菊地亜美さん「産後の恨みは一生だけど、逆も一生忘れないな」夫は育休取りそばにいてくれた
と感心していました。
■産褥期はできる限り負担を軽減して
パートナーの出産に伴い、育児休業を取得する男性は徐々に増えています。
出産後およそ6~8週間は、女性の体が妊娠・出産前の状態に戻ろうとする産褥期(さんじょくき)という期間で、できるだけ負担のない生活を送ることが大切。
女性の体は赤ちゃんを産めば一気に元通りというわけにはいかず、心身ともに疲弊しています。子宮は収縮しながら少しずつ元の大きさや状態に戻っていきますし、悪露も出ます。分娩時にできた会陰の傷もしばらくは痛みます。
しかし日常生活を送る上では家事をする必要がありますし、何より生まれたばかりで昼夜の区別なく世話の必要な赤ちゃんという存在がいます。大人2人がかりで臨んでなんとか乗り切れる、というくらい大変といえるかもしれません。
産後のダメージが残った体にはちょっとした家事も負担になります。できるだけパートナーや他の家族がサポートやケアにまわりましょう。もし頼れる人が近くにいない場合は、地域のサポート制度を上手に利用することをお勧めします。自分が暮らす地域の子育て支援制度などを事前にしっかり調べておくと安心です。