くらし情報『是枝裕和監督の下積み時代支えた母 ケーキ工場でパート続けた』

2018年5月31日 06:00

是枝裕和監督の下積み時代支えた母 ケーキ工場でパート続けた

image


(写真:アフロ)

「もしお母さんが生きていたら今回の受賞をとっても喜んだと思うんです。“コレちゃん”は本当に、家族と仲が良かったので……」と語るのは、是枝裕和監督(55)の親友の母だ。映画『万引き家族』で、カンヌ国際映画祭の最高賞であるパルム・ドールを受賞した是枝監督。日本人監督作品としては、実に21年ぶりとなる快挙となる。

是枝監督はこれまで“家族”をテーマに撮り続けてきた。そのこだわりはどこからくるのだろうか。その原点を追ったところ、見えてきたのは“家族との日々”だった──。

是枝監督は9歳から28歳までの約20年、東京都清瀬市にある旭が丘団地で暮らしてきた。
16年に監督が手掛けた映画『海よりもまだ深く』には、そこでの体験が描かれている。前出の親友の母が振り返る。

「コレちゃんにはお姉さんが2人いて、あの子が末っ子。ご両親は初めて男の子を授かったので、とても可愛がっていました。お母さんは映画好きで、よくコレちゃんと映画館へ足を運んでいました。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.