保活だって怖くない! 大の苦手だった「書類記入」のハードルをぐっと下げることに成功した「スモールステップ」
ちょっとでも埋まっているという安心感は、自分が想像したより大きなものでした。
一方の夫も、まずはわかっていることを書くだけの小さな一歩ーーつまりスモールステップなので、書類への抵抗感がグッと減ったそうです。これにより、さらに母子手帳を見たらわかる予防接種の記録、発達の様子なども書けるようになりました。
そうこうしているうちに、ある日、夫が名前と住所などだけを埋めた書類を手渡しながら「この書類って〇〇の補助の書類なのに、××のことも聞いてくるのはなんでだろうね?」と聞いてきたのです!
以前、私が「いいから読んで!」「全部あなたが書いて!」と言った時は、なかなか書類や手引きを読んでさえくれなかった夫ですが、住所や名前や予防接種記録などを書くうちに、自然と書類全体に目を通すようになっていました。
こうしてスモールステップで確実に成功体験を積むこと、思わず読んでしまうような導線をつくること、この2つのおかげで夫の苦手意識や、苦痛なことを無理やりやらされている感がかなり減ったようです。これらをやっていき、無理なく書類の記入をこなすようになった夫は、今ではフリー欄も埋められるまでに進化しています。