第2次エディー・ジャパンの新たな船出は1勝4敗も、ジョーンズHC「チームを変革させるには時間と忍耐が必要」
齋藤直人(C)スエイシナオヨシ
5試合でハーフ団の組み合わせを固定しなかった点を尋ねられると?
「4年のプランで進めていこうと思う。最初の1年は才能がどこにあるのか、誰が進歩し続ける適性を持っているのかを見極める時間だと思ってといる。2年目、3年目になればコンビネーションの組み合わせを検討するし、4年目はもちろんベストの33人を選んでいきたい。だが今年は、いろいろな組み合わせを見て、選手たちに自分の力を発揮するチャンスを与えていきたい。いい選手はその能力を発揮し、そうでない選手はどんどん機会を失っていくことになるだろう」
ハーフ団は超速ラグビーの舵取りに苦戦している点を指摘されると。「私たちがやりたいプレーは、基本的にボールの75%をラインアウトかキックリターンからはじまる。世界のほとんどのチームと同じようにラインアウトからアタックをはじめる。ラインアウトでは多くの決断を下すことはないし、3フェーズ後にはモーメンタムをもってスコアしてほしい。
今の段階では、多くの選手がそれを理解していない。しかし、我々はまだ学んでいるところ。そこを頭ごなしに叩き込みたくはないし、強制もしたくない。彼らは学ばなければならない。