第2次エディー・ジャパンの新たな船出は1勝4敗も、ジョーンズHC「チームを変革させるには時間と忍耐が必要」
判断のいいキック1本で、相手にプレッシャーをかける場面は何度もあった。我々はまだできていないが、選手たちはキックのプレッシャーゲームを学ばなければならないし、ゲームの原則を学ぶ必要がある。
例えば、ボールを奪って前進しているのなら、プレッシャーを掛け続けたい。そして相手のWTBが上がって来たら、裏のスペースにキックを蹴る。サイドからサイドに展開するのであれば、スペースを作らなければならない。これは個々の判断ではなく、プレーの原則。だから、個人の判断とプレーの原則の両方の要素がある。
我々はゲームの原則を教え、選手たちに決断させる必要がある。
現状リーグワンでは、選手はパターン化されたスタイルでプレーしている。だから、彼らはパターン通りにプレーするだけ。私たちが彼らに求めているのは、もし前進していないなら前進する方法を見つけなければならない」
ジョーンズHCはFB矢﨑やHO佐藤健次、PR森山飛翔ら大学生が担う役割の大きさを力説した。
「昨日、矢﨑と真剣に話をした。矢崎にとって、早稲田大学に戻ってもワールドレベルのプレーヤーのようにトレーニングすることが大事になる。彼がワールドレベルのラグビーを周りの選手に知らせることで、大学ラグビーのレベルを上げることができると思う。