半数以上が自宅周辺のハザードマップを把握せず、備蓄は「1週間未満」が約97%【災害と住まいについての意識調査】
「ライフラインが停止した場合に備え、家族全員分の飲食料や生活必需品を何日分備蓄していますか?」と尋ねたところ、在宅避難を優先したい人でも、「1日分〜2日分」(32.0%)が最も多く、「備蓄をしていない」も約2割にのぼりました。
さらに、全体の96.7%の家庭が、備蓄品の準備が1週間分未満であることが判明しました。
※1:災害時において自宅に倒壊や焼損、浸水、流出の危険性がない場合に、そのまま自宅で生活を送る方法
避難する場所や避難経路を「家族全員が把握している」家庭は約3割
「自然災害に備え、避難する場所や避難経路を家族全員が把握していますか?」と尋ねたところ、「はい」と答えた人は3割以上で、「いいえ」が4割以上にのぼりました。
子どもだけでの在宅時、防災対策として伝えること1位は「頭を守る姿勢をとる」
現在、小学生以下の子どもと同居している555名に「大人がいないときに自宅で災害が起こった場合に備え、子どもにどんな対策を伝えていますか?」を聞くと、「頭を守る姿勢をとる」という回答が最多で3割以上でした。
一方、「特に伝えていない」という人も約2割いることがわかりました。