「いいご身分ね」バスの乗客が妊婦の妻に席をゆずれと要求、居合わせた女子高生の”勇気ある行動”とは
バスで見知らぬ女性が嫌味
(※写真はイメージです)
妻が里帰り出産のため、実家のある街まで1人バスに乗って向かっていたときのことです。
車内はそれなりに混雑していましたが、道中、乗客の女子高生が席を譲ってくれ、お礼を言って席に座ったところ、その後に乗って来た中年の女性グループの方々から、「いいご身分ね」と嫌味を言われ、絡まれて困ったというのです。
それからしばらく「どきなさいよ」と言わんばかりの視線を向けられ、席を譲ってくれた女子高生も気まずさを感じたようで「すいません」と下を向いてしまったそうです。
ますます混み合うバス内。すると別グループの高校生たちが
(※写真はイメージです)
次のバス停に着くと、席を譲ってくれた子と同じ制服を着た女子高生の集団が乗ってきました。車内はますます混み合い、ついに女性グループの1人が妻に向かって「若者は席を譲るものよ」と言い出したそうです。
すると、「妊娠しています」と説明するより先に、先ほど乗車した高校生の1人が「大丈夫ですか?」と妻に話しかけました。
続けてまた別の生徒さんが、「つらかったら言ってくださいね、私たち看護科の学生ですから」。