くらし情報『死去まで2千500万円「高齢者向け住宅」はサービス過剰に注意』

死去まで2千500万円「高齢者向け住宅」はサービス過剰に注意

※敷金は入っていません)

サービス付き高齢者向け住宅は介護の基本サービスに、安否確認と、日中の見守りがある、バリアフリーの賃貸物件。“サ高住”と略される。

「入居者の30%弱が、要支援2以下。要支援や要介護認定を受けていない、自立できている人も入居可能です。外出は自由ですし、今までの生活のペースを落とさずに過ごせるので、介護付き有料老人ホームに入居するよりも、心理的なハードルは低いといえます」(齋藤さん・以下同)

サ高住は国からの補助金を受けられるようになり、一気に整備が進んだという。平成28年には21万戸と、過去3年で3倍に増えているほどだ。

「安価で利用しやすい施設がある一方、医療依存度が高い利用者専用の施設も登場しています。特別養護老人ホームの入居待機のため、一時的に利用する介護度の高い人も多いです。
さまざまなニーズに応えるため、サ高住はそれぞれ得意分野を持っています。その“個性”を見極めてください」

形態は賃貸物件のため、介護サービスは、外部の訪問介護事業所や通所介護事業所を利用することになる。

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