借金減らして資産を増やす…老前破産にならない家計見直し術5
これをベースにして、妻がパートなどで働けば、生活費はまかなえると思います。ただ、遺族年金だけでは足りないのが、子どもの教育費です。それを補うものが生命保険だと考えると、子どもが社会人になったら、多額の保険金は不要、と割り切ってもいいのではないでしょうか。生命保険の見直しには、「払い済み保険」という方法もあります。今の保険を解約し、受け取った解約返戻金で、終身保険の保険料を一括で払い込むものです。死亡保障額は減りますが、その後の保険料負担はゼロ。これで、今まで払っていた保険料を貯蓄に回すことができます」(荻原さん・以下同)
【2】通信費などの見直し
「いわゆる大手の携帯会社から、格安スマホに乗り換えれば、通信費が抑えられます。平均月額料金を比べると、大手利用者が7,876円に対し、格安スマホは2,957円です(’17年3月・MMD研究所)。
その差は4,919円。家族4人で乗り換えれば、月約2万円を貯蓄に回せます」
【3】自家用車の見直し
「自家用車は本当に必要ですか?車を持つと、車本体にかかる費用のほか、駐車場代や自動車保険、自動車税などもかかります。