男子トイレで用を足しているところを覗き込まれ、酷いあだ名をつけられた! 泣きそうな息子を支えた父の対応
息子に聞いた話では、やはり他の男の子も成長により性器の包皮がむけ始めた、むけたというケースが多くなっているようで、男子全体としてその変化を共通認識とし、大っぴらに騒ぐこと自体がほとんど無くなったようでした。
とにかくほっとした次第です。
(※編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています)
無理に包皮をむくべきではない
生まれたばかりの赤ちゃんはほとんどの子が亀頭が包皮に覆われた「真性包茎」ですが、成長とともに亀頭と包皮の癒着が自然とはがれ、包皮口も緩んで「むけた」状態になっていきます。
男児の性器に関して、親は「おちんちんの皮を早めにむくべきか、むかないほうがいいのか」という疑問を持つこともあるでしょう。
泌尿器科医の岡田百合香先生に伺ったところ、現在では「無理にむくべきではない」という意見が主流で、無理に包皮をむくことはリスクを伴うこと、プライベートゾーンの観点からも望ましくないことを教えてくれました。
「多くの場合は自然とむけてきますから、排尿障害や感染を繰り返す等の理由で医師から指示を受けているようなケースでなければ、成長に任せても大丈夫です。亀頭を洗うときも、皮をむくのは『無理なく下がるところまで』でOKです。