第2次エディー・ジャパンの新たな船出は1勝4敗も、ジョーンズHC「チームを変革させるには時間と忍耐が必要」
周りの選手たちにそれを示すことはできる。彼はまだ20歳だが、そうする必要がある。彼がワールドレベルを知らしめることで、大学ラグビーのレベルを上げることができるはずだ。森山も帝京大学に戻り、同じようなことをしてほしい。早稲田主将の佐藤も、(明治大学FL)の利川(桐生)もチームに戻り、より高いレベルでトレーニングを積んで、大学チームのレベルアップに貢献してほしい。そうすることで、重要な変化がもたらされることになるだろう。私は日本ラグビーの未来は、間違いなく大学の選手の育成に懸かっていると思っている。今後8年間は、大学生の育成がカギになる。
周知の通り、リーグワンでは完全にプロ化されている。だが、日本人の出場機会は53%にしか達していない。この数値を上げるためには大学からの8年間の選手育成は非常に重要。私たちは大学側のサポートに感謝している。日本のラグビー史上、最も大学ラグビーが重要になることだろう」
今回の5試合から見えた課題はこうである。
「ゲームのスタッツを見ると、修正したい点はある。ラグビーでは勝ち試合に必要な大事な数値が7~8つのスタッツがあり、それに基づいて99%の結果を予測することができる。