2018年5月21日 06:00
89歳短大名誉教授の金言…女性の50代は“リスタート適齢期”
その道のりを、尾関さんは「先行研究がないので謎解きの連続でした」と簡単に言うが、編布と毛皮の衣服を着て、竪穴式住居を借り、学生たちと3日間泊まり込んで「冬季にどのように過ごせるのか」を調べたこともあったほど、何事もやると決めたらとことん追求する。
「学生さんたちに伝えていることは『作る喜びを持つ』ということ。物を作ってできあがったときに楽しい、うれしいという感情が湧かないと続きません。その気持ちさえあれば、50代で始めたことでもずっと続けられますよ」
17年をかけて本を書き上げるなど、日々の積み重ねが力になることを実証した人の言葉には、重みがある。
“グラビアレジェンド”篠崎愛『ヤンマガ』初グラビア秘蔵カット公開