くらし情報『「スーパーモンキーズ」初期メンバーが明かす“アムロの圧倒的才能”』

「スーパーモンキーズ」初期メンバーが明かす“アムロの圧倒的才能”

 

だが、すぐに売れたわけではなかった。東京のスーパーマーケットのレジ前で、パフォーマンスをしたことも。

「私なんて、胸のうちで『サイアク』と思いながら踊っていたのに、奈美恵は『歌えて踊れて、楽しかった』って、ニコニコしながら言うんです。私とは違うなと思いました」

デビュー前は、アンナさんがセンターだったが、デビュー後は、安室に代わった。

「ステージで一緒にパフォーマンスをしていると、わかるんです。観客もスタッフも、みんなの視線が奈美恵に集中する。技術も大事だけど、もっと大事なのは、人を引きつける魅力。奈美恵にはそれがある。
でも、私にはなかった」

圧倒的な才能の差を目の当たりにして、アンナさんは、父の言葉を思い出していた。 

《スターになるのは、才能を持った人がさらに努力した結果だ。おまえは裏方。裏方として輝く道だってある》

’92年年末。アンナさんはスーパーモンキーズをやめて、沖縄に帰った。スターになる夢はきっぱり捨て、指導者として生きる道が定まった。

「奈美恵は、できる子なのに、チヤホヤされてもてんぐにならず、もっと努力できる。

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