くらし情報『モリ・カケから改憲へ“権力の私物化”を食い止める追及戦術』

2018年2月1日 17:00

モリ・カケから改憲へ“権力の私物化”を食い止める追及戦術

この根拠は何なのか、回答を得なければなりません。また加計学園は、施設の安全基準を満たしていると自ら主張していますが、事前に必要な厚生労働省の承認を得ていなかった。本当に安全基準を満たしているのかどうか、明らかにしなければなりません」

■野党・ジャーナリズムの最大の使命は「権力監視」。しかし、しばしばその姿勢は「重箱の隅をつつく」と揶揄される。「追及」「質疑」で大切なものとは?

望月「その問題がいかに許し難いことであり、国民は絶対に知るべきだいうことを、自分自身が感じるか否かが重要だと思います。質問するということは、そうした問題が存在することを周りで聞いている人たちにはもちろん、視聴者に伝えることでもあります。いま、政治や社会について考える際、何に不平等や怒りを感じるのか、それを突き詰めて伝える力が記者には求められています」

森「それが本質的な問題かどうかを見極められることが全てです。本質的な問題というのはすなわち、民主主義を脅かすもの。
政治は権力者のためではなく、あくまで国民生活のためにある。一人ひとりの国民が犠牲になりかねない核心的な問題を追及します」

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