜研の元映像データ研究員であり現在は京都府警・サイバー犯罪対策課に所属する吉崎泰乃役の奥田恵梨華、京都府警・警務部所属の木島修平役の崎本大海と、総勢9名が出演する。○渡辺いっけい コメントファーストシーズンのみの出演でしたので、お話をいただいた時は、非常に驚きました。そして嬉しさと同時に皆さんを驚かせてしまうのではと不安にも思いました。19年経っても、変わらない沢口さんの情熱には助けられましたし、照れながら二枚目を演じていたあの頃から年を重ね改めて倉橋拓也を演じる面白みを感じました。さり気なく登場する、元夫の登場にもご期待ください。○小野武彦 コメント何度かの映画化の噂、実現できて嬉しいかぎりです。懐かしいスタッフ、キャストとの撮影、とても幸せな日々でした。マリコと対峙するシーンでは緊張感のある中にも親子を実感でき良いシーンになったと自負して居ります。公開を迎える頃には、皆さんにも穏やかな日常が戻り、この映画を観て楽しんで頂ける事を心より願って居ります。○戸田菜穂 コメントシリーズ初の劇場版をずっと楽しみにしていました。いつもマリコさんたちに対して「あなたたちには二度と会わないことを願うわ」というセリフを残し去ってばかりだったので、また「科捜研の女」で芝美紀江を演じられることが嬉しかったですし、沢口さんも内藤さんも金田さんも、お帰りなさいと温かく迎えて下さり、幸せな撮影でした!!○田中健 コメント(映画は)もうちょっと早くやるべきだったんじゃないですかね(笑)テレビとはやれることが違うので、今回の映画化は非常に面白いと思います。もっと皆さんが出られるよう、映画のシリーズ化も期待しております!(笑) 現代と並行するドラマである分、科学や技術はどんどん進歩していきますが、久しぶりに現場でご一緒した時も、沢口さんと内藤さんお二人が変わらず温かい目で見てくれたことがとても嬉しかったです。○野村宏伸 コメントまさか「科捜研の女」が映画になるとは思っていなかったですし、マリコさんにフラれてしまった佐沢の再登場にはとても驚きました。現場の雰囲気は6年前と変わりませんが、やっぱり20年以上やってきて初の映画化に対する、沢口さんはじめ大勢の方々の色んな想いが伝わってきました。最近の『科捜研の女』には無い面白い役柄として、僕なりに普段とは違う空気感を出すことが出来たシーンが楽しみです。○山崎一 コメント初めての映画化には、素直に驚きました。僕がレギュラーの時にはやれなかった劇場版に今回、帰ってこれて凄く嬉しかったです。現場の鑑定装置が凄く充実していて、より科学的になったことが一番印象的ですね。昔の機器とレベルが全く違うので、演じるとき緊張で手が震えました(笑) 実在する世界ナンバーワンの施設で撮影した、非常に貴重なシーンの出来上がりもとても楽しみです。○長田成哉 コメント遂に映画化!という気持ちがやっぱり一番です。とても見応えある作品だからこそ、映画ではどうなるのかと新鮮な気分になりました。たくさんのキャラクターが出てくるので、昔からこの作品を好きな方々にとっては最高にテンションが上がる映画になっていると思います。そしてカナダにいる相馬くんがなぜ出るのか、皆さん気になりますよね(笑)? 是非劇場でご確認ください!○奥田恵梨華 コメントスタッフさんやキャストの皆さんが待ち望んでいた劇場版に、私も出演できると聞いた時は本当に嬉しかったです。久しぶりの現場の雰囲気も、出演していた頃と全然変わらず「おかえり」と温かく迎え入れてくださり、いつも通りのテンションで演技に臨むことが出来ました。「科捜研の女」を卒業されたメンバーの皆さんもたくさん出演する豪華な劇場版を、ぜひ劇場でお楽しみください!○崎本大海 コメント劇場版のお話を聞いた時はとてもびっくりしたと同時に、21年にわたって皆さんの期待を超え続けてきた「科捜研の女」が、今回集大成としてどんな映画になるのか非常に楽しみです!こういうご時世の中でも変わらない、ポジティブな雰囲気の現場には安心しました。久しぶりに内藤さんとご一緒したシーンでの、土門と木島の二人の関係性を懐かしんでいただけたら嬉しいです。(c)2021「科捜研の女 -劇場版-」製作委員会
2021年06月03日