くらし情報『低視聴率、時代とのズレ…現代の『サザエさん』襲う5つの危機』

低視聴率、時代とのズレ…現代の『サザエさん』襲う5つの危機

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「主人公は専業主婦で、一家そろって茶の間でゴハンを食べる。テレビは箱型のブラウン管だし、黒電話をいまだに使っている。そんな“昭和の空気感”にあふれた『サザエさん』は、平成の時代を生きる人たちにとって、幻想の世界の話として見えてしまうのかも……」

そう話すのは、コラムニストのペリー荻野さん。スポンサー降板、現代社会とのギャップ……。’69年10月にスタートし、日曜夜の顔として半世紀近く愛されているアニメ『サザエさん』(フジテレビ系)が苦境に立たされている。

そんな『サザエさん』を取り巻く危機を詳しく見ていこう。

【1】48年間スポンサーだった東芝が降板

’69年10月の放送開始から半世紀近くCMを提供してきた東芝。経営再建をめざす東芝は『サザエさん』の番組スポンサー降板を決断。
新しいスポンサーがつくのか……?

【2】専業主婦で三世代同居……広がる“時代とのズレ”

専業主婦で育児に専念しているサザエさんを、待機児童を抱える働きたいママたちはどう見ているか?いまだに黒電話を使い続けている磯野家を、スマホを使いこなす若者たちは?

【3】取り戻せない視聴率

’79年9月には視聴率39.4%を記録!’14年2月まで平均視聴率が21%を超えていたが、’16年にはひと桁台が増加するなど急降下。

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