●子育ての情報をシェアしたいとの思いで本を出版10歳の長男と8歳の次男の子育てに奮闘しているフリーアナウンサーの青木裕子にインタビュー。子育てで大切にしていることや夫であるナインティナインの矢部浩之との夫婦生活について話を聞いた。4月19日にFRaUwebの連載『子育て歳時記』を書籍化した『3歳からの子育て歳時記』(講談社)を発売。同書では、自身が実践してきた親子で楽しめる体験を紹介し、子育てに悩むリアルな姿をつづったエッセイや、小学校受験や中学受験などのプロによるアドバイスも掲載しており、「子供の受験を経て、子育てに関する情報をシェアしたいというところから連載を始めさせてもらい、この本は集大成。念願でした」と熱い思いが込められている。「我が家は全く小学校受験を考えてなかった」というところから、長男が受験に興味をもったことで受験を意識するようになったという青木。「自宅から一番近い幼稚園に通っていたのですが、受験する子が多い幼稚園で、周りの子たちが受験をする、こんな塾に通っているという話を聞いて、『僕も塾に通いたい』と言い出したんです。習い事も好きなタイプなので、じゃあやってみようかということになりました」長男に言われるまで小学校受験を考えてなかったため、親として受験のスイッチが入るのは遅かったという。「塾に通っているから大丈夫かなぐらいの感じでしたが、ありがたいことにいろんな方から『どうせ通うならしっかり合う先生を見つけたほうがいいよ』とアドバイスをいただいて、家庭教師の先生を紹介してもらったり。そして、興味が湧いた学校があったので、そこに入るためにやるべきことをやっていくという感じでした」子供の小学校受験を経験し、就職活動と似ていると感じたという。「どこの小学校がいいとか悪いとか、この学校のほうがレベルが上というのは全くなく、教育方針が合致するところを見つけるという作業。この学校の教育方針が素敵だなと思ったら、その学校の求めるものを考えるというのが小学校受験だなと感じています」長男と次男は結果的に同じ小学校に通うことに。「2人の性格が全く違うので、それぞれに合う学校をと考えていましたが、結果的に同じ学校になったので、まさにご縁だなと感じています」2人とも楽しく通っているそうで、青木は「結果的に今の学校と合うところがあり、学校が見抜いてくださったのかなと。だから、あえて言うなら、この学校を受験したことが、私が受験のためにできた一番大きなことだったなと思います」と笑顔を見せる。●矢部は基本「そうやな」 しっかり意見することも子供たちが相性のいい学校に入れたという点では、夫である矢部と教育方針などについてしっかり話し合えたことがよかったと考えている。「受験に臨むにあたって、我が家はどんな子育てをしてきて、これからどうしていきたいのかというのを夫と一緒に考えて、うちはこうですと伝えられたのがよかったのかなと思います。日々家族で楽しんでいろんなことに取り組んだり、子供としっかり向き合っていたり、うちが大事にしているのはそういう教育だよねというところにたどり着きました」矢部のおかげで、無理せず、ありのままの姿でいられていることもよかったと振り返る。「私はかっこよく見られたいとか、いいママって思われたいとか、欲が出てしまうタイプですが、うちの夫はかっこつけず、このままでいいじゃんというタイプなので、うちの家庭はこうで、これ以上ではないよねと。大きく見せすぎず、本質のところを見定められたというのも大きかったと思います」『3歳からの子育て歳時記』で漫画化されているエピソードだが、矢部に相談すると口癖のように「そうやな」と返されることが多いそうで、「ちゃんと聞いているのかな」と思うことはあるそうだが、違うと思ったときにはしっかり「それは違う」と言ってくれるという。「例えば、『こういう学校に入ってバリバリ勉強させたほうがいいんじゃないかな』『こういう塾に通ったほうが優秀になるんじゃないかな』という話をすると、『そういう風にさせたかったわけではないよね。何のために始めたんだっけ?』と言ってくれます」と、矢部の助言で子供がやりたいことを応援するという受験を始めた原点に戻ることができたと感謝。「私はすぐブレるんです。旅行の時も、宿を決めても、こっちの宿のほうが良かったかなという思いが出てきたりするんですけど、そういう時に『もう決めたやん』と夫に言われます」とも話した。●さまざまな体験を通して親子の時間が作れている小学校受験をきっかけに“体験からの学び”の大切さを知ったという青木。同書では、青木が親子で楽しんだ潮干狩りや登山、昆虫飼育など、さまざまな体験を紹介している。「小学校受験は、『いろんな体験をしましょう』と言われるんです。最初は何のためにやっているかわからないまま、山に登ったり果物を収穫したりしていましたが、そこから何を学べるかが大事なのだと知り、今回の本では、身近に家で楽しめる体験をたくさんご紹介しています」体験教育によって親子で多くの時間を過ごせていることもいい経験になっていると感じているそうだ。「これをしたからこの成果が出ましたと現時点で胸を張って言えることはありませんが、何かに結びついていると信じて取り組んでいます。実際、体験することで親子の時間を作ることはできている気がしていて、会話は多いほうだと思います。こう話していて、うちの子がグレたらごめんなさいという感じですが、こればかりはまだ子育て中なので探り探りです」いろいろな体験を通して視野の広がりも期待しつつ、正解はわからないという子育ての難しさを感じる日々だという。「もしかしたら小さい頃から体験なんてそんなにしていないという子のほうが最終的に視野が広がる可能性だってあるというのが子育ての難しいところだなと。子育ては正解というものはないので、とにかく自分が楽しいなと思うことや、子供たちが楽しんでくれているなと思うことを信じてやっていくしかないなと思っています」また、子育てにおいて「一人ひとりとしっかり向き合うこと」も大切にしているという。「特にうちは、本当にタイプの違う兄弟で、お兄ちゃんの時こうだったからこうでしょというのも成立しないし、もちろん兄弟間だけでなく、他の子がこうだからあなたもこうでしょというのも成立しないので、一人ひとりとよく向き合うことを大切にしていきたいと思っています。全力でぶつかっているよというのが伝わると、安心感にもつながると思うので」そして、2人の子供の今後について「自分の考えを持って、自分の言葉できちんと発信できる人間になってほしい」と願う青木。「あとは、人に迷惑をかけないとか、曲がったことはしないとか、親なら当然抱くような思い以上の思いはありません(こんな職業についてほしいとか)」と話した。●矢部は次男が生まれてから家事や子育てに参加3月27日に結婚11周年を迎えた青木。結婚記念日に矢部から贈られたという、「毎日ありがとう! 感謝しています!」というメッセージを添えた花をインスタグラムで公開し、「素敵です」「おめでとうございます」といったコメントが寄せられた。夫婦円満の秘訣を尋ねると、「期待しすぎないことと、相手の一生懸命を認めること」と回答。「この間、『宇宙兄弟』を読んですごく響いたのが、相手に与える優しさもですが、与えられた優しさに気づく優しさもすごく大切だと。本当にそう思うんですよね。ほかのパパを見て、うちのパパもこうなったらいいのにという思いはたくさんありますけど、きっと矢部さんは矢部さんの100をやっていると信じてお互い歩んでいる感じです」矢部は次男が生まれてから家事や子育てに参加するようになったという。「次男が生まれるまでの2年間ぐらいはぶつかることも多かったです。それまではお皿を下げることもやらないぐらいの人だったので。次男が生まれて物理的に手が足りなくなって、やってほしいと私から言いました。どこまで求めていいかもわからなかったので全部言って、そうするとぶつかることもありましたが、徐々に、ここまで頑張ってくれているからここまででよしとしようとか、お互いのいい妥協点が見つかってきたのかなと」衝突もしながら、しっかりと関係を築いてきた2人。夫婦としての抱負を尋ねると、「どうなるか全くわかりません」と笑い、「私と夫は正反対のタイプで、趣味も共通したものがないので、子供が育った後、2人で旅行に行くかといったらたぶん行かないと思います。それぞれで行動しながらも、互いを尊重しながら存在できればいいなと思っています」と話していた。■青木裕子1983年1月7日生まれ、埼玉県出身。2005年に慶応義塾大学を卒業し、TBSテレビにアナウンサーとして入社。『サンデージャポン』や『News23X』をはじめ、バラエティ・報道・スポーツ等多くの番組を担当。2012年12月末にTBSテレビを退職し、フリーアナウンサーとして活動スタート。2014年3月に第1子、2016年1月に第2子を出産し、2児の母として子育てに奮闘中。また、モデル、ナレーション等、活動の幅を広げている。
2024年04月25日気になるあの人の美容話。今回は、俳優の中田青渚さんです。メイクは新しい発見があって楽しい!春はピンクのコスメに挑戦したいです。現在放送中のドラマ『366日』に出演するなど、透明感あふれるピュアな美しさで注目を集める俳優の中田青渚さん。実は肌が弱く乾燥しやすいことが悩みで、スキンケアでは保湿を大事にしているそう。「肌に赤みが出やすいので、スキンケアのアイテムは『NOV』の化粧水や『Anua』の美容液など、肌に優しい使用感を重視。毎日『ルルルン』のローションパックをしたり、通っているクリニックの先生におすすめされた炭酸パックを週に数回、スペシャルケアとして取り入れたり。それから、毎日水をたくさん飲むようにして乾燥を防いでいます」普段のメイクは素肌感を生かし、必要最低限に。「ファンデーションは使わず、日焼け止めを塗ってパウダーをはたくくらい。メイクを重ねていくと顔立ち的にケバくなってしまう気がして、色物もほとんど使いません。というか、美容の情報も高校生の妹に聞いているくらい疎いですし、お仕事ではプロの方にメイクをしていただけることもあって、自分でするのは昔からあまり得意じゃないんです(笑)」と言いつつ、メイクをしてもらえるのは「新しい自分に出合えて楽しい!」と中田さん。「今日使ったピンクのリップも、自分には似合わないと思っていたんですけど、“意外といけるかも”と新しい発見がありました。これからもっとメイクの幅を広げていきたいので、春はずっと避けてきたピンクのコスメを使ったメイクに挑戦したいです」Favorite ItemsA「敏感肌用化粧水はさっぱりしているものが多いけど、これはとろみがあってしっとり潤うのが嬉しい」。ノブ III フェイスローションEX[医薬部外品]120ml¥4,730(常磐薬品工業 ノブお客さま相談室 TEL:0120・351・134)B「優しい使い心地で乾燥知らずの肌に」。Anua ドクダミ80% 水分鎮静アンプル 30ml¥2,950(ザファウンダーズジャパンcs@anuashop.jp)C「最後の1枚までエッセンスがたっぷり。貼ったままストレッチができるのも」。ルルルンプレシャス WHITE(クリア)32枚入り¥1,870(Dr.ルルルン TEL:0120・200・390)My Beauty Rules1、水を1日1.5L以上飲む。「美容のためには水をたっぷり飲むのがいいと聞いて、常温の水を毎日最低でも1.5L、2L飲めたら自分を褒めるようにしています(笑)。1年半くらい続けていたら、体の水分量が増えたのか、肌やのどの乾燥が気にならなくなってきました」2、納豆をよく食べてタンパク質を摂取。「アプリを使って食事管理をしていたら、タンパク質の摂取量が足りていないことに気がついて。それから2日に一回は納豆を食べるようにしています。大きな変化はないですけど、ちゃんと栄養を摂れてることが安心感に繋がっています」3、寝る前30分のストレッチを日課に。「毎日寝る前の30分間、YouTubeを見ながらストレッチをしています。もともと体がガチガチだったんですけど、始めてから1か月半でだいぶ柔らかくなりました。悩みだった肩こりもよくなりましたし、睡眠も深くなったような気がします」なかた・せいな2000年1月6日生まれ、兵庫県出身。’14年、芸能界デビュー。過去の出演作は、ドラマ『中学聖日記』『だが、情熱はある』『らんまん』など。現在放送中のドラマ『366日』(フジテレビ系、毎週月曜21:00~)では水野花音を演じている。ワンピース¥30,800(バウム・ウンド・ヘルガーテン/S&T TEL:03・4530・3241)バングル¥11,000(イン ムード/フォーティーン ショールーム TEL:03・5772・1304)チョーカー¥29,700(ジュスティーヌ クランケ/ザ・ウォール ショールーム TEL:03・5774・4001)※『anan』2024年4月24日号より。写真・芦澤 周(S‐14)スタイリスト・石田 綾ヘア&メイク・野口由佳(ROI)取材、文・恒木綾子
2024年04月21日■「都会でのびのび育ってくれるんだろうか」大都会のオアシス!(※画像はおばたのお兄さんオフィシャルブログより)おばたのお兄さんは2018年3月にフジテレビアナウンサーの山崎夕貴さんと結婚。昨年8月に第一子となる長男が誕生し、夫婦で協力しあって子育てに取り組む様子をSNSでも積極的に発信しています。自身の休日は、山崎さんにリフレッシュする時間を作ってあげるように意識しているというおばたさん。久々のお休みとなった14日も、山崎さんを整体へ送り出して、息子と「人がいつも少ない広場」へ行ったそう。息子と訪れた広場は「人工的に造られた小さな小さな小川」があり、「水が流れるちょろちょろした音が心地いいのか息子はすやすや寝てくれます」。東京都内にありながら緑の鮮やかな公園ですが、背後には高くそびえたつ高層ビルが……新潟・魚沼出身のおばたさんは「ど田舎出身の僕からしたらいまだに慣れず、違和感満々です!笑」と明かし、東京で子育てをすることへの考えを綴りました。「東京は田舎と違って公園の広さも狭いしボール遊びなども限定されてるところが多いし前述した通り、ど田舎育ちの僕からしたら『この子は開放的に、都会でのびのび育ってくれるんだろうか』なんて思うのが正直なところ」(おばたのお兄さんオフィシャルブログより)おばたさん自身は、自然の中を縦横無尽に走り回って育ち、「小2でバク転が出来るようになったり、スズメバチの巣を突いて蜂に追いかけられて足が速くなったり」したそうで、川で魚を突いて遊んだ経験は芸人になって出演した番組のサバイバル企画で役に立ったといいます。だからこそ余計に、我が子が育つ環境について考え込んでしまうこともあるようです。ただ、「東京で暮らしたいのが本音」であり、夫婦の共通認識として「東京は日本の中心であり先端なので何をするにも早く着手出来る。教育、娯楽、情報において、やっぱり東京が1番だと思う」。一方で、地方ならではの自然あふれる環境を我が子にも知ってほしい気持ちはあり、「新潟じゃなくても東京からすぐの自然たくさんの場所もあるしそんなところと沢山行き来をして田舎と東京、いいとこ取りを感じさせるような子育てをしていけたらな」と将来的な希望を明かしていました。(※画像はおばたのお兄さんオフィシャルブログより)(※画像はおばたのお兄さんオフィシャルブログより)■生後7ヶ月、活発に動くから気が抜けない!そんなおばた・山崎夫妻の元ですくすく育っているお子さんは、現在生後7ヶ月。このころの赤ちゃんはどのような様子なのでしょうか。生後半年をすぎ、これまで不安定だったお座りや寝返りが安定すると同時に、ずりばいや手の動きの発達など、さらなる成長も見られます。できることが多くなり、行動範囲も広くなることで活発に動くようになる時期なので、パパママも赤ちゃんと過ごす時間がよりいっそう楽しくなっていくでしょう。ただし、お座りができても、まだ後ろに倒れてしまうことが多いです。床にマットを敷くなど、倒れた時の衝撃を和らげる対策をしましょう。また、移動もできるようになるので、ソファーや階段、玄関などからの転落に十分に気をつけてくださいね。(マイナビ子育て編集部)参照:生後7ヶ月の赤ちゃん|授乳・離乳食やねんねの特徴、歯の様子を徹底解説!5つの注意点って?
2024年04月16日美容系YouTuberの鹿の間が、発売中のマンガ誌『週刊ヤングマガジン』(講談社)第19号のグラビアに登場している。鹿の間は1998年4月1日生まれ、福岡県出身。チャンネル登録者数80万人越えの美容系YouTuberとして活躍している。今回、初グラビアで初水着に挑戦。12kgのダイエットにも成功した過去を持つ美ボディで魅了した。
2024年04月14日美容系YouTuberの鹿の間(しかのま/26)が、8日発売の『週刊ヤングマガジン』19号(講談社)のグラビアに登場。女子から大人気の美女が初めての水着姿を解禁したグラビアの秘蔵カットが、『ヤンマガWeb』で公開された。チャンネル登録者数が80万人を超える鹿の間は、美容クリエイターとしてさまざまプロデュースを手掛けるほか、スタイルブックの出版やモデルなど、マルチなジャンルで才能を発揮している。そして、今回は初水着グラビアに挑戦し、洗練された美BODYと内面からにじみ出る美しさで魅了。ほんわかとした雰囲気にあふれた癒し系グラビアで、新たなポテンシャルを開花させた。
2024年04月10日2018年に結婚、その後2人の男の子を出産した高橋ユウさん。夫である卜部弘嵩さんと共に暮らし、家事や育児を“分担”する中で見つけた不調との心地よい向き合い方を伺いました。卜部弘嵩さん&高橋ユウさん――高橋さんは生理痛や産後のホルモンバランスの乱れなど、女性特有の悩みは何かありますか?高橋ユウ:2人目を出産してから経血量が増えたり、生理痛がひどくなったり。何より産後はホルモンバランスが乱れて、自分ではコントロールできない気分のアップダウンが辛かったです。ひろくんに八つ当たりしてしまって、後悔して泣くこともよくありました。――そういった不調について、卜部さんと話すことはありますか?高橋:私は言うほうだと思います。「生理がきたから、そろそろ辛くなるかも」とか。家族だから一緒に過ごす時間も長いですし、一人で苦しんでいても言葉にしないと伝わらないだろうなって。卜部弘嵩:僕は男兄弟の中で育っていますし、今も周りは男性ばかりの環境なので、女性の体調に関して正直察するということがうまくできません。だから言葉にして直接伝えてもらったほうが嬉しいです。体調が優れないことがわかれば、いつもは妻がやってくれていることも、僕が代わりにできるので。――高橋さんは伝え方で、何か心がけていることはありますか?高橋:心に余裕がある時に伝えること、ですかね。生理の時は心に余裕がなくて言い方がきつくなったりもしますし、あまり主観的になりすぎてもうまく説明ができなかったりする。だから生理以外の時に「生理中の女の人はね…」みたいな感じで、第三者目線で伝えることを意識していますね。出産前も「産後はホルモンバランスが崩れてイライラしちゃうかもしれない」って事前に伝えていました。卜部:たしかにそうだったね。僕も言われて初めて、「あ、そういうものなんだな」ってわかったし。高橋:だからひろくんはそっとしておいてくれたし、「なんで怒ってるの?」って聞かれることもなく、そこに私は救われてましたね。――心身ともに辛かった時、卜部さんにかけられて嬉しかった言葉や行動はありますか?高橋:「ありがとう」をちゃんと言葉にしてくれることが嬉しかったです。食器を片付けたり、洗濯物を畳むだけでも、「ありがとう」って言ってくれるから、それだけで心が軽くなるというか。何も言われないままだと、「なんで私ばっかり!?」って思っていたかもしれない。あとは、子供がいるとなかなかゆっくりお風呂に入れないことも多いですけど、「ゆっくり入ってきな」って言ってくれると、すごく救われますね。卜部:なんとなくですが、産後の女性が大変なのはわかっていましたし、妻は家事も子育ても頑張ってくれているので、妻だけの負担にならないようにサポート…というか分担をしたいなと思っています。“サポート”っていう言い方は完全に失言だったね(笑)。高橋:よく気づいたね(笑)。うちは夫婦でドラマ『コウノドリ』を見ていたんですが、劇中に登場する旦那さんが奥さんに対して「俺も家事や子育てを手伝うから」って言って、産婦人科の先生に「手伝うじゃないだろ、あんたの子供だろ」って怒られるシーンが出てくるんです。それを見てたから、今の自分の発言がよくなかったって気づいたんじゃない?(笑)卜部:たしかにそれもあるかも。全話見てすごく勉強になりました。高橋:うちはドラマをきっかけに、「今の先生の言葉、聞いた?」とか、夫婦でよく話し合いもしました。出産に立ち会ってもらって、本当に大変なところを見てもらったのもよかったのかも。卜部:実際に出産に立ち会ってみて、思っていたより壮絶でしたし、感動もしました。高橋:命がけだったでしょ?卜部:本当に命がけ。他の旦那さんにも立ち会い出産を勧めます。価値観、変わると思いますよ。本当に女性はすごいです。――だからこそ、卜部さんは「ありがとう」という言葉が日常の中で自然に出てくるのでしょうか。卜部:そうですね。べつに言おう言おうと思っているわけではなくて、本当に自然に出てきます。高橋:ひろくんは昔から些細なことでも伝えてくれる人で。「ありがとう」って距離が近くなればなるほど出てきにくくなるし、家族には甘えてしまうものだけど、何かしてあげてもそれが当たり前と思わずに、「ありがとう」って伝えてくれるのは嬉しいですよね。――普段からそういったコミュニケーションがあるからこそ、不調や悩みも話しやすいんですかね?高橋:そうですね。どんなことも受け止めてくれるだろうなと思えるから話せるのかもしれません。ただイライラして、“察して!”みたいな時期もあったんですけど、いま思うと本当に無駄な時間だったなって。やっぱり察することって難しいし、女性の体のことは男性にはわからない部分も多いと思うから、勇気を振り絞って言ったほうがお互い気が楽になるし、関係性もどんどん良くなるんじゃないかなと思います。卜部:男性は言われないとわからないことも多いので、伝えてもらったほうが嬉しいものです。男性側も自分の仕事のことや置かれている状況を夫婦間でシェアしたり、普段から双方が話しやすい環境を作っておくと、女性ももっと話しやすくなるんじゃないでしょうか。うらべ・ひろたか1989年5月13日生まれ、東京都出身。K‐1元世界王者。引退後の現在は物流会社を経営するほか、さまざまなテレビ番組に出演。解説者としても活躍する。シャツ¥41,800(ディーヒム/フィルム TEL:03・5413・4141)その他はスタイリスト私物たかはし・ゆう1991年1月19日生まれ、滋賀県出身。情報番組『ひるおび』(TBS系)の火曜コメンテーターを務めるほか、モデルや俳優としてさまざまな雑誌やドラマに出演。シャツ¥59,400スカート¥49,500(共にビューティフルピープル/ビューティフルピープル 伊勢丹新宿店 TEL:03・3352・1111)ピアス¥15,950(ニナ エ ジュール/ショールームロイト TEL:03・6859・8112)※『anan』2024年4月10日号より。写真・須藤敬一スタイリスト・柴田一宏ヘア&メイク・山口理沙取材、文・恒木綾子(by anan編集部)
2024年04月09日美容系YouTuberの鹿の間(しかのま/26)が、8日発売の『週刊ヤングマガジン』19号(講談社)のグラビアに登場。女子から大人気の美女が初めてのグラビアで水着姿を解禁した。チャンネル登録者数が80万人を超える鹿の間は、美容クリエイターとしてさまざまプロデュースを手掛けるほか、スタイルブックの出版やモデルなど、マルチなジャンルで才能を発揮している。そして、今回は初水着グラビアに挑戦し、洗練された美BODYと内面からにじみ出る美しさで魅了。ほんわかとした雰囲気にあふれた癒し系グラビアで、新たなポテンシャルを開花させた。また、同号の表紙&巻頭グラビアには桃月なしこ(28)、センターグラビアには「高1ミスコン2019」でグランプリを獲得したタレントの千葉祐夕(ちばゆう/20)が登場。巻頭カラー漫画は、『るみちゃんの事象』などギャグ漫画の鬼才・原克玄氏による新連載『はかばなし』。
2024年04月08日大手声優事務所・青二プロダクションが、今年も一般オーディション『青二プロダクション 声優・ナレーター発掘オーディション 2024』を開催する。応募資格は、2007年4月1日以前に生まれた人で、未成年は保護者の同意が必要。二次審査に進む際、未成年の人は保護者同意書を提供する。合格となった場合、プロダクション所属もしくは養成所レッスン生として、本気で声優・ナレーターとしての将来を考える人、特定のプロダクション、レコード会社等と契約、所属をしていない人など。二次審査は6月1日(土)、2日(日)でどちらか1日、最終審査は6月23日(日)で都内審査会場に来られる人となっている。詳細は公式サイトにて要確認。■審査方法(公式サイトより)【一次審査】受付期間:2024年4月1日~2024年5月8日応募フォームよりお受けした書類およびボイスサンプルにて審査いたします。一次審査の結果については、5月中旬頃、メールにて応募者全員に通知いたします。【二次審査】日程:2024年6月1日(土)、6月2日(日)どちらか1日一次審査を通過された方は、都内にて二次審査をお受けいただきます。(一次審査の合格通知メールにて、その後の詳しい手順をお知らせいたします)二次審査は対面方式で、課題審査と面談を想定しております。結果については、6月8日前後を目処に、参加者全員にメールで通知いたします。状況により、日程、審査内容を変更する可能性がございます。その場合、改めてご相談をさせていただきます。審査の際に、交通費・宿泊費等がかかる場合、その費用は参加者のご負担となります。【最終審査】日程:2024年6月23日(日)二次審査を通過された方は、都内にて最終審査をお受けいただきます。(二次審査の合格通知メールにて、その後の詳しい手順をお知らせいたします)最終審査は対面方式で課題審査と面談を想定しております。結果については、6月中に参加者全員にご連絡いたします。状況により、日程、審査内容を変更する可能性がございます。その場合、改めてご相談をさせていただきます。審査の際に、交通費・宿泊費等がかかる場合、その費用は参加者のご負担となります。
2024年04月07日「乾燥機にかけても全然剥がれてこない」高橋ユウさんは、2018年10月に元K-1ファイターの卜部弘嵩さんと結婚し、2020年1月に第一子男児・禅清(ぜんせい)くん、2022年12月には第二子男児・倫壽(りんじゅ)くんが誕生しました。引っ越しに伴って禅清くんが新しく通うスクールの入園準備の様子を動画で紹介した高橋さん。未就学児の持ち物はとにかく大量で、しかもその全部に子どもの名前を記入する必要があります。園やスクールによって指定される持ち物は様々。今回はアプリでおたよりが配布されたそうで、確認しながら準備していきます。高橋さんがまず用意したのは、太字と極細の文字両方が書けるサインペン(おなまえマーカー)。「何より布ににじまないってのが大事よね」としつつ、布製品だけでなく靴の裏などにも名前を書く必要があるため、プラスチックや金属製品にも書けるペンをセレクトしました。園指定の防災頭巾に名前を書いてみると、にじみづらくしっかり書けてバッチリのようです。ねんどケースは、専用のシールがついているのでそこに名前を書いて貼り、そのうえで表の蓋、内蓋、容器の外側などにもひとつひとつ、全部サインペンで名前を書いていきます。続いては「出た~クレヨンに名前書いてくださいってやつ~」。クレヨンの箱だけでなく、1本1本に名前をつけていく繊細さの求められる作業です。「できるかな私にそんな……」と不安げですが、セリアで買ったラベルシールを利用して細かい作業に没頭していきます。剥がれにくい透明補強テープのついたシールは重宝しますね。ただ、今度のスクールは園児に制服があるため、洋服には名前を書かなくてOK。靴下には薄くて小さくて貼りやすいセリアの靴下用タグシールが万能だといい、「普段から使ってるんだけどめちゃめちゃいい、剥がれにくい。乾燥機にかけても全然剥がれてこない」と絶賛していました。コップやランチョンマット、上履き、着替えなどいろいろなものを入れるのに専用の巾着袋も複数必要になりますが、高橋さんは以前の園のママ友のおばあちゃんが「餞別に」と素敵なものを作ってくれたと紹介。それは禅清くんが大好きな新幹線イラストの布を使った2つの巾着袋と大きいバッグです。前の園ではイラストレーターの仕事もしている先生から、お別れに名前入りの可愛すぎる似顔絵ステッカーももらったそうで、温かなつながりを感じますね。ふと「子どもの名前をこんなに書くのも今だけかな」とつぶやいた高橋さん。自身も子どもの頃は保育園に通っていたそうですが、「自分が子どもの頃も親がこうやって準備してくれてたなんて想像もしてなかったな」と感謝の気持ちがあらためて湧いてきたようです。素材に合わせた「お名前付け」便利グッズ文房具でおなじみのキングジムが行った調査によれば、保護者が「入園・入学前の準備で、大変だと感じたこと」の第一位はダントツで「持ち物へのお名前付け」。お名前付けをした持ち物の点数は半数が31個以上と回答しており、「お名前付けする持ち物の数が多かった」「お名前付けに時間がかかった」「布などの素材に合わせて名前を付けるのに苦戦した」といった苦労が多いようです。保育園に持っていくものは、すべてに記名をしなければなりません。というのも、保育園では、名前の書かれていない落とし物がたくさん。どんなに小さなものにでも、名前を書く習慣をつけることが大切なんです。先生の手間を省くためにも、名前はわかりやすい場所に大きくはっきりと。名前を付けるグッズもいろいろと出回っているので、素材に合わせて上手に使い分けるとよいでしょう。アイロンシールはアイロンの熱を利用して貼りつけるタイプで、布の小物や洋服などに適しています。布に直接書きたくないときに便利。スタンプは押すだけで手軽に名前をつけることができますし、インクの種類によっては紙のほか、布やプラスチックなどさまざまな素材にも使えます。お名前シールはラミネート加工されているタイプであれば、水にぬれても安心なので、コップやお弁当箱、歯ブラシなどに使うとよいでしょう。アイロンでシートを貼りつけると、文字が浮き上がってくる「フロッキー」は、伸びる素材にも使えるので、靴下や下着、タオルなどへの名前付けに活躍します。参照:保育園の入園準備に必要な14項目のリスト
2024年04月04日意見を伝えたらデパートから電話が!「クレームだと思われてしまった!?」ある有名デパートに家族で買い物に行きました。私の買い物だったので、品物を吟味しているあいだ、夫がふーみんのおむつ替えに行ってくれました。ゆっくり商品を見て大満足で購入したのですが、待てど暮らせど夫とふーみんは戻ってきません。そろそろ心配になってきた頃にスマホが鳴りました。夫からです。何かあったのかと思って電話に出ると「激混みのエレベーターになんとか乗って、おむつのマークがある1階に行ったんだけど、女性用トイレの奥にしかおむつ替えベッドがないらしくて。他のおむつマークのある階に行こうにもエレベーターには全然乗れないし、また女性トイレにしかないと困るから、以前行ったことのある別のお店に行ってくるね」とのことでした。その日の買い物はとても楽しく、接客も素晴らしくて大満足だったのですが、この一件だけなんだかしょんぼりしてしまいました。夫は「多くの男性が育児するようになってから短く、まだ過渡期だし、しょうがないよ。僕はもう慣れたから大丈夫だよ」と言っていたのですが、私はなんだかとてももやもやしてしまい、勇気を出してデパートのウェブサイトのお客様フォームに、接客のお礼とおむつ替えの出来事を送ってしまいました。……送ったのはいいものの、そもそも過渡期だし、お店だってどうしようもないことかもしれないし、こういった要望を伝えるのってクレーマーと思われるかもしれないし、子連れはこれだから面倒だなって言われてしまうかもと急に心配に。次の日、スマホに見慣れない番号からの着信がありました。出てみると、なんと昨日のデパートから!「ああー!クレームだと思われてしまった!どうしよう!」と慌てて謝ったのですが、デパートの方はまず買い物が満足にできたという私のメールへのお礼と、別の階にベビールームがあり、男性はそこでオムツ替えができることを教えてくれたのでした。単純に、私たちのリサーチ不足だったのです!「よく調べずにメールを送ってしまい、申し訳なかったです」と平謝りの私に、デパートの方は「……なのですが、その情報がフロアガイドではわかりにくいことを確認いたしました。私どもでは気づけなかったことなので、お客様にお教えいただけて大変ありがたいです!このことは全店舗に共有してもよろしいでしょうか?」とお礼を言われたのです。数日後、同じデパートに行ってみると、目立つフロアガイドや案内板の全てに「男性のおむつ替えは3Fのベビールームへ」とテプラで表示されてるではありませんか!キラキラとした立派なフロアガイドや案内板に、テプラ。見栄えよりも家族連れの利便性を優先してくれたのだと思います。勇気を出して伝えてよかったと思った出来事でした。投稿募集子育て中、思いがけないことで困ったりしますよね。男性トイレにおむつ交換台がないこと、エレベーターになかなか乗れないことなど。何かあれば教えてください!#子育て中の困りごと#ふうふう子育て※匿名ご希望の方はマシュマロをお使いください。※いただいたエピソードを作品で取り上げてさせていただいたり、出典を明記のもとシェアさせていただくこともあるかもしれません。予めご了承ください。======================================次回更新は、3/31(日)の予定です。どうぞお楽しみに!<<『青鹿ユウの夫婦でふうふう子育て』をすべて読む>>======================================(編集協力:大西まお)この記事の執筆者漫画家青鹿ユウ漫画家。夫と娘と猫と暮らしている。自分の経験、専門家から学んだことを「気軽に楽しく読めて、ちょっとためになる」漫画にしたいと思っている。著書に『今日から第二の患者さん』(小学館)、共著書に『子どものアトピー性皮膚炎のケア』、『ほむほむ先生のアレルギー教室』がある。→記事一覧へ
2024年03月24日「何これ! 満足感半端ない!」「子どもが生まれる前と同じ」じゃなくても楽しい!春といえばお花見、そしてお花見といえば……お酒ですよね。私は妊娠中から禁酒していたのですが、授乳を終え、晴れてお酒を飲めるようになりました。だから、「お花見がてらちょいと一杯」と思っていたのですが、2歳児をつれてどんちゃん騒ぎをしている場所に乗り込む勇気はなくて。でも、やっぱり桜を見にいきたいと思っていました。すると夫が「桜の名所で飲酒禁止の公園があるから行こうよ」と誘ってくれたのです。ただ、「お酒抜きのお花見を楽しめるだろうか」と私の気分は少し盛り下がっていました。今まで、美味しい料理とお酒がセットだったお花見。なんなら花より団子な私は「お酒をより美味しく飲むための桜」という認識だったからです。しかし、親になったのだし、自分の楽しみより子どもを優先したいと思いました。よく「子どもが生まれたら、人生の主役は自分ではなく子どもになる」という意見もありますし、お酒を諦めて出かけたところ……なんととっても楽しかったのです!産前は、子どもに振り回されたり、子ども優先で動いたりする親御さんを見て「大変そう」と思っていた私。産前と同じ楽しみ方でなければ、楽しみは半減すると思っていたのですが、お弁当を頬張る娘&笑いながら食事介助している夫と一緒に見る桜の美しいこと、食べるお弁当の美味しいこと、過ごす時間の楽しいこと!これが俗にいう「自分の人生の主役が子どもにチェンジしたから、子どもが満足していれば私も満足」現象か……と思いきや、そのときの私の気持ちはちょっと違いました。主役交代で私がサブになるというよりも、私が自分の人生の主役のまま、楽しみの幅が増えたという感じだったのです。産前にしていたようなどんちゃん騒ぎのお花見もいまだに大好きですし、家族との穏やかなお花見もとっても楽しい!我慢やサブにまわるのではなく、単純に私の人生の楽しみの幅や目線が増えたことに驚きました。「今までと同じでなければ楽しめない」「楽しみは半減する」と思い込んでいたのですが、全くそんなことはなく、新たな楽しみが増えてとても嬉しくなりました。投稿募集子育てをしていくなかで、今までにない楽しみが芽生えることがあると思います。どんな楽しみが追加されたか教えてください!私は、加齢に伴い油物が食べられなくなってきたのですが、唐揚げをもりもり食べるふーみんを見ると満足感が高まるようになりました。#子育てで増えた楽しみ#ふうふう子育て※匿名ご希望の方はマシュマロをお使いください。※いただいたエピソードを作品で取り上げてさせていただいたり、出典を明記のもとシェアさせていただくこともあるかもしれません。予めご了承ください。======================================次回更新は、3/24(日)の予定です。どうぞお楽しみに!<<『青鹿ユウの夫婦でふうふう子育て』をすべて読む>>======================================(編集協力:大西まお)この記事の執筆者漫画家青鹿ユウ漫画家。夫と娘と猫と暮らしている。自分の経験、専門家から学んだことを「気軽に楽しく読めて、ちょっとためになる」漫画にしたいと思っている。著書に『今日から第二の患者さん』(小学館)、共著書に『子どものアトピー性皮膚炎のケア』、『ほむほむ先生のアレルギー教室』がある。→記事一覧へ
2024年03月17日夫婦で楽しむ行事食もよきもの「やってあげた」と思わなければ心穏やかに過ごせる!子どもの頃には親にしてもらっていて、1人暮らしをするようになってから全くやらなくなり、そして娘・ふーみんが生まれてから久しぶりにやり始めた年中行事……それはひなまつりです。ふーみんも2歳になり、年齢的にはいろんな行事食が食べられるようになりました。が、しかし、ふーみんはとっても偏食です。気分によっては普段の食事さえ食べないのに、見慣れない&食べ慣れない味の行事食はほぼ確実に食べません。ひなまつり向けの食材がたくさん並ぶスーパーの棚を見ながら、「ひなまつりを行事食でお祝いしたいけど、ふーみんが食べないとイラっとしてしまいそうだから……やるべきかやらないべきか……」と悩んでいました。一緒に買い物していた夫は、そんな私の言葉をうけて「やればいいじゃん」と一言。「やりたいのなら、自分のためにやればいいのではないか?」と言ったのです。「え?でもひなまつりは子どものための行事じゃないの?」と答えたら「でも行事をしたいのはユウなんだよね?」と。確かにそうです。ふーみんから「ひなまつりを祝ってほしい」と頼まれたわけではありません。夫は「子どもが喜ぶかどうかを主軸やゴールにしてしまうと、そうでなかったとき親子でしんどくなるから、自分を軸に楽しんではどうだろうか」とも。そう言われて、その通りだなと思いました。「あなたのため」「やってあげた」で動くと、相手が意にそぐわない反応を示した時に、イライラしたりしんどくなったりしてしまいます。折角のお祝いや楽しい行事なのに、親子で疲弊するのでは面白くないし、相手がどう思うかは自由だということに気づきました。夫は「もしも自分のためだけだとつまらないなら、僕も入れて。行事食、好きだよ」と言いました。幸い、夫はどんなご飯も喜ぶタイプ。夫婦2人で楽しんでもいいなと思いました。そしてひなまつり当日。大人が大好きな海鮮ちらし寿司を作りました(一応、ふーみん用に海鮮抜きのミニちらしも作りましたが、ついでなので負担はゼロ)。夫の好きなおかずに、ふーみんが普段よく食べているうどんも用意して、ひなまつりの食事のスタート!自分が大好きな食材ばかりの行事食にしたおかげで、とっても楽しく食べられました。案の定、ふーみんはちらし寿司を食べなかったのですが、そこをゴールにしていなかったので、心穏やかに「まぁ、そうだよね(笑)」と受け流すことが出来ました。子どもの行事だからといって、子どもが喜ぶことありきでがんばりすぎないこと。そして「行事をしたいのは誰なのか」ということをちゃんと自覚しておこう。そう思った出来事でした。投稿募集楽しいひなまつり!こんなご飯作ったよ、我が家はこんなお祝いしたよ、などというエピソードがあればぜひ教えてください。#我が家のひなまつり#ふうふう子育て※匿名ご希望の方はマシュマロをお使いください。※いただいたエピソードを作品で取り上げてさせていただいたり、出典を明記のもとシェアさせていただくこともあるかもしれません。予めご了承ください。======================================次回更新は、3/10(日)の予定です。どうぞお楽しみに!<<『青鹿ユウの夫婦でふうふう子育て』をすべて読む>>======================================(編集協力:大西まお)この記事の執筆者漫画家青鹿ユウ漫画家。夫と娘と猫と暮らしている。自分の経験、専門家から学んだことを「気軽に楽しく読めて、ちょっとためになる」漫画にしたいと思っている。著書に『今日から第二の患者さん』(小学館)、共著書に『子どものアトピー性皮膚炎のケア』、『ほむほむ先生のアレルギー教室』がある。→記事一覧へ
2024年03月03日赤ちゃんだった娘を落とした時のこと相手を責めることより予防策のほうが大事前回お話ししたように、夫と2人だけの外出時に娘・ふーみんの指がエレベーターの戸袋に引き込まれ、救急車騒ぎになってしまいました。幸いケガは軽かったのですが、夫は病院に駆けつけた私が激怒し責め立てると思っていたようで、怒らず「軽症でよかった」と言ったことにビックリしていました。正直、私も不安で心がざわついたり、ケガのショックで泣き疲れて寝てしまったふーみんを前に「もっと夫が見ていてくれたら」と思ったりはしたんです。でも、誰でもうっかりすることはあるし、すでに夫はできるかぎりの対処をしていたので、私の感情をぶつけるのは違うと思いました。そして、私がこう思ったのには理由があります。ふーみんがまだ赤ちゃんだった頃。ふーみんをベッドに寝かせた私は用事を思い出し、ベビーベッドの柵を開けたまま、その場を離れようとしました。するとドサッと大きな音がし、ベビーベッドからふーみんが転がり落ちてしまったではありませんか!私は全身の血が引くほどのショックを受け、こんな時はどうしたらいいんだろうと焦りました。まずは、ふーみんの状況を観察し、痙攣や嘔吐や顔色の変化などは見受けられなかったので、お風呂に入っていた夫に状況を説明。そして、かかりつけ医のやっている時間ではなかったので、子どもの救急相談ダイヤルに電話し、指示を仰いだのです。幸いにもベッドの高さや床の素材、ふーみんの反応、医療関係者の指示、さまざまな項目を照らし合わせて、その時点で緊急を要することはなかったので自宅で見守りとなりました。ふーみんや夫になんと詫びればいいのかと青ざめて震える私に、夫は「すべきことはしたよね」と言った後、次のように話してくれたんです。「すでに起こってしまったことを責めても元には戻らない。事故が起きてしまったのであれば、今すべきことをするのが第一で、それはもうできている。次に必要なのは同じ過ちを起こさない対策で、それもユウが案をたくさん出して反省もしている。今までの育児の様子を見ていれば、その対策を守ることは明らか。であれば、僕がユウを責めてもなんの意味もないよね」私は「怒られる」ということで頭がいっぱいになっていたのですが、夫の言葉で我に返ったんです。そして自分が怒られることの心配ではなく、自分の行いを振り返って心から反省して、子どもの安全を守るためにすべきことへと目を向けることができました。それ以降、何かあった時に真っ先にすべきことは、相手を怒ったり責めたりすることではないと思うようになりました。「怒られるから・責められるから」といった理由で、ケガやヒヤリハットが共通しづらくなるほうが、子どもにとって不利益が多いとも考えるようになりました。夫は、過去の自分がそんな対応をしていたことを忘れていたようで、「え!?そうだったっけ!?」と言いつつ、大切なのは「怒る・怒られる」より、「すべきことをする・繰り返さない」であるという私の言葉に同意してくれました。その後、自分の不安解消のために相手を責めたり、自分の溜飲を下げるために怒ったりすることは出来る限りしないと明言してから、夫婦間でヒヤリハット報告がしやすくなりました。子どもの安全を守るために大切なことだと思っています。投稿募集子どもの事故防止のためにしている対策があれば教えてください。我が家はベランダにいっさい物をおかないようになりました(室外機はあるのですが、ベランダの柵に届かない場所に設置してます)。#子どもの事故防止#ふうふう子育て※匿名ご希望の方はマシュマロをお使いください。※いただいたエピソードを作品で取り上げてさせていただいたり、出典を明記のもとシェアさせていただくこともあるかもしれません。予めご了承ください。======================================次回更新は、3/3(日)の予定です。どうぞお楽しみに!<<『青鹿ユウの夫婦でふうふう子育て』をすべて読む>>======================================(編集協力:大西まお)この記事の執筆者漫画家青鹿ユウ漫画家。夫と娘と猫と暮らしている。自分の経験、専門家から学んだことを「気軽に楽しく読めて、ちょっとためになる」漫画にしたいと思っている。著書に『今日から第二の患者さん』(小学館)、共著書に『子どものアトピー性皮膚炎のケア』、『ほむほむ先生のアレルギー教室』がある。→記事一覧へ
2024年02月25日娘の手がエレベーターの戸袋に引き込まれた!?「絶対怒られると思っていたからビックリした」ある休日、夫と娘・ふーみんの2人は外出し、私は1人家で仕事をしていました。すると、夫から電話がかかってきたので出たところ、声が震えていて、要領を得ない説明が聞こえてきたんです。イヤな予感を感じつつ、よくよく聞いてみると、「ふーみんがケガをしてしまい、救急車で大きな病院に運ばれた。保険証を病院まで持ってきてほしい」という内容でした。「どんなケガ?」「何があったの!?」「今の状態は?」と聞きたいことは山ほどあったのですが、電話口の夫の声は震え、動揺しているのが手に取るようにわかります。今、電話口でケガの具合や状況を問いただしてもいいことはない。ケガの状況などは医師に直接聞けばいいと判断し、とりあえず私に課せられた「保険証をもって指定された病院まで行く」ということを最優先で動きました。幸いケガは軽症で、通院は必要なものの、後遺症などが残るようなものではありませんでした。泣き疲れて眠ってしまった娘を、青ざめた表情でしっかり抱きかかえている夫。医師の診察によって酷い状況でないことがわかり、少し落ち着いていたので改めて状況を聞くことにしました。「ふーみんと一緒にエレベーターに乗ったとき、手はしっかり繋いでいたんだけど、僕はボーっとしていて。ふーみんがドアを触っていることに気づいていなくて、そのままドアが開いて、ふーみんの手が戸袋に引き込まれてしまったんだ」子育てヒヤリハットでよく聞く状況です。「大声で助けを呼び、すぐに戸袋から手を引き戻すことはできたんだけど、ふーみんは火がついたように泣いていたし、手がどうなっているかわからなくて。それで救けに来てくれた人から救急車を呼ぶことをすすめられ、つい呼んでしまった……。ふーみんにケガさせてしまったし、軽症なのに大事にしてしまい申し訳ない」憔悴しきった夫は、私に深々と頭を下げました。「今後は目を離さないようにするのはもちろんだけど、ドア側に立つのは僕というのを徹底する。二度とこんなミスを犯さないように、何重にも対応策を考える……自分が軽率なせいでふーみんに痛い思いをさせ、ユウには心配させて申し訳ない」まだ顔色が悪い夫を見て、私が一言「よかった」と言うと、夫は「え!?怒らないの?」とびっくりしていました。でも、私は夫はミスをしたものの、できることをきちんとしたと思うんです。①自分だけでなんとかしようとせず、助けを呼んだこと私は救命講習で、救助の第一は出来る限り周囲に助けを求めることと教わりました。②ケガの程度を素人判断で軽く見積もらず、病院へ急いだことかかりつけの病院もやっていない日曜だったし、診てくださった医師からも「娘さんのケースは、複合的に考えて救急車を呼んでよかった」と言われました。③自分の保身のために嘘をついたりしなかったこと私へすぐ連絡したり、実際の状況説明を包み隠さずちゃんとしていました。④今後どうしたらよいか自分でちゃんとわかっていることすぐに手を繋ぐだけでなく、きちんと見守る、ドア側に立つなどの対応策を考えていました。私が当事者だったとしても、この4点をするのが精一杯だったと思い、緊急時に自分がすべきことをしている人を責めることはないと伝えました。しかも、誰でもミスすることはあります。夫は「絶対怒られると思っていたからビックリした」と言ったのですが、私が怒らないのは、過去同じような経験をした記憶があるからでした。(続く)投稿募集子育てをしていると、どんなに気をつけていてもヒヤリハットは出てしまいますよね。見た、聞いた、体験した、そんなヒヤリハットを教えてください。#子育てヒヤリハット#ふうふう子育て※匿名ご希望の方はマシュマロをお使いください。※いただいたエピソードを作品で取り上げてさせていただいたり、出典を明記のもとシェアさせていただくこともあるかもしれません。予めご了承ください。======================================次回更新は、2/25(日)の予定です。どうぞお楽しみに!<<『青鹿ユウの夫婦でふうふう子育て』をすべて読む>>======================================(編集協力:大西まお)この記事の執筆者漫画家青鹿ユウ漫画家。夫と娘と猫と暮らしている。自分の経験、専門家から学んだことを「気軽に楽しく読めて、ちょっとためになる」漫画にしたいと思っている。著書に『今日から第二の患者さん』(小学館)、共著書に『子どものアトピー性皮膚炎のケア』、『ほむほむ先生のアレルギー教室』がある。→記事一覧へ
2024年02月18日何かを形にできるのはすごいことこれは失敗なんかじゃなくて成功なんだ!2歳になった娘・ふーみんは、ねんど遊びが大好き。「つまむ・落とす・投げる」だけじゃない動作も上手になってきました。その様子を見ていた私は「そろそろクッキーの型を抜くくらいなら、一緒にできそう。ちょうどバレンタインデーだし、一緒にクッキーを作って夫にプレゼントしよう」と思ったんです。それが間違いの始まりでした。ふーみんが一人遊びしているすきに、こっそりクッキー生地を作ってしまおうと、そーっと台所に入ったところ、秒で「おかーさん! なにしてるの~?」と見つかってしまい、「わたしもおりょうりするの!」と飛び入り参加!小麦粉がふわ〜っと宙を舞い、卵は殻ごとガシャっと投入され、粉や油のついた手で周囲をペタペタと触られて……。2歳児の面倒を見ながらの生地作りはいつもの2〜3倍の時間と手間がかかり、型を抜く工程までの道のりが果てしなく遠く感じられました。やっとのことで型抜きの工程にたどりつくも、ねんどのようには上手くいかず、幼児の温かい手で何度も触った生地はだれてしまいボロボロ。それはそれは大変でした。その後、ふーみんがお昼寝をしたすきにクッキーをオーブンに入れ、改めて台所を見渡すと、これまでに見たこともないほど汚れた状態に。自分が始めたこととはいえ、粉や油でギトギト&ベタベタになった壁や棚を半べそ状態で掃除しました。まだ無理だった……と己の認識の甘さを痛感。ほどなくオーブンからクッキーが焼けたとの合図が。当然のことながら、ボロボロの出来ばえに「大失敗だ。これは別に何か買ったほうがいいな(汗)」と思いつつ、一応夫に報告したところ……なんと夫は大喜び!ボロボロなのに……と戸惑う私に、夫は「お世話されるばかりだった赤ちゃんのふーみんが、こうやって何かに興味を持ち、形にできたということがとても嬉しい!挑戦できるってすごいことだよ!」と言いました。確かに……!2年前まで自分で寝がえりもできなかったし、一方的にお世話されるだけだった赤ちゃんが、何かを形作るのはすごいことです。これは失敗なんかじゃなくて成功なんだ!心からそう思えました。ちなみに、夫はボロボロのクッキーを、ありとあらゆる角度から写真に収めていて、「記念写真というより、現場検証みたい」と思いました(笑)。投稿募集お子さんとバレンタインのおかし作り、してますか?どんな風だったか、どんなおかしがおすすめなのかなど、ぜひバレンタインのエピソードを教えてください!#子どもとのバレンタイン#ふうふう子育て※匿名ご希望の方はマシュマロをお使いください。※いただいたエピソードを作品で取り上げてさせていただいたり、出典を明記のもとシェアさせていただくこともあるかもしれません。予めご了承ください。======================================次回更新は、2/18(日)の予定です。どうぞお楽しみに!<<『青鹿ユウの夫婦でふうふう子育て』をすべて読む>>======================================(編集協力:大西まお)この記事の執筆者漫画家青鹿ユウ漫画家。夫と娘と猫と暮らしている。自分の経験、専門家から学んだことを「気軽に楽しく読めて、ちょっとためになる」漫画にしたいと思っている。著書に『今日から第二の患者さん』(小学館)、共著書に『子どものアトピー性皮膚炎のケア』、『ほむほむ先生のアレルギー教室』がある。→記事一覧へ
2024年02月14日現在上映中の最新作『哀れなるものたち』のヨルゴス・ランティモス監督が手掛けた『ロブスター』と『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』が、シネ・リーブル池袋にて2月9日(金)より緊急上映することが決定した。アカデミー賞脚本賞ノミネートの『ロブスター』は、独身でいることが許されない不条理な近未来の世界を描く、ディストピアムービー。コリン・ファレル、レイチェル・ワイズ、オリビア・コールマンら、ランティモス作品常連となる豪華キャストに加え、レア・セドゥ・ベン・ウィショーらの共演でも話題を呼んだ。カンヌ国際映画祭審査員賞を受賞したA24製作・配給の『聖なる鹿殺し』は、引き続きコリンを主演に迎え、ニコール・キッドマン、バリー・コーガンら共演し、父が起こしたあることをきっかけに、無情な災いに巻き込まれる一家を描く物語。いずれの作品も、ランティモス監督が共同で脚本を手掛け、唯一無二の舞台設定、不穏さの中のユーモア、タイトルや劇中での独創性溢れる動物の忍ばせ方など、変わらぬランティモス・ワールドが炸裂している。鑑賞料金は1,000円均一。各作品数量限定で先着入場者特典をプレゼント。『ロブスター』ではオリジナルアートワーク版のクリアファイル、『聖なる鹿殺し』では劇中で忘れられないインパクトを放つマーティンがパスタを口にする一瞬が切り取られたステッカーが配布される。▼『ロブスター』『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』緊急上映企画【上映劇場】シネ・リーブル池袋【鑑賞料金】特別料金 1,000円均一※各種割引、各種招待券、その他優待券、株主優待券、利用不可【上映時間】2/9『聖なる鹿殺し』19:50~2/10『ロブスター』19:50~2/11休映2/12『聖なる鹿殺し』19:20~2/13『ロブスター』19:20~2/14『聖なる鹿殺し』19:20~2/15『ロブスター』19:20~『哀れなるものたち』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア 2018年3月3日より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開© 2017 EP Sacred Deer Limited, Channel Four Television Corporation, New Sparta Films Limited
2024年02月05日遊具を移動してもついてくる。どうすれば……?きちんと話せばよかったんだ!公園で遊んでいると、話しかけてきた見知らぬ男の子。私の気を引いて「見て」「褒めて」ほしいのでしょう、娘・ふーみんを貶したり煽ったりしてくるようになりました。その子の親の姿は見えません。その子に私のイライラをぶつけるわけにもいかず、かといってふーみんに意地悪されるのはイヤだったので、これはもう撤退するしかないと思い、「それじゃーね!」と、にこやかにブランコ遊びを終わらせたのですが、男の子はどの遊具に移動してもついてきます。私にできる範囲で相手をするのはいいのですが、2歳児を連れているのでちゃんと相手することはできません。相手の親御さんが見当たらない中、この子の安全を担保するのは無理です。何かあった時に責任は負えません。そのうえ、どの遊具で遊んでいても、ふーみんをバカにするような言動を取るので困り果ててしまいました。注意する?なんて言う?考えた結果、いっそのこと「私が今どうしてほしいか」を伝えてみることにしました。「この子はまだ2歳なんだ。だからできないことがあったら応援してくれるかな?」私は「意地悪な子」という印象を持ってしまっていたので、こんなことを言っても聞かないだろうと思ったのですが、あっさり「いいよ!」との返事が返ってきました。そこからは、ふーみんに「上手!」とか「こうやってやるといいよ」などと、やさしい声をかけてくれるようになったんです。その姿を見て思わず、私が「お兄ちゃん、褒めるの上手いね」と褒めたら、すごく嬉しそうに笑って、自分よりも小さなふーみんを褒めたり気遣ったりする言動がさらに増えました。本当は素直な子だということがわかり、私も自分が不愉快だからといって子ども相手にすぐ悪いレッテルをはったり、変に遠慮したりせず、きちんと話せばよかったんだと勉強になりました。とはいっても、私もそろそろ帰らねばならないし、このまま放っておくのも……と思っていたところ、突然男の子がベンチの方に向かって走っていき、ベンチでスマホを見てた男性から水筒を受け取っているではありませんか!「お父さん」って呼んでる!なんだよ!保護者いるんかーーーーい!余裕がある時や瞬間的になら公園にいる子と交流することもできますし、大人として困っている子がいたら助けたいのですが、全ては無理ですし、どうしても自分の子優先になってしまいます。何より「見て見て!」といわれて見てあげた時にすごく嬉しそうだったので、せっかく公園に来たのだから、我が子が輝いているところを見てあげてほしいな、と思いました。投稿募集よその子に注意するのは、気が引けることもありますよね。でも、大人として丁寧に伝えていくことって大事だなと学びました。こんな風に伝えたら聞いてもらえたという経験がありましたら教えてください。#よその子への注意#ふうふう子育て※匿名ご希望の方はマシュマロをお使いください。※いただいたエピソードを作品で取り上げてさせていただいたり、出典を明記のもとシェアさせていただくこともあるかもしれません。予めご了承ください。======================================次回更新は、2/14(水)の予定です。どうぞお楽しみに!<<『青鹿ユウの夫婦でふうふう子育て』をすべて読む>>======================================(編集協力:大西まお)この記事の執筆者漫画家青鹿ユウ漫画家。夫と娘と猫と暮らしている。自分の経験、専門家から学んだことを「気軽に楽しく読めて、ちょっとためになる」漫画にしたいと思っている。著書に『今日から第二の患者さん』(小学館)、共著書に『子どものアトピー性皮膚炎のケア』、『ほむほむ先生のアレルギー教室』がある。→記事一覧へ
2024年02月04日「見て見て!」アピールがすごい公園で困り果ててしまった話私とふーみんで公園に出かけた時の出来事です。親がつきっきりで見てないと怖いけど、補助があれば1人で遊具に乗れるようになってきたふーみん。2歳になって、「できた」がたくさん増えています。そんな成長が嬉しくて、キャッキャと親子で遊んでいたら、隣のブランコに乗っていた5歳くらいの男の子が「俺、立ちこぎできるよ!」と話しかけてきました。見知らぬ子だったのですが、「おぉ〜すごいねぇ」と受け答えしつつ、私はふーみんと遊んでいました。男の子は、私に「見て!見て!」と、どんどん話しかけてきます。親御さんはどこにいるのかなと近くを見渡しても、それらしき影はありません。5歳くらいになると1人で公園に来るケースもあるのかな……と思いつつ、ふーみんから目を離すわけにもいかないので、生返事で「おぉ〜」「すごーい」と答えていました。すると、私の反応が面白くなかったのか、男の子は急にふーみんに張り合うように「この子、なんにもできないじゃん。全然すごくない!俺のほうがすごいよ」と言い出したんです。「まだ練習中なんだよ〜」と伝えても、ふーみんがフラッとすると「へったくそー!ww」などと煽るようになってしまいました。ふーみんは煽り言葉がわかっておらず、ニコニコしていて気にしている様子はないのですが、私自身がふーみんへの意地悪を聞かされるのは不愉快です。心の中で「この子の親は何をしているんだろう」とイライラしてきました。男の子は煽るのが楽しくなってきてしまったのかエスカレートし、「へったくそ♪」などと歌いだしたので、さすがにちょっとこれは注意しなくては……!と思って視線を向けると、「やっとこっち見てくれた!嬉しい!」と喜ぶような満面の笑顔!私は思わず言葉を飲み込みました。この子は単純に自分を見てほしい、褒めてほしいだけだし、もしかしたら親に見てもらえなくてさみしいのかもしれません。子どもの欲求としては当然です。私が今イライラしているのは、この子のせいではありません。子どもにイライラをぶつけるのは違う……と思いました。しかし!ふーみんが煽られるのはいやだ~!この子の親御さんは見当たらないし、私はとても困ってしまいました。投稿募集公園や広場での「困ったな」があれば教えてください!解決した場合は、どのように解決したかも教えてもらえたら嬉しいです〜。#公園での困った#ふうふう子育て※匿名ご希望の方はマシュマロをお使いください。※いただいたエピソードを作品で取り上げてさせていただいたり、出典を明記のもとシェアさせていただくこともあるかもしれません。予めご了承ください。======================================次回更新は、2/4(日)の予定です。どうぞお楽しみに!<<『青鹿ユウの夫婦でふうふう子育て』をすべて読む>>======================================(編集協力:大西まお)この記事の執筆者漫画家青鹿ユウ漫画家。夫と娘と猫と暮らしている。自分の経験、専門家から学んだことを「気軽に楽しく読めて、ちょっとためになる」漫画にしたいと思っている。著書に『今日から第二の患者さん』(小学館)、共著書に『子どものアトピー性皮膚炎のケア』、『ほむほむ先生のアレルギー教室』がある。→記事一覧へ
2024年01月28日次男妊娠中はひどいつわりで大変だった高橋ユウさんは2019年に格闘家の卜部弘嵩さんと結婚し、2020年1月に第一子となる長男の禅清(ぜんせい)くんを、2022年12月に第二子となる次男・倫壽(りんじゅ)くんを出産。動画で話したのは、妊娠中のつわりについて。第一子の妊娠では食べづわりがあったものの、初めての妊娠に集中してゆったりと過ごすことができたそう。一方、第二子の妊娠ではつわりの症状が重く、長男はまだ小さいうえ、夫が仕事でいないことも多かったため、大変だったといいます。体調がしんどくても長男の保育園送迎、食事作りに食事介助、一緒に遊んだりお風呂に入れたり寝かしつけたり……と休む暇もなく、2人目妊娠の難しさを実感したそうです。それでも長男に対しては「兄弟ができるまでのたった1人の子どもでいられる期間も限られてるから、なんとか一緒の時間を過ごしたかった」と思っていたことを明かし、安定期に入ってからは長男の好きなトーマスの電車を静岡まで見に行ったり、水族館に行ったりなど、2人で過ごす時間をなるべく作るよう意識していたそうです。つわりのひどい時期に重宝したのは、大きめの抱き枕。横になっていてもツラかったのが、抱き枕によって体が楽になり、心も癒されたそうです。また、むくみがひどく普段履いている靴下だと締め付け感があったことから、ユニクロで購入したゆるゆるの靴下を愛用。これも足がすごく楽になったそうです。「やっぱり2人目は育てやすい」この4月から長男の禅清くんは年中さん。高橋さんは自身が公立育ちのため、子どもの学校も私立か公立かにこだわりはなかったものの、禅清くんが英語のスクールに通っていて英語力を身に付け始めていることから、「せっかくなら生かせる場所を」と、インターナショナルスクールへの進学を視野にいれているそうです。「でも日本語を後から習得するのも難しいから、日本語をしっかり身に着けてからのほうがいいって声もあるし、難しいねんな……」と悩む高橋さんですが、「私もヒロくんもフィリピンのハーフで、でも日本で育ったから日本語メインやし、英語出てこないってことに結構もやもやしてる部分があって、そのぶん子どもに託してるってこともあるかもしれない」と心の内を明かします。次男の倫壽くんはハイハイもつかまり立ちも早く、最近はいろんなところに登って目が離せないのだとか。「でもやっぱり2人目は育てやすい」といい、「禅清のときはどうしようって不安や、ちゃんとケアしたいって思いもあったし、手探りな部分もあったから。それも大事な経験やったと思うけど、(今では)子どもってたくましいなって感じるから、こうしてあげないと、私が頑張らないとって気負いみたいなのがなくて楽かな」と、だいぶ大らかな気持ちでいられるようになったようです。長男次男ともに生後4ヶ月から保育園に預けており、「保育園は成長を一緒になって見守ってくれる」と信頼しているようです。保育園では、小さい頃から哺乳瓶を自分の手で持って飲むことで、「自分のものを自分で飲んでるんだよっていう感覚を身に付けることが大事」と教えられたそうです。倫壽くんはごはんに対しても「自分のごはん」という思いがあるようで、スプーンを自分で持って食べたがる意欲もあるそうです。高橋さんも産後早い時期から仕事復帰。復帰したばかりの頃は、妊娠中から数えて数ヶ月のブランクに緊張や不安があったそうですが、次第に感覚を取り戻し「仕事も子育ても慣れが大事やんな」と、たくましく奮闘する母の顔を覗かせました。
2024年01月28日劇場&レストラン「青海波-SEIKAIHA-」の和食レストラン「青の舎」では、淡路島の新鮮食材を贅沢に使用した『青の舎特製 恵方巻』の予約を2月2日(金)まで受け付けています。関連URL ▲7種類の具材を使用した『青の舎特製 恵方巻青海波「青の舎」では、淡路島の新鮮食材7種を使用した具沢山の『青の舎特製 恵方巻』の予約受付を開始いたしました。海老や穴子など淡路島の海の幸をメインとした縁起の良い具材をふんだんに使用した『青の舎特製 恵方巻』は、プロの寿司職人が青の舎オリジナルの味付けを施し、一本一本丁寧に巻き上げた彩り華やかな逸品です。2024年の恵方は東北東。恵方巻には吉の方角とされる恵方を向いて、今年1年の幸せを祈りながら食べることで運気や幸運を呼び込むとされています。また、『恵方巻』をご購入いただいた方全員に、悪いものを追い払い、幸運や福を呼び込む、節分には欠かせない豆をプレゼントいたします。一年の幸福を「丸ごと」呼び込む、具沢山でボリュームたっぷりな『青の舎特製 恵方巻』をぜひご堪能ください。■青海波『青の舎特製 恵方巻』概要申込期間:2月2日(金)19:00まで予約方法:電話予約もしくは店頭予約TEL 0799-70-9110お渡し時間:2月3日(土)11:00~20:00まで ※店頭にて直接お渡しいたします内容:・海老、玉子、椎茸、干瓢、でんぶ、穴子、胡瓜の7種の具材を使用した恵方巻・節分豆料金:1,540円(税込)※icancaカード会員の方は1,400円(税込)場所:青海波 青の舎(兵庫県淡路市野島大川70)HP: Instagram: 問合わせ:青の舎 TEL 0799-70-9109 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年01月25日危ない場面では“捕獲”もやむなし子どもの安全を守るための道具は「賛」一択イヤイヤ期は、親が困ることがたくさん!我が家が特に困っていたことは「安全の担保が難しい」ということでした。娘・ふーみんはよく走りだす子で、私たち親が制止しても「イヤ!」と言って逃げます。1秒でも目を離せばあっという間に走り出し、親が焦れば焦るほどエスカレートすることもありました。ですから、つないだ手をふりほどかれないように手首をガッチリつかんで移動するしかなく、ともすれば一方的に引きずっているような感じに……。イヤイヤ防止といえど、こんなふうに手首を掴んでいいのだろうかと悩んでいました。ある日、そのことを保育園の先生に相談したところ、『振りほどかれづらい手のつなぎかた』を教えてくれました。普通に手をつないだうえで、余った大人の指を子どもの手首に回して、手と手首でホールドするつなぎかたです。これだとふーみんが手を振りほどいたり、すり抜けようとしても外れづらく、手をつないでいても滅多なことでは離れません。しかも捕獲スタイルじゃなくなる!いい方法を教わって喜ぶ私に保育園の先生は、「でもね、お母さん。危険な場面では、捕獲するような手のつなぎ方でも仕方ないと思いますよ。そこは自信を持って、子どもの命を守ることを優先してね。子どものイヤイヤを受けとめたり、自由を尊重するのも大切だけど、全部命あってのことだからね。手つなぎ以外の方法として、今は子ども用ハーネスを使っている親御さんもいるわよ」と言ってくれました。ハーネスといえば、以前ネットで見た『賛成派:安全のために使うべき』『反対派:犬みたいでかわいそう』という論争を思い出して、「賛否両論ありますよね……なんか言われたりしないでしょうか……」と言ったところ、「命を守る道具なんだから“賛”一択よ!否を唱える人が子どもの命を守ってくれるわけでもないから」とのこと。確かに、その通りです。ただ、ハーネスを使えば解決するというわけではなく、あくまでも道具なので使い方を誤ればリスクもあります。①リードの部分を長くしすぎない(何に引っかかって怪我したり、転倒したりする恐れがある)②道具が劣化していないか、装着は正しいか(万が一すり抜けたりヒモが外れると危険)などに気をつけて、手つなぎの補助として使うとよいと教えてもらい、大変助かりました。うちはホールド手つなぎで十分な効果を感じたので、結局ハーネスを併用することはなかったのですが、命の危険がある時は積極的に便利なツールにも頼ろうと思いました。投稿募集子育て中、365日24時間目を離さないのは不可能なので、道具の力も借りて子どもの安全を守りたいですよね。安全を守るためにこんな道具を使ったよ!これおススメだよ!というグッズがあれば教えてください。#子育て安全お守りグッズ#ふうふう子育て※匿名ご希望の方はマシュマロをお使いください。※いただいたエピソードを作品で取り上げてさせていただいたり、出典を明記のもとシェアさせていただくこともあるかもしれません。予めご了承ください。======================================次回更新は、1/28(日)の予定です。どうぞお楽しみに!<<『青鹿ユウの夫婦でふうふう子育て』をすべて読む>>======================================(編集協力:大西まお)この記事の執筆者漫画家青鹿ユウ漫画家。夫と娘と猫と暮らしている。自分の経験、専門家から学んだことを「気軽に楽しく読めて、ちょっとためになる」漫画にしたいと思っている。著書に『今日から第二の患者さん』(小学館)、共著書に『子どものアトピー性皮膚炎のケア』、『ほむほむ先生のアレルギー教室』がある。→記事一覧へ
2024年01月21日旅行先でトラブル続出高橋ユウさんは、2018年10月にK-1ファイターの卜部弘嵩さんと結婚し、2020年1月に第一子男児・禅清(ぜんせい)くんを出産。2022年12月には第二子男児・倫壽(りんじゅ)くんも誕生しています。1月18日のInstagram投稿で、ご機嫌な倫壽くんの写真を公開した高橋さん。しかし、倫壽くんの右手には包帯が巻かれており、「先月、旅行に行った時に電球を直に触ってしまってやけど」してしまったそう。「近くにいたのに守れずごめん」と、高橋さんもとても落ち込んだようです。やけどした際には「宿の方がすぐに氷水を用意してくれて、病院も教えてくれて応急処置、その後の処置ともにすぐにできたこともあり綺麗に治りそう」と、大事には至らなかったよう。その上で「保湿が大事みたいで、プロペトを塗ってるんやけど触らないように&自分で取れないように大袈裟に巻いてます」と、包帯を巻いている理由についても説明していました。倫壽くん本人はいたって元気で、高橋さんにとって「これが救い」になっていると、親としての本音を綴っていました。YouTube動画でも、昨年は自分以外の家族全員がアデノウイルスにかかるなど大変な1年だったと明かしていた高橋さん。また、倫壽くんがやけどを負ったのは岩手県へ旅行に行ったときだったそうですが、旅行中には倫壽くんのやけど以外に、夫の卜部さんと禅清くんが食あたりになるという事態も勃発。さらに、旅行後のタイミングで倫壽くんが胃腸炎を発症……!家族の健康トラブルが続き、心が休まらない日々が続いたことでしょう。高橋さん自身は体調不良やケガなどもなく過ごしているようですが、家族が健康でいることの大切さを改めて実感したようです。冬は特に注意したい「やけどリスク」赤ちゃんのやけどで多いのは、食卓でのやけどです。大人用の熱いお茶、味噌汁、カップ麺などは、赤ちゃんの手の届くところに置かないようにしましょう。テーブルクロスを引っ張って上に乗っていたものが倒れることもあるので、テーブルクロスは外します。また、火を扱うキッチンの入り口にはベビーゲートを設置しましょう。炊飯器の蒸気に手をかざしたり、ストーブを触ったりしてやけどをすることもあります。これらは、赤ちゃんの手が届かない場所に置いたり、柵で囲ったりして対策しましょう。電気ポットにはロックをする習慣を。冬はストーブや電気カーペット、湯たんぽなど様々な暖房器具を使うので、「低温やけど」にも注意が必要です。低温やけどはじわじわと皮膚の深部に達するので気づきにくく、直後は赤くなっている程度でも、見た目よりも重症の場合があります。湯たんぽや電気あんかを就寝中に使うことは危険なので、就寝前に布団をあらかじめ温めるために使い、寝床が温まったら布団から出します。また、電気カーペットの上に長時間寝かせたり、カイロを貼ったりすることも避けましょう。参照:【医師監修】赤ちゃんのやけど!応急処置の方法と受診が必要なとき
2024年01月19日選択肢から自分で選ばせるといい⁉︎まずは娘の主張をしっかり受けとめてから交渉へとうとうイヤイヤ期が始まった娘・ふーみん。なんでもかんでも「イヤ!」と言うので、待てる場合はできる限り待ったり、放っておくようにしていました。しかし、食事や入浴や睡眠などといった健康や生活に直結することは、無限に待ったり放っておくことも難しく……毎回「イヤ!」と拒否されると、私もイライラしてしまいがちに。どうしたものかと思って育児書やSNSを見ていたら、『複数の選択肢のなかから自分で選べると納得しやすい』という方法を発見したので、早速試してみることにしました。絵本を見ていた娘に「お風呂にする?ご飯にする?」と聞いてみました。私としては、どっちをやってもらっても大歓迎なので、これはいいぞ……!と思ったら「イヤ!どっちもしないよ!」とのお返事。内心、「ですよね~、そんな簡単にはいかないですよね〜」と思いつつ、一つ案を思いついたので試してみることにしました。まずは、私のしてほしいことを伝えてみます「ご飯食べようか?」。案の定、ふーみんからは「たべないよ!いまえほんよんでるの!」と、つれないお返事。そこですかさず、「そっか、絵本を読みたいんだね〜。じゃあ!10数えるまで絵本読もうよ。10が終わったらおしまいにしない?」と言ってみたのです。正直、これもダメだろうとダメ元でやってみたのですが、あっさり「いいよ!」とよいお返事!自分で選べるというのは大切なことですが、その前に、私がふーみんの主張を一度受け入れて、この先の見通しを伝えたほうが納得しやすいのかなと思いました。私のほうも、娘の気が向くのを無限に待つのではなく「10数えたら」「その絵本を読み終わったら」など見通しが立つことによってイライラが減ったんです。以後、まずは娘の主張をしっかり受けとめてから交渉するようになりました。この方法は娘に合っていたようで勝率がよく、日常生活のイライラが減ったので、「イヤイヤ期ってこんなものなの?案外、楽勝じゃない?」とちょっと図に乗ってしまったほど。その時の私は、イヤイヤ期はずっと同じではなく、うちの娘の場合は初期・中期・後期と発展していくのを知らなかったのです(のちに地獄を見ます……)。投稿募集様々なイヤイヤ対処法を知っておくと安心ですよね。そこで、こんな声かけや方法が効果的だった、自分の気持ちを保ちやすかった、などの体験談をぜひ教えてください。#我が家のイヤイヤ対処法#ふうふう子育て※匿名ご希望の方はマシュマロをお使いください。※いただいたエピソードを作品で取り上げてさせていただいたり、出典を明記のもとシェアさせていただくこともあるかもしれません。予めご了承ください。======================================次回更新は、1/21(日)の予定です。どうぞお楽しみに!<<『青鹿ユウの夫婦でふうふう子育て』をすべて読む>>======================================(編集協力:大西まお)この記事の執筆者漫画家青鹿ユウ漫画家。夫と娘と猫と暮らしている。自分の経験、専門家から学んだことを「気軽に楽しく読めて、ちょっとためになる」漫画にしたいと思っている。著書に『今日から第二の患者さん』(小学館)、共著書に『子どものアトピー性皮膚炎のケア』、『ほむほむ先生のアレルギー教室』がある。→記事一覧へ
2024年01月14日妻以外の誰かに、セックスレスについて相談したことはありますか「妻に拒否される」「自分が衰えた」など、男性側から見たレスの原因やそれに伴う悩みは人それぞれということがわかりました。だからこそ、妻以外の第三者に話を聞いてもらいたいと思うこともあるかもしれません。友人や同僚など、誰かに夫婦生活について相談したことはあるか、また具体的な相談内容について、パパたち231人に聞いてみました。アンケートの結果は、同じ内容で女性に聞いた場合とほぼ同様となり、「ある」は4.5%、「誰かに相談したいが、したことはない」が15.2%、「相談の必要性を感じない」が80.5%という結果に。女性に比べ、「相談したいがして(できて)いない」の回答が少しだけ多くなりました。セックスレスについて相談した相手は?続いて「レスについて妻以外に相談したことがある」と答えた男性に、誰にどんな内容を相談したのか尋ねてみました。同性の友達や同僚に相談●親友に話しましたが、「楽しめないなら別れた方がいい」と言われてしまいました。(40代/妻40代、長女16歳/結婚して20年以上)●仲の良い同性に相談したが、(彼も)似たような境遇であまり良い結論は得られなかった。(40代/妻40代、長女20歳、長男17歳、次男16歳/結婚して16~20年)●会社の同僚に、レスになった時の原因とかについて話しました。理由は大事かと思います。(40代/妻30代、長男8歳/結婚して6~10年)男性が「実際に相談した」という数少ない相手は、やはり同性の友人や職場の同僚といった気の置けない関係の方のようでした。ただし、一般的に女性よりも“共感力”に欠けるとされる男性同士の相談では、あまり良い結果は得られなかったという意見が目立ちました。相談できない理由次に、冒頭のアンケートで「誰かに相談したいが、したことはない」と回答した男性に、相談するとしたら誰にしたいか、また相談したいと思っているのにこれまでできなかった理由について尋ねました。カウンセラーなどの専門家に聞いてみたいけど……●専門家に相談したいと思いますが、どこに行けば専門家がいるのか、どういった相談をしたら良いのかわからない。(40代/妻30代、長女6歳/結婚して6~10年)●カウンセラーに相談したいが、回答が出る事で追い詰められそうな気がするのでしていない。(40代/妻30代、長男6歳、長女1歳/結婚して6~10年)●夫婦カウンセリングそのものを、妻にどう話せば良いのかがわからない。(30代/妻30代、長女3歳/結婚して2~5年)特に多く見られたのが、「カウンセラーなどの専門家に相談したい」という意見です。結論が出ない仲間内での相談よりも、建設的なアドバイスがもらえそうなカウンセリングなどを好む男性が多いようですが、「相談することでかえって追い詰められそう」と感じてしまう方も。またそもそもどこに行けば専門家がいるのか、どうやって妻に切り出すかなど、スタートからつまずいてしまいがちな実情も浮き彫りになりました。相談をためらう理由は、さまざま●同じ悩みを持っている人に相談したいが、今の夫婦関係を変えようとして悪化してしまうのかもしれないと、心配になります。(40代/妻40代、長男12歳/結婚して11~15年)●どうやって行為に誘えばいいか友人に相談したいが、どこも円満そうに見えるので切り出しにくい。(30代/妻30代、長男5歳、長女2歳/結婚して6~10年)●「こんなプレイがしたい」とか「あんな事がしたい」とか話してみたくなるが、夫婦のプライバシーを誰かに話すのは、マナー違反だと思う。(30代/妻30代、長男7歳/結婚して6~10年)「誰かに相談することで、今の夫婦関係がさらにこじれないか」と心配する人。「友人に聞きたいけど、レスなのは我が家だけなのでは」とためらう人。「そもそも夫婦の性生活について、他人に話すのはマナー違反」だと感じる人……。本当にさまざまな理由から、パパたちが相談を諦めている様子が伺えます。まとめ男同士の飲みの席で、ともすれば性の話題で盛り上がったのも若かりし頃の話。子どもがいるパパたちは、おいそれとレスの相談などできない環境にあるようです。これまで複数回にわたって、「夫婦のセックスレス」に関する調査の結果をご報告してきました。あなた自身の夫婦関係について、参考になれば幸いです。マイナビ子育て調べ調査日時:2023年4月28日~5月11日調査人数:231人(20~40代のパパ)(マイナビ子育て編集部)
2024年01月08日夫婦でセックスレスについて話し合ったことはありますか妻が妊娠・出産を経て育児に没頭するにつれ、レスの状態が長く続き「他人事じゃない」と初めて気づいた男性も多いのでは?今回は、妻とレスについて話し合ったことがあるかないかについて、子どもを持つパパに聞いてみました。アンケートの結果「ある」は16.9%「ない」は83.1%で、圧倒的に「話し合いをしていない」夫婦が多いことがわかります。話し合いはどちらから切り出した?続いて、「レスについて妻と話し合ったことがある」と答えた男性に、話し合いはどちらから切り出したのか、また話し合った結果どうなったのかについて尋ねてみました。妻の方から話し合いを持ちかけられた●妻から最近回数が減ったと言われ、理由などを話した。(40代/妻40代、長男2歳/結婚して2~5年)●妻から「定期的にはしたいかな」と言われた。(40代/妻40代、長男8歳/結婚して16~20年)●妻より。基本的には仲良くなる事で次の一歩につながると考えて、「子どもをおいて2人で出かける機会も増やそう」となり、実践している。(40代/妻30代、長男6歳 長女1歳/結婚して6~10年)まず目立ったのが、「妻側から言われた」という意見。子作りなどの理由もあるのかもしれませんが、夫婦生活について積極的に話し合いを持とうとする女性が多いことが、浮き彫りになりました。レスに悩み、妻に相談したが解決しなかった●数年前にレスについて自分から切り出した。その時は妻も受け入れてくれて月に1回くらいしていたが、頻度を決めたことで義務感が出てしまい……。盛り上がらないことも増え、そのままなんととなく減ってきた。(40代/妻30代、長男9歳、長女6歳/結婚して11~15年)●行為中にいやいや付き合っているのが分かったため、直後に「少し話せる?」という感じになった。解決策は出なかった。(30代/妻30代、長女4歳/結婚して6~10年)●話し合いをして何度かしたが、妻が気乗りしない時に「いつならできる」と明確な答えをくれないため、毎日誘っていた。その後「プレッシャーになって嫌だ、あなたの期待には応えられない」と言われ、そこから夫婦の中は冷え切っている。(30代/妻30代、長女7歳、長男1歳/結婚して6~10年)一方で、レスに悩んだ男性側から妻に相談をしたにもかかわらず、解消に至らなかったという声も聞かれました。義務的な性行為や気乗りしない態度など、理由はさまざまですが、一度の話し合いだけでレスを解決できるとは限らないようです。腹を割って話すことで状況が改善した●セックスレスの記事を見て、夫婦2人で話し合った。記念日にはセックスすることを約束した。(40代/妻30代、長男19歳/結婚して20年以上)●自分の方から、コミュニケーションや存在意義を感じる大切な行為であることを説明して、妻に理解してもらえた。半年に1回あるかどうかの状態から、月1回まで回数が増えました。(40代/妻40代、長男11歳、次男8歳/結婚して11~15年)●「今はまだできない、授乳が終わるまで」と妻から言われている。なのでそれを信じて待っている。1人目、2人目の時も同じだったので大丈夫だと思う。(30代/妻30代、長男8歳、長女6歳、次男0歳/結婚して11~15年)「レスになりかけていたところ、腹を割って夫婦で話し合うことで状況が改善した」という理想的なケースも見られました。一方的に自分の感情をぶつけるのではなく、“話し合い”をすることが大切ですね。まとめ今回の「セックスレスについて夫婦で話したことがある?」というアンケートでは、「ない」が男性83.1%・女性は83.2%、「ある」が男性16.9%・女性は16.8%と、男女差がほぼ見られないという結果になりました。これは、現代の夫婦の“リアルな実態”を反映していると言えるのかもしれません。次回は、女性側に聞いた「夫以外の誰かに、セックスレスについて相談したことはある?」の調査結果を公開します。マイナビ子育て調べ調査日時:2023年4月28日~5月11日調査人数:231人(20~40代のパパ)(マイナビ子育て編集部)
2024年01月07日自分たち夫婦は現在、セックスレスだと思いますか以前のアンケートで、子どもを持つ男性に「自分たち夫婦はセックスレスだと思う?」について聞いたところ、このような結果になりました。1位は「いいえ」の48.1%で、2位は「はい」の37.7%、残りの14.3%は「どちらともいえない」「わからない」の回答となりました。セックスレスにならないように、工夫していることがあれば教えてください今回は「いいえ=セックスレスではない」と回答した男性に、レスにならないために工夫していることを尋ねてみました。積極的にコミュニケーションを取る●日常的なコミュニケーションやスキンシップを大切にしています。また、お互い裸を見せ合わないようにしています。(20代/妻20代、長男0歳/結婚して1年)●夫婦仲を保てていれば自ずといい雰囲気作りができるので、コミュニケーションは欠かさないようにしています。(30代/妻30代、長男0歳/結婚して1年)●だいたい月に1回くらいが習慣になっているが、疲れている時などは無理をせずに伝える。(40代/妻30代、長男6歳/結婚して6~10年)まず目立ったのは、「夫婦間のコミュニケーションを大切にする」という意見。会話を重視し、些細なことでも話し合う・伝え合うようにしている様子が見受けられました。また、「今日は疲れている」といったことも隠さずに伝え、無理をしすぎないのが夫婦円満の秘訣のようです。2人きりの時間を作る。夫婦でデートする●夫婦2人だけになれる日を作るようにしている。(30代/妻30代、長男4歳、長女2歳/結婚して6~10年)●2~3ヶ月に一度は子どもを実家に預けて、夫婦だけでデートしていること。ラブホテルも利用しています。(30代/妻30代、長男2歳/結婚して6~10年)●子どもがいない時間を確認している。(40代/妻40代、長女21歳、次女19歳/結婚して20年以上)子どもがいても、たまには夫婦2人きりで過ごせる時間を持てるよう努力している夫婦は多いようです。実家に子どもを預ける、子どもが不在の時間帯を把握しておくなど、さまざまな工夫が見られました。夫婦の性生活について、積極的に話し合う●セックスについて日頃から話し合っています。(40代/妻40代、長男2歳/結婚して2~5年)●家族会議というか夫婦会議のようなもので、お互いの気持ちを確認する機会を忙しくても作っています。結構あけすけに「セックスがしたい」と言ったりもします。(30代/妻30代、長女1歳/結婚して2~5年)●お互いにやりたい気持ちを確認することが大事だと思います。(40代/妻30代、長男10歳/結婚して20年以上)先に取り上げた夫婦間のコミュニケーションの延長として、性生活についても積極的に話し合うという回答が目立ちました。たとえ恋人時代から長く連れ添った夫婦だとしても、「なんとなく分かり合えているはず」と曖昧にするのではなく、問題ときちんと向き合う姿勢が大事なのかもしれません。まとめ今現在、「妻とセックスレスではない」と答えた男性は48.1%で、全体の約半数近くを占めています。この数は女性よりも多い割合ですが、今回のアンケートから、夫婦関係について真面目に向き合って工夫をしているパパの努力が垣間見えました。次回は、女性側に聞いた「セックスレスについて夫と話し合ったことはある?」の調査結果を公開します。マイナビ子育て調べ調査日時:2023年4月28日~5月11日調査人数:231人(20~40代のパパ)(マイナビ子育て編集部)
2024年01月06日自分たち夫婦は現在、セックスレスだと思いますか前回のアンケートで、子育て中のパパに「自分たち夫婦はセックスレスだと思う?」について聞いたところ、このような結果になりました。1位は「いいえ」の48.1%で、2位は「はい」の37.7%、残りの14.3%は「どちらともいえない」「わからない」の回答となりました。続いて「はい」「どちらともいえない」「わからない」と回答した、「妻とセックスレスである(かもしれない)」と感じている男性に、今の状態を解消したいかどうかを尋ねてみました。あなたはセックスレスを解消したいと思いますか「はい」「わからない」がほぼ同数、「いいえ」は4人に1人アンケートの結果、最も多かったのが「わからない」の38.3%でしたが、次の「はい」も36.7%とほぼ同数。一方で「いいえ」と答えた人は25%で、子どもを持つ男性の4人に1人が、妻とのレス状態を解消する気がないことがわかりました。そのように答えた理由を教えてくださいさらになぜそのような回答に至ったのか、理由を聞いてみたところ、次のような声が寄せられました。「はい」と回答|コミュニケーションとして大切だから●夫婦間の大事なコミュニケーションの一つとして考えていますし、受け入れてもらえることで、自分の存在意義を感じることができるから。(40代/夫40代、長男11歳、次男8歳/結婚して11~15年)●妻の気持ちが冷めてしまいそうで、コミュニケーションのために解消したい。(40代/妻30代、長女0歳/結婚して2~5年)●やはり人間なので、交わりがないのは寂しい。(40代/妻40代、長男16歳、次男13歳、長女10歳/結婚して11~15年)「はい」と答えた方の多くが、「性行為は夫婦の大切なコミュニケーション」と考えており、夫婦として生活する上で欠かせないものと認識しているようです。また、夫婦のふれあいがないことで「寂しいと感じる」と答えた男性も多く、この割合は女性よりも顕著でした。「いいえ」と回答|無理に解消しなくても……が多数●今の生活に満足なので。 (40代/妻30代、長男6歳、次男0歳/結婚して11~15年)●無理に解消しなくても良いかと思ってしまう。誘う雰囲気もなし。(40代/妻30代、長女7歳、次女3歳/結婚して11~15年)●ほかで解消すれば良いと思っている。妻に無理強いすることによって感情がマイナスに働くのであれば、無理にお願いしない方がいい。(40代/妻40代、長女23歳、次女20歳/結婚して20年以上)全体から感じられたのは「波風を立てたくない、そこまでしてしたいわけじゃない」といった、諦観のようなムード。また女性側の回答と同様に、「特に困っていない」「現状に満足している」といった声が多く寄せられました。「わからない」と回答|自分の性欲・体力の低下が原因●特に今の自分に性行為が必要ないので。 ただ、妻には申し訳なく思う。(40代/妻30代、長男6歳 長女1歳/結婚して6~10年)●もうすぐ50代になろうとしていて、体力的にも自信がなくなり……。家庭的に幸せならこのままでも、セックスレスは大きな問題ではないのかもと思い始めています。(40代/妻40代、長男19歳、次男17歳/結婚して16~20年)●疲れるだけなので、このままでも良いかなと。(40代/妻40代、長女7歳、次女3歳/結婚して11~15年)「わからない」と回答した男性の多くが、自分自身の体力の衰えと性欲の低下を感じているようです。性行為を「したくない」というより、疲れる・眠いなどの身体的な理由から「できない」場合、レスを解消したくてもできるかどうかわからないと不安に感じるのも無理はありません。まとめいま現在「妻とセックスレスだ」「どちらともいえない・わからない」と感じている男性は、合わせて52%と全体の半数以上。そのうち「レスを解消したくない」と回答した人は25%ということで、レスに悩む男性の3/4は「何らかの形で現状を打開したい」と模索していることが明らかになりました。次回は、女性側に聞いた「セックスレスにならないため工夫していること」の調査結果を公開します。マイナビ子育て調べ調査日時:2023年4月28日~5月11日調査人数:231人(20~40代のパパ)(マイナビ子育て編集部)
2024年01月05日自分たち夫婦は現在、セックスレスだと思いますか前回のアンケートで、子育て中のママに「自分たち夫婦はセックスレスだと思う?」について聞いたところ、このような結果になりました。1位は「はい」の44.7%で、2位は「いいえ」の34%、残りの21.3%は「どちらともいえない」「わからない」の回答となりました。続いて「はい」「どちらともいえない」「わからない」と回答した、「夫とセックスレスである(かもしれない)」と感じている女性に、今の状態を解消したいかを尋ねてみました。あなたはセックスレスを解消したいと思いますか「いいえ」「わからない」が全体の3/4以上を占めるアンケートの結果は、最も多かったのが「いいえ」の42.9%、次いで「わからない」の34.2%となり、両方合わせると77.1%。夫とのレス状態を積極的に解消したいと思っていないママが、全体の3/4以上にのぼることが分かりました。逆に「はい(レスを解消したい)」の回答は23%でした。そのように答えた理由を教えてくださいさらになぜそのような回答に至ったのか、理由を聞いてみたところ、次のような声が寄せられました。「はい」と回答|その理由は●もう一生ないのかと思うと、女として終わったような感じがするから。(30代/夫30代、長男6歳、長女1歳/結婚して6~10年)●夫婦いつまでも仲良しでいたい。夫から女として見られたい。(30代/夫30代、長女2歳、次女0歳/結婚して6~10年)●セックスをしないと寂しいと感じるときがあるから。また、セックスをしたら心が満たされる気がするから。(30代/夫30代、長男1歳/結婚して2~5年)「はい」と答えた女性の多くは、夫とレス状態にあることを「女として寂しい」と感じているようです。また、「性行為をすることで夫婦仲をより円満にしたい」と考えるママも多く、夫婦間の大切なコミュニケーションと位置付ける傾向が見られました。「いいえ」と回答|「なくても困らない」から●レスのような状態でも、家族仲は悪くなく特に困っていないから。 (30代/夫30代、長男5歳/結婚して6~10年)●セックスレスでも特に困っていないから。子育てと仕事が忙しいので、セックスのために睡眠時間を削りたくないから。(20代/夫50代、長女3歳、長男2歳/結婚して2~5年)●そこに焦点がいかない。他に推し活などに興味があるため。(40代/夫60代、長女21歳/結婚して20年以上)「いいえ」と回答した方の理由として圧倒的に多かったのは、「困っていないから」でした。レスでも夫婦仲が悪いわけじゃなく、むしろ睡眠や推し活などに時間を充てられることから、無理に解消する理由が見当たらないといった意見が目立ちました。「わからない」と回答|今はまだ状況的に考えられない●したいようなしたくないような気持ちだが、体力的にはそれ程無理できない。(40代/夫40代、長男16歳、次男14歳/結婚して16~20年)●子どものことを気にしながらでなければ(しても)良いかもしれない。(40代/夫40代長女21歳、長男18歳、次女16歳/結婚して20年以上)●今はその状況ではないのでわからない。(30代/夫30代、長女0歳/結婚して6~10年)「わからない」と回答した女性の多くが、「したいのかしたくないのか、自分の気持ちがはっきりしない」といった感情を抱いているようです。また子育て中のママは「育児が落ち着いたら」「子どもがいない場所でなら」とは思うものの、今はまだそのような状況じゃないため考えられない、という意見も多く見られました。まとめいま現在「夫とセックスレスだ」「どちらともいえない・わからない」と感じている女性は、合わせて66%とちょうど3人中2人の割合。そのうち、「レスを解消したくない・このままでいい」とする人は4割を超え、多くのママが夫との性行為をもう必要としていないようです。次回は、男性側に聞いた「セックスレスを解消したいと思うかどうか」の調査結果を公開します。マイナビ子育て調べ調査日時:2023年4月28日~5月11日調査人数:244人(20~40代のママ)(マイナビ子育て編集部)
2024年01月05日自分たち夫婦は現在、セックスレスだと思いますか新婚の頃は毎晩一緒に眠っていたのに、妊娠・出産で自然と夫との性行為の回数が減り、そのままなんとなく「しないのが当たり前」になってしまったママも多いはず。今回は子育て中のママに、「自分たち夫婦はセックスレスだと思う?」について聞きました。「はい」が44.7%、5人に1人が「わからない」と回答調査の結果「はい」と答えた女性は44.7%で、4割を少し超えるという結果になりました。一方で「どちらともいえない」「わからない」は21.3%と、5人に1人の割合。「どれくらいの期間していないとそう呼ぶの?」「今は妊娠中でしていないけど、それも含まれる?」などさまざまな疑問の声が寄せられ、セックスレスの定義があいまいであることが浮き彫りになりました。セックスレスになった経緯をわかる範囲で教えてください続いて「セックスレスだと思う」と答えた女性に、そうなった経緯や理由を聞いてみたところ、次のような声が寄せられました。小さいうちも、大きくなっても「子ども」が理由●子どもが同じ部屋で寝ているので、最近はめっきり回数が減った。夫はしたがっているが、私はホテルに行ってまでという気にはならない。(40代/夫50代、長男13歳/結婚して16~20年)●子どもが小さく添い寝が必要なうちは、なかなか難しいと思う。約束しても寝落ちすることがほとんどだし、なにより夫婦で二人きりという時間がほぼない。そもそもお互いそこまで性欲が強くなく、「子ども達と過ごす時間が何よりも楽しい」 という感じだったので、レスだと悩んだこともなかった。気がついたら何年もしていないと思うくらい。(40代/夫50代、長男10歳、長女8歳、次男5歳/結婚して11~15年)●子どもが大きくなり夜遅くまで起きているので、子どもに気づかれてしまうのではと思い、そういう気分になれない。(40代/夫40代、長女16歳、次女12歳/結婚して16~20年)全体的に「小さい子どもがいるから」という理由が圧倒的に多く、これは想定の範囲内といえるでしょう。しかし、興味深いのは子どもが成長してからのこと。子どもが小学校高学年以上になると、「いろいろ分かってくる時期」「子どもが夜更かしする」といった理由からしづらくなるというケースがあがっており、年齢に関わらず、子どもの存在がレスの大きな一因となっている家庭は少なくないようです。夫が原因でできなくなった●2人目は欲しくないと何度も伝えているのに、避妊してくれないのでやりたくなくなった。 (30代/夫30代、長男2歳/結婚して2~5年)●赤ちゃんがいるのが大きいが、産まれるまでの性行為の強要や、産まれてからの育児や義家族との問題などで私の我慢に限界がきた。性行為どころかキスも拒否している。(30代/夫30代、娘10か月/結婚して1年)●相手が達するのが速くなったからだと思う。(40代/夫50代、長男18歳、次男13歳/結婚して16~20年)夫が避妊してくれない、育児や義実家との関係についてのもめ事、はたまた男性側の能力の衰えなど……。夫に対するさまざまな不満から、性生活が遠のいてしまったという意見が聞かれました。「私」の方に問題があった●自分が年齢とともに感度が落ちてきて、濡れなくもなり、挿入しても痛みを伴うようになってしまった。それが怖くてだんだん誘いを断るようになり、夫も徐々に遠慮して誘う回数が減り、今の状態に。(40代/夫50代、長女19歳、長男17歳/結婚して16~20年)●夫を男性として見れず、無理にしても気持ち悪いだけなのであからさまに態度に出していたら、誘われなくなっていきホッとしている。(40代/夫50代、長男10歳/結婚して16~20年)●前に断ったときに私が「きもい」と言ったようで、それがトラウマだというのは聞いたことがある。(30代/夫40代、長男13歳、長女0歳/結婚して11~15年)性行為に気乗りせず、強い言い方で拒絶してしまったことが原因と捉えているママは少なくないようです。また、年齢とともに「濡れなくなった」「性欲が減退した」という声も多く聞かれました。まとめいま現在「夫とセックスレスだ」と感じている女性は44.7%と、全体の4割強。しかし5人に1人以上のママが、わからない」と答えている点にも注目したいところです。育児に追われ「今は無理だけど、落ち着いたらそのうち……」と考えているママにとっては、行為自体はなくとも「うちはセックスレス」と断定できる状態ではないのかもしれません。次回は、男性側に聞いた「自分たち夫婦はセックスレスだと思う?」の調査結果を公開します。マイナビ子育て調べ調査日時:2023年4月28日~5月11日調査人数:244人(20~40代のママ)(マイナビ子育て編集部)
2024年01月04日「1年以上していない」けれど……子育て中の女性たちにここ1年での夫婦のセックス頻度を聞いたところ、「1年以上していない」が37.7%で最も多いという結果になり、出産を経てセックスレスになっている夫婦の多さが浮き彫りになりました。▼この1年でどれくらい? 理想の頻度は? 子育て中の女性に聞いた【夫婦生活調査】しかし一方で、理想的な頻度を尋ねたところ、最多の回答は「月に2~3回程度」が18.9%、次いで「月に1回程度」の16.8%、「週に1回程度」の13.9%。理想と現実にギャップがあるようです。仕事も子育ても忙しいけれど、夫婦のスキンシップを大切にしたいのも本音。けれど、お互いのタイミングが合わなかったり、日々の生活で不満が蓄積していたりで、自然とセックスレスになっているという夫婦は少なくないかもしれません。だからといって、「夫婦だからいいでしょ」と強引にするのも違いますし、良い結果は得られませんよね。レス解消のため、性生活について夫婦で話し合うことはあるのでしょうか。今回は子育て中のママに、「夫と性行為をしたいと思うか、その意思を相手に伝えているか」について率直な意見を聞きました。「わからない」が3割を超え、最多調査の結果、回答にはかなりのバラつきが見られたものの、「わからない」が30.7%で最多となりました。次に多かったのは「セックスがしたい、相手にもそう伝えている」で21.3%と、およそ5人に1人に相当します。続いて「セックスがしたくない、相手には伝えていない」が17.2%で3位ですが、それ以外の2つの選択肢とほぼ僅差となっています。パートナーは「したい」と言っている?続いて、「夫はあなた(妻)との性行為についてどう考えているか」を聞いてみたところ、次のような内訳となりました。「相手はしたいと思っている(はず)」が6割近く「相手はしたいと思っている(そう伝えられている)」が35.7%、「明確に伝えられてはいないが、したそうだ」が23%という結果になり、合わせると6割近くの女性がパートナーから性行為を求められているようです。一方で、「相手がどう思っているかわからない」が32.4%とかなり多いことも見落とせません。性行為について、多くの夫婦がコミュニケーション不足に陥ってるのかもしれません。まとめ「夫と性行為がしたいか?」また「夫はしたいと思っているか?」の質問に対する女性の回答は、「わからない」が目立つ結果となりました。次回は、男性側に聞いた「妻と性行為をしたいと思っているか」の調査結果を公開します。マイナビ子育て調べ調査日時:2023年4月28日~5月11日調査人数:244人(20~40代のママ)(マイナビ子育て編集部)
2024年01月03日