安易な海外留学は不要!子供全員「理III」ママの“母親学”
(佐藤ママ・以下同)
現在は、4きょうだいが通った進学塾「浜学園」のアドバイザーとしても、全国で講演を行っている。そんな佐藤ママが、子育てのうえでやってしまいがちな“ダメ親”の特徴をあげてくれた。
【ダメ親1】「努力しなさい」と根性論を振りかざす
全国で行う講演でよく聞かれるのが、「やる気スイッチはどこですか?」「集中力はどうしたらつきますか?」という質問だそう。
「そんなものがあったら、私も知りたいくらい(笑)。子どもは集中していないから問題を解けないのではなく、解けないから集中できない。だったら、二学年ほどさかのぼって、わかる問題を解かせてあげることが大事。正解を出せれば、おのずとモチベーションが上がって集中するようになるんです」
「努力すればいい」と、根性論では何も解決しないのだ。
【ダメ親2】勉強部屋として個室を与えている
「子どもにとって勉強は、知らないことを知ろうとする作業。
ノートと自分だけ、という空間は、ものすごく孤独なんです。