4月から導入「介護認定格下げで報奨金」で介護地獄が始まる!
その後、介護認定審査会の二次判定で「要介護度」が決定する。
「必ず調査員との面談に家族が立ち会うこと。そして、ふだんからできるだけ夜間の行動や、問題行動を起こしたときのことを写真に残し、メモを作って調査員に渡す。“面談のときは元気でもふだんはこういうこともある”と、しっかり伝えることが重要です。さらに特記事項に必ず記載してもらえるように言うこと。うるさい家族だと思われるほうがいいんです。これからは利用者本人、その家族も理論武装しておかないと負けてしまいます。自治体は基本前提として“格下げ認定をしに来ている”という姿勢で面談に臨むことですね」(横井さん)
仮に格下げとなった場合、自治体に対して“区分変更申請”をすれば再調査を受けられる。
さらに、情報公開請求をすれば、格下げ時の認定調査票を入手できるので、調査員がどのようにチェックしたか確認して、戦術を練ったうえで、再調査に臨もう。
もはや介護認定は受け取る時代ではなく、勝ち取る時代になったようだ!