モリ・カケから改憲へ“権力の私物化”を食い止める追及戦術
■共謀罪成立、森友加計問題、詩織さん事件、そして改憲…「権力の私物化」がますます顕著になる安倍政権の暴走を食い止めるにはどうすれば?
望月「繰り返し、“これで良いのでしょうか、皆さん?税金がこんな風に使われていますよ!?”“司法がこのような判断を出しています、問題ないと思いますか?”と注意を呼び掛けることだと思います。人々に認識してもらうための“問題化”を繰り返すこと、これがジャーナリストとして何よりも必要なことだと考えています」
森「安倍政権の力はもう圧倒的で、すでに暴走しているわけだから、それを阻止する有効な手立てはなかなかない。それでも私たち野党が結集して、いかなる批判にも耐えながら批判・追及を続けられるかどうか。たとえば、私は詩織さん事件を検証する超党派の会を立ち上げましたが、こうした運動を“みんなで続けていくんだ”という雰囲気をつくることが重要です」
■巷で使われる「左翼」や「リベラル」といった“レッテル”、あるいは「保守vs.リベラル」