2022年4月8日 13:00
美弥るりか「皆さんの台詞があまりにも響いてしまう」【Musical『The Parlor』インタビュー第1弾】
これはすごく不思議なのですが、おふたりともまだお会いして1週間くらいなのに、既に安心してしまう温かさがあるんです。きっと剣さんがつくってくださっている空気だと思うんですけど、いい意味で3人とも普通に話せている感じがある。まさに家族といるような、自然体でいられるんですね。その空気が作品に繋がっていったらなと思います。朱里としてはそこに拒絶感がなくちゃいけないんですけどね。ついついお話したくなってしまいます(笑)。
「宝塚歌劇団OGだからこうあるべき」という言葉に縛られずに
――お話をうかがっていると、朱里はひとりでいたいキャラクターですが、美弥さんご自身は人と一緒にいるのが好きなのかなと感じます。
好きです。
でも、大勢といるより「一対一」が好きです……って言うと、今までずっと団体生活(宝塚歌劇団)だったので、どういうことってなるんですけど(笑)。大勢と戯れるのは得意なほうではないです。自分で言うのもなんですが、気を使っちゃうタイプで、いろんなことが気になって、心がすごく疲れちゃうんですよ。だから一人ひとりとじっくりゆっくり話すのが好きです。そしてその時は、本音しか言いたくない。私は無駄な時間は本当に要らないって思うから、うわべで話す時間はもったいなくて、最初から思っていることしか言いたくないんです。