くらし情報『美弥るりか「皆さんの台詞があまりにも響いてしまう」【Musical『The Parlor』インタビュー第1弾】』

2022年4月8日 13:00

美弥るりか「皆さんの台詞があまりにも響いてしまう」【Musical『The Parlor』インタビュー第1弾】

美弥るりか 撮影:You Ishii

撮影:You Ishii



美弥るりかが主演を務めるMusical『The Parlor』が4月29日に開幕する。

本作は、『The Last 5 Years』をはじめ数々の海外ミュージカルの演出を手掛け、オリジナルミュージカルの創作も得意とする小林香による新作ミュージカル。今の日本で、どこか生きづらさを抱えている人たちのためによりよい社会をと願い開かれた場所「ザ・パーラー」を舞台に描く三世代の女性たちの物語で、ジェンダーギャップ指数 120 位と発表された日本で、小林自らがいま一番伝えたいものとして企画し実現した。作曲・編曲はアレクサンダー・セージ・オーエン。アメリカで、ASCAP 財団のルシール賞とジャック・イエレン賞の作詞家賞を受賞し、ミュージカルの音楽も手掛けるなど、いま注目されている新進気鋭の作詞作曲家だ。

稽古が開始したばかりの頃、パーラーの娘であり、孤高の人気ゲームクリエイターの円山朱里を演じる美弥に話を聞いた。

初めて演じる現代を生きているキャラクター

――お稽古が始まって3日ほどだそうですが、どのようなことを感じられていますか?

私は最近、悪役とか幻とか、キャラクターに特徴のある役が続いていたのですが、今回演じる朱里という役は、日本人で世代も近くて今の時代を生きているという、初めてのジャンルのキャラクターで。

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