北東に山のある場所は……伝統風水のパワスポ「吉相地」とは?
とはいえ、すべての温泉地がパワースポットではありません。『巒頭(らんとう)』という山の形状や川の流れなど目に見える地勢や環境からの気のエネルギー。さらには『理気』と呼ばれる時間の流れや方位のエネルギー。両者の調和が取れている場所こそが“開運温泉地”なのです」
気のエネルギーを最大限に得るために大切な要素が「時間」と「地形」だ。
「風水エネルギーは一定期間ごとに変わります。伝統風水の手法『玄空六法』には『二元八運』とよばれる時間軸があります。現在は’17年の立春から始まった『第九運』(〜’24年)にあたります。この時期に健康運を上昇させるのは、南、北東、西に『山』が見える温泉地。
財運アップには、北、東、南東に『水』。とくに、波の少ない湖や湾が広がる温泉地がいいのです」
実際に「吉相地」を探してみると、たとえば「南紀勝浦温泉(和歌山県)」の場合、北と東に海がある。よって、財運に強い場所。さらに、西に山があり、人の調和力、健康運を高めている。以上から、南紀勝浦温泉は「財運に強く、健康運も期待できる」パワースポットと言えよう。